遊戯王OCG STORIES 第3巻が1月4日発売されます。
今回紹介するのはその付属として収録されるこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
光属性/機械族/攻1500/LINK-2
【リンクマーカー:左/右】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
光・闇属性モンスター2体
このカード名はルール上「閃刀姫」カードとしても扱う。
自分は「合体術式-エンゲージ・ゼロ」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、
このカードはL素材にできない。
①:このカードが特殊召喚した場合、
フィールドの攻撃力2500以上のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
②:自分の墓地に「閃刀姫-レイ」及び「閃刀姫-ロゼ」が存在する場合、
このカードが攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
閃刀姫-レイと閃刀姫-ロゼが2人で巨大な剣を天高く構えています。
漫画OCGストーリーズにおける2人の合体技であり
この技でもって閃術兵器-S.P.E.C.T.R.A.を撃破しています。
名前から閃刀起動-エンゲージをを強く意識したものとなっています。
あちらはレイやロゼが持つ剣を展開して自身の体に装備するというもので
他の形態に変化する前の通常モードと言える基本となる行動です。
この技はそんな通常モードへの換装を2人で行った事で
1つの巨大な剣の形成をしたという事なのでしょう。
基本技と呼べるものが最終決戦において合体技としてパワーアップ版が放たれるという
実に王道な代物となっています。
特殊召喚時に攻撃力2500以上の効果を無効に
光・闇属性モンスター2体
このカード名はルール上「閃刀姫」カードとしても扱う。
自分は「合体術式-エンゲージ・ゼロ」を1ターンに1度しか特殊召喚できず、
このカードはL素材にできない。
リンク素材には光属性か闇属性2体を指定しています。
大事なのはこのカードが閃刀姫と名の付くカードとしても扱う点、
そして他のLINK-2以上の閃刀姫と違って
リンク召喚でしかエクストラデッキから出せない制約が存在していないという点です。
これにより「閃刀姫-レイ」が持つ効果でエクストラデッキから直接特殊召喚が可能であり
実質的に「閃刀姫-レイ」1枚で出せる他、「閃刀起動-リンケージ」の効果でも出せます。
リンクマーカーは左右方向に存在します。
メインモンスターゾーン向きの配置ですが【閃刀姫】は複数リンクを並べる事が稀なので
EXモンスターゾーンに出してもあまり問題はないでしょう。
またリンク素材にはなれない制約が存在しています。
レイ1枚で実質LINK-2になれるようなものなのでしょうがないですね。
フィールドの攻撃力2500以上のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
①の効果は特殊召喚した場合に
場の攻撃力2500以上のモンスターの効果をターン終了時まで無効にできます。
特に相手ターンに特殊召喚する事で相手の妨害として機能する効果で
「閃刀姫-レイ」や「閃刀起動-リンケージ」によって相手ターンに特殊召喚する事は容易です。
ただ無効にできる対象は攻撃力2500以上に限られているので
下級モンスターの妨害は難しくエース級のモンスターの妨害が中心となります。
このカードが攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
②の効果は墓地に「閃刀姫-レイ」と「閃刀姫-ロゼ」の両方が存在していれば
自身が攻撃するダメージステップ開始時に相手モンスターを全て破壊できます。
攻撃を介する必要こそあるものの強力な全体除去として機能し、
仮に相手が破壊耐性を持っていたとしても①の効果で無効にしてから破壊が狙えます。
あくまで自身で攻撃しなければならず、
相手の攻撃に対しては発動できない点に注意です。
自分ターンであれば②の効果によって全体除去を狙う事があり
相手ターンであれば①の効果による妨害が狙う事ができると
自分、相手ターンどちらで出しても活躍が期待できる優秀なカードです。
②の効果の為には墓地にレイとロゼの両方を用意しておく必要がありますが
ロゼは「未来の柱-キアノス」によって墓地に送る事が出来るので
後はレイを用いてこのカードの特殊召喚に繋げられれば条件は満たせます。
出しやすさと強さを高い水準で兼ね備えたカードであり
【閃刀姫】における動きの幅を広めてくれる存在です。
ちなみに私はレイよりロゼ派です。
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