《白鰯（ホワイト・サーディン）》遊戯王ＯＣＧカード考察　墓地肥やししつつ展開できる便利なイワシ

今回紹介するのは１０月２８日発売の

PHANTOM NIGHTMARE（ファントム・ナイトメア）よりこのカードです。

カード説明

wiki

【ホワイト】の新規となる水属性魚族のレベル２モンスターです。

白い魚型のモンスターが群れを成して泳いでいます。

モチーフはその名が示す通りに「イワシ」でしょう。

食用として有名な魚ですが単体の魚を指すのではなくいくつかの小魚の総称であり

主にマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシの３種類に分かれ

ここから更に近縁種がいくつも存在しています。

同名カードを墓地へ送って特殊召喚

①の効果は１ターンに１度、デッキから同名カード１体を墓地へ送る事で

自身を手札から特殊召喚出来る自己展開効果です。

デッキに同名カードが残っているという条件こそあるものの

何の下準備もなしに墓地肥やしをしながら自己展開が可能となっています。

制約として効果を発動したターンは

エクストラデッキから水属性しか特殊召喚ができなくなります。

水属性を中心としたデッキでの運用が前提となり

同じ魚族でも灯魚などは出せなくなります。

逆に言えば水属性メインであれば問題ありません。

②の効果は墓地から蘇生されたターンの間、

自身をチューナーとして扱う事ができるというものです。

各種ホワイトが共通で持っている仕様であり

このカードの蘇生自体は白曼波や白の水鏡、浮上などで行えます。

特に一緒に収録される白曼波とのシナジーを考えられたカードで

墓地肥やしを行いつつこのカードを特殊召喚する事で

そのままあちらの特殊召喚の条件を見たしつつ蘇生が行えます。

召喚権を使わずにモンスターが３体並ぶ事になるので

連続シンクロや連続リンクに繋げやすいです。

ただその性質上デッキに同名カードがなくなると特殊召喚できなくなり

もしデッキに３枚採用している場合、１度効果を発動すると

最後に引いた１枚は①の効果が発動できません。

気になるようであれば貪欲な壺などのデッキに戻す手段も

一緒に用意しておくのがいいでしょう。

２枚だけ採用して最初から効果発動は１回だけと割り切るのも手です。

制約さえ受け入れられるのであれば

水属性デッキ全般で使いやすい性能をしたカードとなっています。

特に蘇生手段も用意しておくとチューナーとしても活かせるようになるので

より使い勝手が上がるでしょう。

ここにきてホワイトの新規が出るのが予想外です。

漫画版ＡＲＣ－Ｖの中でも蓮は優遇されていますね。