今回紹介するのは6月10日発売の
ANIMATION CHRONICLE 2023(アニメーションクロニクル2023)よりこのカードです。
目次
カード説明
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/闇属性/悪魔族/攻3000/守2500
レベル8モンスター×2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがX召喚した場合に発動できる。
相手のEXデッキを確認し、その内の1枚を墓地へ送る。
②:このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果で表側表示モンスターを破壊した場合、
さらにその攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
③:自分スタンバイフェイズに発動できる。
相手の墓地のカード1枚をこのカードのX素材とする。
現れろNo.1!
ダークな羽音がファンタスティックに木霊する!
アメージングなハエの王!
インフェクション・バアル・ゼブル!!
偽ナンバーズの1体となる闇属性悪魔族のランク8エクシーズモンスターです。
遊戯王ZEXALにおいてMr.ハートランドが使用したカードであり
その効果で銀河眼の光子竜を破壊しつつバーンダメージを与えました。
OCG化に伴いバーンダメージの弱体化などの調整が行われた代わりに
オーバーレイユニットが3体必要だったのが2体でOKになっています。
巨大な蠅が二足歩行で立っているかのような異形の悪魔です。
周囲に漂っている赤黒い瘴気が禍々しさを際立たせていますね。
「インフェクション」とは感染や汚染を意味する言葉です。
「バアル・ゼブル」はカナンで信仰された嵐と慈雨の神であるバアルの尊称の1つであり
「気高き主」を意味します。
これに対してバアル・ゼブルを邪教神扱いするヘブライ人からは
「ベルゼブブ(蠅の王)」という蔑称で呼ばれ
七つの大罪の暴食を司る悪魔としても扱われるようになりました。
本来は病気の治癒も司っている神であり
このカードが感染の名を同時に冠しているのはある種の皮肉かもしれません。
相手のカードを破壊しつつバーンダメージ
エクシーズ素材に指定はなく
レベル8モンスターを2体揃える事でエクシーズ召喚が可能です。
効果も汎用的なものであり様々なデッキで運用できるでしょう。
①:このカードがX召喚した場合に発動できる。
相手のEXデッキを確認し、その内の1枚を墓地へ送る。
①の効果は1ターンに1度、エクシーズ召喚した場合に
相手のエクストラデッキを確認しそのうちの1枚を墓地へ送るというものです。
エクストラデッキ破壊の一種であり
特に1枚しか入っていないようなエースカードを事前に墓地へ落とせれば美味しいです。
②:このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
この効果で表側表示モンスターを破壊した場合、
さらにその攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
②の効果は1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ取り除く事で
相手のカード1枚を破壊、さらにそれが表側モンスターであれば
攻撃力の半分のダメージを与えるというものです。
シンプルながらもバーン効果のついた使いやすい除去であり
バーンダメージがいらないのであれば魔法罠の破壊も可能です。
相手の墓地のカード1枚をこのカードのX素材とする。
③の効果は自分スタンバイフェイズに
相手の墓地のカードを自身のオーバーレイユニットにしてしまうというものです。
蘇生時に有用な効果であり相手エンドフェイズなどにチェーンしてこのカードを蘇生する事で
次の自分ターンには再び②の効果の発動を狙えます。
エクストラデッキ破壊とバーン効果付きの除去と使いやすい効果が揃っており
攻撃力も3000あるのでアタッカーとしても充分に活躍させられます。
どちらかというと後攻向けの性能をしているものの
エクストラデッキの枠に余裕なさそうな相手であるならば
先行で出してエクストラデッキのカードを墓地へ送るだけでも仕事をしてくれるでしょう。
また汎用の素材で出せるランク8エクシーズでは何気に初となる悪魔族です。
ウェルカム・ラビュリンスや戦慄の凶皇-ジェネシス・デーモンなどで制約が発生していても
このカードのエクシーズ召喚に繋げられる点は覚えておいていいでしょう。
やはり来たかって感じの4体目の偽ナンバーズです。
これで偽ナンバーズが全員揃った事になりますが
今度は黒騎士イルミネーターとか出たりするんでしょうか。
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