今回紹介するのは1月27日発売の
LEGACY OF DESTRUCTION(レガシー・オブ・デストラクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星7/光属性/天使族/攻2500/守1800
「幻奏」モンスター×2
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「幻奏」モンスター1体を特殊召喚する。
②:融合召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分の「幻奏」融合モンスターが発動した効果は無効化されない。
③:このカードが墓地へ送られた場合、
「幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ」以外の
自分の墓地の「幻奏」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
【幻奏】の新規となる光属性天使族のレベル7モンスターです。
黒いドレスを身に纏った金髪の淑女です。
ダークシグナーのような白黒が反転した目が印象的です。
カード名の由来はドイツの音楽家「ヨハン・ゼバスティアン・バッハ」でしょう。
現代の西洋音楽の基礎を築いたと言われる偉大な音楽家で「音楽の父」と称されます。
生涯で1000曲以上もの作曲を行っており
「主よ、人の望みの喜びよ」、「G線上のアリア」などがとくに有名でしょうか。
デッキからも墓地からも特殊書簡
融合素材には幻奏2体を指定しています。
幻奏融合モンスターの中でも緩めの指定であり
「オスティナート」を用いれば事前準備なしで融合召喚できますし
「幻奏の歌姫ソプラノ」を用いて融合召喚するのも容易です。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「幻奏」モンスター1体を特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、特殊召喚した場合に
デッキから幻奏1体を特殊召喚できます。
特に制約もなく好きな幻奏をデッキから引っ張りだしてこれるので
ここから更なる展開に繋げていけます。
自分の「幻奏」融合モンスターが発動した効果は無効化されない。
②の効果は融合召喚している状態であれば
自分の幻奏融合の発動した効果を無効化されません。
自分自身にも効果があり①の効果を「灰流うらら」などに邪魔されずに発動できます。
ただ「無限泡影」などに関してはこの効果自体も無効化されてしまうのでそちらは防げません。
③:このカードが墓地へ送られた場合、
「幻奏の音姫スペクタキュラー・バッハ」以外の
自分の墓地の「幻奏」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、墓地に送られた場合に
同名カード以外の墓地の幻奏1体を守備表示で蘇生できます。
とにかく墓地へ送られればいいので相手の除去に対して保険をかける使い方もできますし
このカードを「幻奏の華楽聖ブルーム・ハーモニスト」などのリンク素材にする事でも
更なる展開として利用できます。
展開の繋ぎに大活躍
2つの展開効果を持っておりその出しやすさも含めて
展開の繋ぎに特化しているカードです。
①の効果で特殊召喚した幻奏と合わせてブルーム・ハーモニストをリンク召喚、
更に③の効果で蘇生をするといった動きが単純に強く
この際に①と③の効果それぞれで「幻奏の音姫ローリイット・フランソワ」を特殊召喚する事で
あちらがもつ墓地から幻奏を回収する効果を連続で発動する事もできます。
結果的にオスティナート1枚からブルーム・ハーモニストを絡めた展開を
さらにパワーアップさせた形で行えるので多大なアドバンテージを確保可能です。
ソプラノを絡めた動きでも同様の事が行いやすく
【幻奏】における大量展開に大きく貢献してくれる1枚です。
モーツァルト、ショパン、シューベルトに続いて
バッハをモチーフとする 幻奏の音姫も出てきました。
この手の著名な音楽家でベートーヴェンは鉄則な気もするので
まだとっておきとして残している感じしますね。
コメント
今まで出して旨い融合モンスターがいなかったけれど、バッハの登場で「このカードを融合召喚すれば」というレベルになった。これは捕食植物のアンブロメリドゥスも同じだけど