今回紹介するのは7月22日発売の
AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星10/闇属性/爬虫類族/攻2200/守3100
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが墓地に存在する状態で、
自分か相手の手札・デッキからモンスターが墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果の発動後、次のターンの終了時まで自分は爬虫類族モンスターしか特殊召喚できない。
②:このカードが墓地から特殊召喚されている場合、
「溟界神-ネフェルアビス」以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
【溟界】の新規となる闇属性爬虫類族のレベル10モンスターです。
人型の上半身に翼の生えた巨大な大蛇の下半身が生えたような姿をしています。
手には睡蓮を象ったような杖を持っており海にも睡蓮が浮かんでいます。
モチーフはエジプト神話に登場する神「ネフェルトゥム」であると思われます。
その名は「睡蓮」を意味するものと言われイラストに白い睡蓮がある事からも
黒い睡蓮を象徴するオグドアビスの対を意識していると思われます。
手札やデッキからモンスターが墓地へ送られれば自己蘇生
①:このカードが墓地に存在する状態で、
自分か相手の手札・デッキからモンスターが墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、
自分か相手どちらかの手札やデッキからモンスターが墓地へ送られた場合に
自身を墓地から特殊召喚する自己蘇生効果です。
手札からモンスターを捨てるなり何かしら墓地肥やしをするなりでOKと発動条件が極めて緩く
マクロコスモスでも発動されていない限りは自然と条件を満たせるでしょう。
手札のこのカードをスネーク・レインの手札コストにする事で
そのまま捨てたこのカードの蘇生に繋げられます。
墓地肥やしを行うデッキは数多い為に相手が勝手に発動条件を満たしてくれる事もありえます。
制約として自己蘇生したターンとその次のターンの間は
爬虫類族しか特殊召喚出来なくなります。
相手ターンに自己蘇生しても次の自分ターンにも制約が続く点に注意です。
爬虫類族メインのデッキでの活用が基本となるでしょう。
②:このカードが墓地から特殊召喚されている場合、
「溟界神-ネフェルアビス」以外の自分の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②の効果は墓地から特殊召喚されている場合に1ターンに1度、
同名カード以外の墓地のモンスター1体を蘇生できるというものです。
①の効果で自己蘇生をすればそのままこの効果の発動条件を満たす事に繋がります。
蘇生できるモンスターに制限はありませんが①の効果で自己蘇生している場合は
基本的に爬虫類族に限定されます。
それでも爬虫類族全般の蘇生に繋げられるので蘇生対象は幅広く、
別の手段で蘇生ができたのであれば制約関係なしに何でも蘇生させられます。
総じて①の効果の制約さえ許容できるのであればとても強力なカードであり
【溟界】は勿論他の爬虫類族デッキでも問題なく採用出来る汎用性の高さを備えています。
墓地肥やしや手札のモンスターを捨てる手段を積極的に採用していれば
毎ターンの自己蘇生を狙っていけますし
相手が墓地肥やしを積極的に行うのであれば相手ターンの自己蘇生も容易に行えます。
守備力が3100あるので単純に壁としても機能しやすいです。
相変わらず溟界のカードは爬虫類族全般と相性いいですね。
今後新しい爬虫類族テーマが来た場合さらに評価が上がりそうです。
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