《レアル・ジェネクス・チューリング》遊戯王ＯＣＧカード考察　レアル・ジェネクス・クロキシアンの価値が一気に高まりました

今回紹介するのは１１月２５日発売の

TERMINAL WORLD （ターミナル・ワールド）よりこのカードです。

カード説明

wiki

【ジェネクス】の進化形となる闇属性魔法使い族のレベル２チューナーです。

レアル・ジェネクス・オラクルの進化形となります。

オラクルの時よりもさらに大型の動力炉を背中に取りつけています。

オラクルの方は角ばった動力炉でしたがこちらは全体的に丸みのある形になっていますね。

また色合いも緑色からオレンジ色になっています。

「チューリング」とはこの場合はチューリングマシンの事だと思われます。

イギリスの数学者、アラン・チューニングが発案した計算機械であり

くりかえしで構成される計算を実行可能な装置として

最も単純な仕組みのコンピューターのモデルとなった存在です。

相手ターンに手札から出て来てシンクロ召喚

①の効果は相手メインフェイズに１度、

自分の場にジェネクスと名の付くモンスターがいる場合に自身を手札から特殊召喚しつつ

ジェネクスシンクロのシンクロ召喚が行えるというものです。

フリーチェーンにシンクロ召喚が行える効果であり

チューナーである自身がいきなり手札から出て来てシンクロ召喚されるので

この手の効果の中でも奇襲性が高いものとなっています。

特にシンクロ召喚時にコントロール奪取ができるレアル・ジェネクス・クロキシアンは

相手ターンにシンクロ召喚を狙う価値が高く、

妨害効果を持つＡ・Ｏ・Ｇ リターンゼロも相手ターンに出しても効果を活かしやすいです。

②の効果は１ターンに１度、ジェネクスシンクロのシンクロ召喚を狙う場合に

自身のレベルを１か３として扱う事もできます。

レベル１～３の任意のレベルのチューナーとして扱えるので

シンクロ召喚のレベル調整がやりやすく①の効果の使い勝手も上がります。

実際に①の効果からシンクロ召喚を狙うには

このカードで出したいカードの筆頭はレアル・ジェネクス・クロキシアンですが

あちらはチューナーだけでなく非チューナーにも闇属性を指定しています。

このカードでシンクロ召喚する為にはレベル６～８の闇属性が必要ですが

メインデッキにこのレベルに該当する闇属性ジェネクスは存在しません。

なので実際にこのカードからレアル・ジェネクス・クロキシアンへ繋げる場合、

先にA・ジェネクス・トライアームなどの闇属性シンクロを出しておくのがいいでしょう。

幸いジェネクスはチューナーが豊富に存在しているので

一旦シンクロを挟むというのは難しくありません。

Ａ・Ｏ・Ｇ リターンゼロに繋げる場合も

同様に一旦別のシンクロを挟むのがやりやすいです。

こちらは要求レベルが１レベル増えるものの闇属性に限定されないので

ある意味ではレアル・ジェネクス・クロキシアンよりも出しやすいと言えます。

進化前の「オラクル」が空想上の演算装置を表す名前である事を考えると

あちらの元になった存在なのかもしれませんね。

同一個体なのか別個体なのかも気になる所です。