今回紹介するのは「アルケミー/エルドレインの森」よりこのカードです。
目次
カード説明
インスタント(1)(緑)(青)
あなたのライブラリーの一番上にあるカード10枚の中からクリーチャー・カード2枚を抽出する。
その後、ライブラリーを切り直す。
あなたの手札にあるすべてのクリーチャー・カードは永久に+1/+1の修整を受ける。
真の愛はありふれた日常を魔法的なものにしたり、耐え難いことが耐えられるようにするものだ。
1緑青3マナのインスタントです。
ヴァントレスの追放者、マラカンが怪物と一緒に幸せそうにピクニックを楽しんでいます。
エルドレインの王権で登場していた角「共に逃走」の続きのカードとなっており
逃走を果たした後に2人が幸せを手にしている事が伝わってくるイラストとなっています。
カード名も2人でこのまま暮らしていく事を示唆する感慨深いものであり
今回のカードの中でも実にエモい代物となっています。
気になる点があるとすれば怪物の寿命でしょうか。
もし怪物の寿命が人より短い、歩いは長いものであれば
どちらかが先だってしまう事になるでしょう。
ただこの2人はそんな寿命差も承知で一緒になる心構えが既にあるのかもしれませんね。
クリーチャー2枚摘出して手札のクリーチャー強化
その後、ライブラリーを切り直す。
あなたの手札にあるすべてのクリーチャー・カードは永久に+1/+1の修整を受ける。
その効果はデッキトップにあるカード10枚からクリーチャー2枚を摘出、
その後に手札にある全てのクリーチャーに永久に+1/+1の修正を与えるというものです。
摘出できるクリーチャーはランダム性こそ高いものの
10枚めくれる事からクリーチャーメインのデッキであれば不発の可能性はかなり低く、
かつ手札にあるカードも含めて全て永続的に強化されるという豪華なおまけもついています。
その特性上デッキに存在するクリーチャーの比率が多ければ多いほど、
摘出が腐りにくく、かつ手札で強化されるクリーチャーの割合も多くなりやすいです。
その為に自然とクリーチャーに比重を置いたデッキで活用していく事になるでしょう。
現在、アルケミーにおいて青緑のシミックカラーでクリーチャーメインのデッキとしては
占術を軸とするエルフデッキが存在しておりまずそちらでの活用が期待できます。
勿論それ以外でもくりちゃーメインのデッキであれば問題なく運用が可能であり
とりあえず青マナ1枚あれば発動ができるので
緑中心のデッキでもある程度青マナの土地を混ぜれば十分使えます。
ただこのカードの発動そのもは何かしら盤面に影響を与えるものではないので
アグロ系のデッキにおいてはテンポが遅れる原因になりえます。
どちらかといえばミッドレンジ系のデッキ向けのカードと言えるでしょう。
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