今回紹介するのは7月22日発売の
AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星5/炎属性/幻竜族/攻2400/守2100
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
同一チェーン上では発動できない。
①:自分が「VS」カードの効果を発動するために手札を見せた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分・相手ターンに、以下から1つを選択し、
その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●炎:フィールドのモンスター1体の表示形式を変更する。
●炎・炎:デッキから「VS 蛟龍」以外の「VS」カード1枚を手札に加える。
【ヴァンキッシュ・ソウル】の追加キャラとなる炎属性幻竜族のレベル5モンスターです。
長い銀髪に少しだけ黒髪が混じった黒い軍服の男です。
独特な形状の多節棍を構えて静かに佇んでおりいかにも武術の達人というオーラを醸し出しています。
このキャラクターの必殺技だと思われるVS 裏螺旋流雪風の命名法則が
VS ラゼンの使用していたVS 螺旋流辻風とよく似ている事から同じ流派だと思われ
ラゼンの師匠に位置するキャラクターだと思われます。
多節棍を持っている事から格闘ゲームにおける長リーチのキャラをイメージしていると思われます。
長いリーチによる一方的な牽制攻撃を主軸とし相手を寄せ付けない戦い方を基本とします。
ストリートファイターシリーズのダルシムや餓狼伝説シリーズのビリー・カーン等が代表的で
特にビリー・カーンは得物も同じ多節棍な事から大元のモチーフだと思われます。
ちなみにこの手のキャラの多くは強大なリーチを持つ武器を所持していますが
強くなりすぎないように武器にもやられ判定が存在している事が多いです。
これを業界用語で「武器に神経が通っている」と言います。
格闘ゲームには武器に限らずアホ毛に神経が通っていたり王冠に神経が通っていたり
宙に浮いているのに地震攻撃を喰らってしまうという事がよくあります。
表示形式変更orVSカードサーチ
同一チェーン上では発動できない。
①:自分が「VS」カードの効果を発動するために手札を見せた場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は各種ヴァンキッシュ・ソウルの効果を発動する為に手札を見せた場合に
自身を手札から特殊召喚できる自己展開効果です。
手札から対応したカードを見せて発動するというのはヴァンキッシュ・ソウルの基本行動であり
VS ラゼンはこのカードをサーチした後に②の効果を発動すれば
そのままこのカードの自己展開条件を満たせます。
手札に見せて発動できる効果はフリーチェーンで発動出来るものばかりであり
相手ターンにも積極的に特殊召喚が狙えます。
②:自分・相手ターンに、以下から1つを選択し、
その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
②の効果はお互いのターンに1度、手札のモンスターを見せる事で
見せたモンスターに対応した効果を発動出来るというものです。
ヴァンキッシュ・ソウルの代名詞とも言える発動条件ですね。
炎属性1体を見せた場合には場のモンスターの表示形式を変更できます。
VS コンテニュー等で守備表示で蘇生したカードをそのまま攻撃表示にしてアタッカーにしたり
逆に相手を守備表示にして攻撃を防ぐといった使い方が可能です。
炎属性2体を手札から見せた場合には
同名カード以外の「ヴァンキッシュ・ソウル」と名の付くカードを手札に加えられます。
VS ラゼンが持っているサーチ効果と違って魔法罠もサーチ可能であり
見せるモンスターさえ確保できていれば相手ターンでもサーチができます。
前述の通り自分ターンのみならず相手ターンでも積極的に特殊召喚が狙え
さらに手札に炎属性2枚があればお互いのターンでアドバンテージを確保できるという
とてもありがたい存在です。
闘神の虚像で墓地から手札に回収してそのまま特殊召喚するといった動きも狙いやすく
手札に炎属性が2枚ある状態ならば積極的に回収したいカードと言えるでしょう。
特殊召喚がしやすいのでVS ヘヴィ・ボーガーで手札に戻すカードとしても向いています。
サングラスをしておりその裏に隠れる赤い瞳に光が宿っていない事から
恐らくは盲目であると思われます。
身体的なハンデを背負っていながらなお強いというのは
師匠キャラあるあるですね。
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