今回紹介するのは1月27日発売の
LEGACY OF DESTRUCTION(レガシー・オブ・デストラクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:トークン以外の相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる
(このカードの発動に対して、相手は対象のモンスターの効果を発動できない)。
種族・属性・攻撃力の内、2つ以上が対象のモンスターと同じモンスター1体を
手札・デッキ・EXデッキから効果を無効にして特殊召喚し、
対象のモンスターの効果を無効にする。
この効果で特殊召喚したモンスターと対象のモンスターのカード名が同じ場合、
さらにその2体を裏側で除外できる。
汎用の速攻魔法です。
霊獣使い レラの背後にセフィラ・メタトロンが浮かび上がっています。
セフィラ・メタトロンと共鳴してその力を授かる感じでしょうか。
種族、属性、攻撃力のうち2つ以上一致するモンスターを用意して効果無効
①:トークン以外の相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる
(このカードの発動に対して、相手は対象のモンスターの効果を発動できない)。
種族・属性・攻撃力の内、2つ以上が対象のモンスターと同じモンスター1体を
手札・デッキ・EXデッキから効果を無効にして特殊召喚し、
対象のモンスターの効果を無効にする。
その効果は1ターンに1度、
トークン以外の表側モンスター1体を選択、
その種族、属性、攻撃力のうち2つ以上が一致するモンスターを
手札、デッキ、エクストラデッキから効果無効で特殊召喚、
そのモンスター効果を無効にします。
種族の一致は中々難しいですが属性は光属性と闇属性は多く見かけますし
攻撃力は2500や3000のモンスターはよく見かけるので
これらのモンスターをメインデッキやエクストラデッキに忍ばせておけば
無効にできる機会が多いです。
またチェーン不可であり「天霆號アーゼウス」や「IP:マスカレーナ」といった
フリーチェーン効果持ちに対しても効果発動を許さずに無効にできます。
さらにその2体を裏側で除外できる。
また同名カードを特殊召喚していた場合はその2体を裏側で除外する事も可能です。
この条件を満たせるのであればチェーン不可の除去手段として活用できるようになります。
ミラーマッチでなくとも「フルール・ド・バロネス」や「S:Pリトルナイト」といった
汎用性の高いエクストラデッキのカードに対しては
同じカードをエクストラデッキに用意しておけば発動出来る機会も多いでしょう。
妨害手段として使う?展開手段として使う?
このカードの使い道は主に2通りあります。
1つは相手のモンスターを無効にする妨害手段としての使い道で
特にエクストラデッキでよく見かけるタイプのカードに関しては
同じカードを採用しておく事でメタ手段として機能させやすいです。
それ以外のカードに関してはこのカードで無効にしたい仮想敵をあらかじめ考えておき
それを無効にできるカードをメインデッキやエクストラデッキに採用しておく形になります。
例えば「黒魔女ディアベルスター」を無効にしたい場合、闇属性魔法使い族なので
同じく闇属性魔法使い族の「涅槃の超魔導剣士」あたりをエクストラデッキに忍ばせておけば
このカードによる妨害ができるようになります。
【ラビュリンス】のように属性と種族が統一されているデッキであれば
より無効が狙いやすいでしょう。
ただいずれにせよエクストラデッキをメタ手段として使う形になるので
エクストラデッキをあまり活用しないデッキの方が使いやすいでしょう。
もう1つは特定のモンスターをメインデッキやエクストラデッキから
効果無効でもいいから出したい場合です。
この場合、特定のカードを送り付ける事が出来れば
狙ったカードをデッキやエクストラデッキから用意しやすくなります。
例えば「多次元壊獣ラディアン」を相手に送り付けた場合、
任意の闇属性悪魔族をデッキやエクストラデッキから特殊召喚できます。
どちらの使い方でも便利であり状況に合わせて
妨害カードとしても展開手段としても使えます。
メタとして使う場合、よく使われるカードの把握が試される扱うの難しいカードではありますが
上手く使いこなす価値は十分にあるでしょう。
特に環境デッキを仮想敵とするのであればより価値は高まります。
妨害手段として見た場合、浮幽さくらとは相互互換のような関係であり
あちらと違って相手ターンにはセットしていなければ発動できませんが
チェーン不可により後出しからでも妨害手段として機能しやすく
かつメインデッキの相手に対しても有効、完全に一致してなくても妨害が狙えると
こちらならではの利点もあります。
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