遊戯王ゴーラッシュ７０話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
ちょっと機織ってくる
今はいがみ合っている場合ではないと協力し合うユウナ、アサカ、フェイザーの３人。
何の話かと思えば大会名をどう名づけるかでした。
結局決まった名前は「ゴーハ堂ムツバ重機ＭＩＫ合同ギャラクシーカップ」。
じゃんけんで名前の順番を決めた様子です。それまでいがみ合っていたって事ですね。
さて大会ですがユウディアスはまったくポイントを稼いでいません。
エポックの家庭教師をしていてそっちに手いっぱいだったためです。
見かねた遊飛はそんなんじゃ予選通らないと一緒に対戦相手を探しにいこうとします。
ユウディアスは家庭教師は最後までやりきらねばならないと最初は断ろうとしますが
エポック本人もまたお腹が痛いと仮病をいってユウディアスの大会を応援します。
ユウディアスもエポックのツンデレにはすっかり慣れた様子で
そんなエポックの気持ちも汲んで改めて大会への参加に意気込みます。
遊飛もユウディアスが家庭教師をして
エポックがラッシュデュエルを好きになっていくのを嬉しくおもいつつも、
ユウディアスが地球に戻ってからデュエル出来ていないことを寂しく思っていました。
だからこそ、この大会の決勝ステージという一番盛り上がる場面において
最高に熱いデュエルをしないかとユウディアスに持ち掛けます。
ユウディアスもそんな遊飛の想いに答えようとします。男と男の約束ですね。
さてそんないい話がされている一方で主催者３人は頭を悩ませています。
優勝賞品に予定していた宇宙さん全巻セットが大不評だったのです。
というわけで急遽別の優勝賞品を見繕う事になりました。
新型重機を２，３代ほど用意できない？とアサカに聞くユウナ。
そんなレトルトカレーみたいに言うなと返されます。
まあ一般家庭に重機なんて送られても困るだけですしね。
逆にユウナに倉庫に眠ってるわらしべ危機一髪とかないの？と聞きます。
ユウナは主力商品と言っていますがどうやら売れ残っている方が多いらしく
アサカからは失敗作の烙印を押されてしまっています。
時代が追い付くのを倉庫で待っているだけと主張するユウナの反論がどこかもの悲しいですね。
なおフェイザーはそんな女２人のやり取りは一切スルーしつつ
自分がまた機織りをして織物を優勝賞品にするのはどうかと考え待つ。
そしてちょっと織ってくるから絶対に除くなと２人にいってどこかへいってしまいます。
いきなりそんな話をされてアサカもユウナもまったく要領を得ていません。
ユウディアスと遊飛は対戦相手を探しに商店街までやってきています。
タイムリミットは今日の日の入りまで、それまでにポイントを集めなければいけません。
が・・・駄目っ・・・！
ベルギャー星の騒乱を終わらせたユウディアスは勇者として認知されており
強豪デュエリストとして誰もデュエルしたがらないのです。
特に大会終了間近で皆ポイントをキープしようとしているからなおさらです。
大会ルールだとラッシュブーターが反応したら自動でデュエルをする事になりますが
それも警戒してそもそも皆逃げ出すように離れてる感じですね。
遊飛は仕方なくじゃあ俺とデュエルするかとユウディアスを誘いますが
ユウディアスは遊飛とのデュエルは大事な場面に取っておきたいと断ります。
ザ☆セツリは世を忍ぶ仮の姿
じゃあ別の奴を探そうかと言ってやってきたのは蒼月マナブの所。
スタディ総帥の時のことをも持ち出して半ば脅すようにデュエルに誘おうとしますが
マナブからしても今はそれどころじゃない様子。
ＭＩＫ全体でかなり慌ただしい感じですね。
その原因はほどなく判明します。
遊歩やスーパーマキシマムトレモロガールズが何やら佇んでいます。
そこにあるのはコタツと学習机。コタツにつられてやってきたニャンデスターもいます。
なんでこんなところに家具が？と疑問に思う２人、
このコタツと学習机、なんとトレモロとディノワでした。
ちょっとー、器物化はさすがに特殊性癖すぎんよー。
どうやら２人はあれからファンシーケースから現れた
ザイオンと名乗る人物とデュエルをして敗北、その結果家具にされてしまったという事です。
負けたらカード化は前回ありましたが今回は負けたら家具化です。
一体遊戯王はどこへ進もうとしているのでしょうか。
そのザイオンがどこへ行ったかは２人にはわかりませんでしたが
家具にする存在とその目的に心当たりがあるユウディアスは
急いでエポックの元へと戻ろうとします。
ユウディアスの予感はまさに的中しており
上城ギヤカンパニーはザイオンの襲撃にあっていました。
エポックをかばったアルフレッドが家具にされてしまい、
改めてザイオンがエポックにお値段非常で歯車を提供しなければ
エポックを棚や棒にすると脅しをかけてきます。
絶体絶命という所で救援に駆け付けるユウディアスと遊飛。
イスになっているザ☆ルーグもおり、ザイオンの正体は既に把握してる様子。
ファンシーケースを空けてそこから出て来たのはザ☆ルーグの部下であるザ☆セツリ。
生き延びる為に仕方なく手下になっていたにすぎないといい、
本当の名は格安宇宙家具屋、セツリ代表ザイオンだと名乗ります。
大丈夫？パクリ元に怒られない？
部外者は口を出すなとユウディアスを無視してエポックを脅そうとしますが
ユウディアスは部外者ではなく家庭教師だと主張し
自分が勝ったらもう上城ギヤカンパニーに干渉するのはやめろと
セツリにラッシュデュエルを申し込みます。
このまま勝負をしていたら大会の決勝にはポイントが間に合わないと考え一瞬躊躇うものの
遊飛からも大切な教え子を守れずして何が家庭教師かと発破をかけられ
改めて決意をします。男と男の約束より大切なものがあるのです。
自分のピンチに駆けつけてくれるユウディアスの存在は
まさにエポックにとってヒーローに写っている事でしょう。
挑まれれば引き下がらないのがセツリだとザイオンもそれを引き受け
ユウディアスＶＳザイオンのラッシュデュエルが開始されました。
お前も家具にしてやろうか？
先行はザイオン、ドロー。
スペース・シードライバーとスペース・バドエクスプロイドを召喚、
そのまま２体をリリースしてスペース・ユグドラゴをアドバンス召喚します。
丁度天帝竜樹ユグドラゴを小型化したようなモンスターであり色合いも変わっています。
やはりサイバース族です。
ザイオンはこれでターンエンド。
ユウディアスのターン、ドロー。
ギャラクティアラ・イブを召喚して
その効果で自身とトランザム・ライナックを墓地へ送って２枚ドロー、
モンスター２体召喚からリリースしてギャラクティカ・オブリビオンをアドバンス召喚します。
そして装備魔法「ギャラクティカ・プロヴィデンス」をオブリビオンへ装備、
相手モンスターのレベル７以上のモンスターの数×５００だけ攻撃力をアップさせます。
そしてそのままスペース・ユグドラゴへ攻撃、
戦闘破壊するもののザイオンは罠「クリティカル・サービス」を発動、
すぐさまユグドラゴを蘇生しつつ、さらに手札のスペース・ユグドラゴを墓地へ送って
そのレベル×２００のダメージ、１４００ダメージをユウディアスに与えます。
完全に破壊される事を想定した戦術を立てていました。
もし自分が勝ったらユウディアスには２段ベッドになってもらうと宣告するザイオン。
ユウディアスは自分がベッドになる事を想像して思わず絶叫してしまいます。
というわけでいよいよ本性を現したザ☆セツリことザイオンです。
章ボスみたいな雰囲気を出しているもののちょっと時期的に中途半端な感じしますね。
果たして彼はどんな風にして子孫と思われるネイルに繋がっていくのでしょうか。
そんな彼のデッキはやはりネイルと同じようにサイバース族デッキ。
ネイルはマキシマム召喚に特化したデッキでしたがこちらはどうなるでしょうか。
次回予告 第７１話『家具にかけた夢』
格安宇宙家具屋セツリは何代も続いてきた伝統ある家具屋でしたが
外宇宙家具屋の進出や不況によって現在火の車になっている様子です。
ですがザイオンは全宇宙に８８８憶の店舗を作る夢を捨てきれませんでした。
だから強硬手段を取ってでも上城ギヤカンパニーに高性能歯車を作らせる必要があったんですね。
あと段々とエポックの素顔が判明していっていますね。
片目が隠れたタイプの女の子の様子です。
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