遊戯王ゴーラッシュ80話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
ん?今何でも言う事を聞くって
テレビをつけるとそこには大々的に放映される高級宇宙家具屋セツリのCMが。
次に正気に戻すべき相手が見つかった瞬間です。
そしてパクり元を隠す気が微塵も感じられません。
さてそんなこんなで立派な店舗をかかえたセツリに向かったユウディアス御一行。
来客の3人をザイオンはよく来てくれたと快く歓迎してくれます。
迎えられた部屋は遊歩の言葉を借りるならゴージャスが過剰との事で
商売繁盛の結果成金趣味になってるのが伺えます。
そして現在大人気のマッサージチェアを試してくれないかというザイオン。
ユウディアスが試してみたところハッピドゥバンビドゥを連呼してとってもご満悦です。
なお今回ユウディアスはずっとこのマッサージチェアで悶えてます。
まさに幸せの謳歌といった感じのザイオンですが
正気に戻す為にはここが仮想区間だってことを認めさせなければいけません。
それはこの幸せが虚構のものである事を本人に自覚させるという事です。
クァイドール時空において888億店舗の夢を見事にかなえた事になっているザイオンは
まあ当然と言うべきかそれが虚構であるとは「認めようとしません」。
遊飛たちに頭良さそうに見えて結構アレという酷い評価をされています。
こうなってしまったはもう残す手段はラッシュデュエルしかないという事で
遊飛はザイオンにラッシュデュエルを申し込みます。
なおもし負けたら何でも言う事を聞くと言った結果、
ザイオンは勝ったら遊飛を社員として働かせる心づもりのようです。
会社が順風満帆で猫の手も借りたい状態との事で完全にバブルのノリです。
そんなこんなで遊飛VSザイオンのラッシュデュエルが始まりました。
ハッピドゥーとバンビドゥーの調和
先攻はザイオン、ドロー。
夢は叶えてこそ意味があるといきなり魔法「ディープワーニング・フュージョン」を発動、
ディープスペース・ユグドラゴをフュージョン召喚します。
セツリはこれでターンエンド。
遊飛のターン、ドロー。
まずモンスターを3体召喚。
ジョインテック・カッタールノの効果で場のレベル4以下の数だけ墓地を肥やし
墓地のジョインテック・ヒーローを手札に加えます。
そして2体リリースでジョインテック・ヒーローをアドバンス召喚。
更にジョインテック・プテロマットの効果で
墓地からジョインテック・エースを手札に加えてそちらも召喚します。
ジョインテック・ヒーローの効果で攻撃力を1500上げ
さらにモンスターを2体リリースしてジョインテック・アルパンチノ2体をアドバンス召喚。
その効果は墓地のモンスター2体をデッキに戻す事で
相手モンスターの攻撃力を600下げつつ1枚ドローするというもので
これを2回分発動します。
こうしてヒーローの攻撃力をディープスペースを上にする事に成功しましたが
攻撃をした所でザイオンは罠「ディープスペース・インパクト」を発動、
墓地のスペース・ユグドラゴ3体とディープワーニング・フュージョンを手札に戻して
ジョインテック・ヒーローを破壊します。
遊飛はこれでターンエンドです。
ザイオンのターン、ドロー。
このタイミングで遊飛は罠「ジョインテック・メリーゴーランド」を発動、
相手の手札1枚をハンデスしそれがモンスターであれば
1枚ドローさせる代わりに相手の場のモンスターをデッキに戻せるというもので
見事に手札のスペース・ユグドラゴをハンデスして
ディープスペースを除去する事に成功します。
同時にハンデスによって再度ディープスペースのフュージョン召喚も防ぐ算段ですが
それでもザイオンはディープラーニング・フュージョンを発動、
奇跡のセツリがふたつの宇宙を満たす時!
祥獣の王が目を覚ます!
降臨せよ!デュアルスペース・ユグドラゴ!!
2体のスペース・ユグドラゴを手札から素材にして
デュアルスペース・ユグドラゴをフュージョン召喚します。
ちゃんと2体素材用のフュージョンモンスターも存在していたわけですね。
ディープラーニング・フュージョンの効果で遊飛の魔法罠を破壊し
ガーディアン・オブ・サイバースを召喚してその効果で
デュアルスペースの攻撃力を上げさらに効果破壊耐性も付与します。
そしてデュアルスペースの効果によって2回攻撃を可能にした上で
アルパンチノに攻撃をしかけます。
これに対して遊飛は罠「ジョインテック・タッグパワー」発動、
アルパンチノの攻撃力を上げてさらに攻撃してきたモンスターを破壊できますが
効果破壊耐性が付与されている為にデュアルスペースを破壊できません。
耐性が付与されている事を忘れたのか?と煽るザイオンに対して
もちろん覚えているさと笑顔で言う遊飛。
何故笑っているのかとザイオンは聞けばわくわくしてるからだと答えます。
そしてザイオンもそう感じているんだろ?とも。
ピンチだけどそれを切り抜けたいと思っている、それを楽しいと感じると。
それに同意するのは相変わらずマッサージチェアで悶えているユウディアス。
先ほどから堪能しているマッサージチェアはユウディアス曰く
ハッピドゥとバンビドゥが絶妙な調和で織りなされるというもので
これは幸せな事と辛い事の両方を理解していなければ作れないものだと主張します。
マッサージチェアにそんなメッセージ性を見出す人初めて見ました。
そして実際にザイオンもデュエルを楽しむ遊飛に感化されているようで
永遠にラッシュデュエルを楽しみたい気持ちすらあると言います。
ザイオンはこれでターンエンドです。
いい夢見れたかよ
遊飛のターン、ドロー。
ジョインテック・フォートレックスをマキシマム召喚します。
それに対してザイオンは罠「スターリー・サイバース」によって
デュアルスペースに戦闘破壊耐性を付与しさらに攻撃力を5000にまで上昇させます。
遊飛は魔法「ジョイントリック」によってデュアルスペースを守備表示にし
更にフォートレックスの効果でコイントス、
裏が出た事で攻撃力を600下げる代わりに貫通効果付きの2回攻撃を付与します。
そして更なる効果でお互いに墓地から3体をデッキに戻します。
遊飛が選ぶのはスペース・ユグドラゴ3体、
ザイオンが選ぶのはアルパンチノ、センチピード、レックスの3体。
デッキに戻った地属性機械族の合計レベルだけフォートレックスの攻撃力がアップし
攻撃力4400に到達します。
守備表示になったデュアルスペースの守備力は2400、
このまま2回攻撃をすればライフが削り切れる算段です。
遊飛は覚悟はいいかとザイオンに問います。
実の所ザイオンは心の底では理解していました。この夢が叶った世界が虚構であるという事を。
理解した上で夢を信じるふりをしていたのです。
それだけ自分の店舗が繁盛する夢を望んでいたのでしょう。
遊飛は言います。ラッシュデュエルならいつでも付き合うと。
だから今度は仮想空間じゃない現実でラッシュデュエルをやろうと。
そんな遊飛の言葉にザイオンもまた同意します。
フォートレックスの2回攻撃による貫通ダメージを受けてザイオンのライフは0となりました。
遊飛の勝利です。
デュエルに決着がついた事で店舗やCM、マッサージチェアが次々と消滅していきます。
同時に彼に付き従っていた社員も幻となって消滅していきます。
ですがその幻の社員は言いました。次は現実の世界でまた会いましょうと。
こうしてザイオンの夢はなくなっていきました。
それでもザイオンは言います。これぐらいの事で夢を諦めたりはしないと。
この夢の世界以上の高級宇宙家具屋セツリを作ってみせるぞと。
というわけでネイルとはまた別の意味ではっちゃけた男、ザイオン説得回でした。
今回の件でようやく正式にザイオンが仲間になった感じしますね。
今回とってもいい感じの流れで終りましたけど
結局家具にされた人達は元に戻れるのでしょうか?
次回予告 第81話『風雲!ムツバタワー』
サブタイトルの元ネタは風雲たけし城ですね。だからネタが古すぎるって
ムツバタワーにて様子のおかしいアカサとテルを説得しようとするものの
逆に捕まってしまうようですがテルって先に公園で出会ってましたよね。
あの時は結局説得できなかったのでしょうか。
そしてバッドラブの作画が妙にリアルになっているのが笑います。
コメント
最後に消えた秘書的な社員の声優さんがSEVENSに出てきたマッサージチェア執事、セバスチャンと同じだったので
現実の世界でまた会いましょうという台詞には何か感じるものがありました。
ザイオンからどんな風にネイルに繋がっていくかはとても気になります