今回紹介するのは10月28日発売の
PHANTOM NIGHTMARE(ファントム・ナイトメア)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星2/水属性/魚族/攻 0/守1500
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに魚族モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、
その内のモンスター1体と自分の除外状態の
レベル6以下の魚族モンスター1体を対象として発動できる。
対象の相手のモンスターとこのカードを除外し、対象の自分のモンスターを特殊召喚する。
③:このカードが除外された次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外状態のこのカードを特殊召喚する。
【ゴーティス】の新規となる水属性魚族のレベル2モンスターです。
イルミネーションのように光を見せる透明な骨の魚です。
その奥にはゴーティスの月夜サイクスが不気味に待ち構えています。
体内にある青い月が印象的です。
サイクスのイラストでもこの姿が確認でき
サイクスが頭にぶら下げた疑似餌である事が伺えます。
サイクス共々チョウチンアンコウがモチーフのカードだと思われ
疑似餌であると同時にチョウチンアンコウのオスを意識しているのかもしれません。
カード名はゴーティスの命名法則を考えると
ハウサ語で魚を意味する「kifi」のアナグラム「kiif」だと思われます。
自身を相手ごと除外して
①:フィールドに魚族モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は自分の場に魚族がいる場合に
自身を手札から特殊召喚出来る自己展開効果です。
【ゴーティス】をはじめ魚族をメインとするデッキであれば
自然と自己展開条件を満たす事ができるでしょう。
ちなみに相手の場に魚族がいる場合でも自己展開条件を満たせます。
ミラーマッチの場合などは意識しておくといいでしょう。
②:相手フィールドにモンスターが特殊召喚された場合、
その内のモンスター1体と自分の除外状態の
レベル6以下の魚族モンスター1体を対象として発動できる。
対象の相手のモンスターとこのカードを除外し、対象の自分のモンスターを特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、相手の場にモンスターが特殊召喚された場合に
そのモンスターを自分ごと除外して
除外ゾーンのレベル6以下の魚族を特殊召喚できるというものです。
自身と言う疑似餌で相手をおびき寄せて相手を除外という形で捕食、
本体となるサイクスが出てくるのを意識しているのでしょう。
除外を多用するゴーティスであれば特殊召喚する為のレベル6以下の魚族は用意しやすく
あとは相手が何かしら特殊召喚をすれば条件を満たせるので
相手ターンであれば積極的に発動が狙え妨害と展開を同時に兼ねる事が可能です。
③:このカードが除外された次のターンのスタンバイフェイズに発動できる。
除外状態のこのカードを特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、
自身が除外された次のターンのスタンバイフェイズに除外ゾーンから特殊召喚が可能です。
②の効果で自身を除外すればそのままこの効果に繋げる事が可能であり
相手ターンに除外していれば次の自分ターンには帰ってくるので
そのまま各種素材として利用が可能です。
そのまま場に維持て次の相手ターン、再び②の効果を狙うのもいいでしょう。
ゴーティスの月夜サイクスでサーチしてそのまま除外して効果を発動する手もあります。
総じて【ゴーティス】において妨害と展開を同時に兼ねる優秀なカードであり
このカードが場に出ていれば相手は迂闊にモンスターを特殊召喚できなくなるでしょう。
ステータスは低いながらも守備力1500という数値は
意外と下級モンスターだけでは突破できない事も多く
特殊召喚する前に戦闘破壊して対処する、というのが出来ないデッキも少なくないです。
その代わりレベル2の非チューナーなのでシンクロ素材としては使いづらいものの
自分ターンであれば一緒に収録される灯魚が有力なシンクロ召喚先の候補となります。
また効果自体は魚族デッキ全般で使える代物となっており
②の効果の発動する為の除外ゾーンの魚族さえ用意できるのであれば
【ゴーティス】以外でも問題なく活用が可能です。
揺海魚デッドリーフや鰤っ子姫などでも条件は満たせますし
白闘気海豚や水の精霊 アクエリアで除外してしまう手もあります。
このカードが発表された当日の夜に
シンクロ先となる灯魚が発表されるのがニクいですね。
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