今回紹介するのは5月13日発売の閃光のオブリビオンよりこのカードです。
目次
カード説明
フュージョン・効果モンスター
星9/闇属性/ドラゴン族/攻2900/守2100
「真紅動の撃速竜」+「ブースター・ワイバーン」
【条件】なし
【効果】お互いの墓地のモンスターを合計9体まで選ぶ。
[選んだモンスターの数]×200ダメージを相手に与え、
このカードの攻撃力はターン終了時まで、[選んだモンスターの数]×200アップする。
その後、選んだモンスターを持ち主のデッキに戻す。
真紅動の撃速竜の進化形となる闇属性ドラゴン族のレベル9フュージョンモンスターです。
ビフォー
↓
アフター
元のブースターのような翼がさらに巨大になり
ロケットエンジンのような代物と化しています。
それ以外の部分も全体的にパーツが増加しており特に膝はかなりトゲトゲしていますね。
相変わらず赤い回路のような模様が入った翼が格好いいです。
実に正統進化といった見た目ですね。
「エンハンスド」とは強化や高めるといった言葉であり
IT用語においてはシステムの拡張や機能追加といった意味で使われます。
真紅動の撃速竜の効果がさらにパワーアップ
フュージョン素材には真紅動の撃速竜とブースター・ワイバーンを指定しています。
最上級モンスターと下級モンスターという組み合わせであり
碧牙の超越爆速竜とはブースター・ワイバーンをフュージョン素材として共有しています。
実質的な専用のフュージョン手段としてドラゴンズ・ブースト・フュージョンがあり
効果を円滑に使う為にできるだけこれを用いてフュージョン召喚したい所です。
またフュージョン召喚できる状況であればブースター・ワイバーンが持つ
バーン効果の条件を満たせます。
【効果】お互いの墓地のモンスターを合計9体まで選ぶ。
[選んだモンスターの数]×200ダメージを相手に与え、
このカードの攻撃力はターン終了時まで、[選んだモンスターの数]×200アップする。
その後、選んだモンスターを持ち主のデッキに戻す。
その効果は1ターンに1度、お互いの墓地のモンスターを合計9体まで選び
選んだ数×200のバーンダメージを与えつつ
同じ数値だけ自身の攻撃力を1ターンアップさせる選んだカードをデッキに戻すというものです。
真紅動の撃速竜を純粋にパワーアップさせたような効果であり
バーンダメージと強化の数値が2倍に増えている上に戻せるカードの最大数が増え
更に戻せるカードはドラゴン族に限らなくなっており相手のカードも戻せるようになっています。
元々の攻撃力2900と合わせて最大で4100の攻撃力を手に入れられ
さらに1800のバーンダメージを与える事が可能です。
実際には事前にブースター・ワイバーンのバーン効果も発動しているでしょうから
実質的に2400のバーンを行った上で4100打点を叩きこめます。
これだけの攻撃力となればマキシマムモンスター相手でも十分に戦闘破壊が狙えます。
最大限の効果を発動するには9枚ものモンスターを墓地に用意しなければいけませんが
ドラゴンズ・ブースト・フュージョンによるフュージョン召喚をしていれば
あちらの効果でお互いのデッキから7枚の墓地肥やしが可能です。
こうなれば9枚のモンスターを墓地に戻す事は充分に狙っていける上に
あちらの効果で増やしてしてしまった相手の墓地アドバンテージを奪うのにも役立ちます。
総じて強力なバーンと打点を合わせ持った切り札に相応しい性能をしています。
フュージョン素材となるカードがサポートに乏しい為に素材を場に揃えるのは結構難儀しますが
それに見合った性能は充分にしているでしょう。
出しにくいけど強力というストロングスタイルのフュージョンモンスターです。
9枚戻した時のバーンダメージが
ブースター・ワイバーンと合わせて2400になっているのは
黒炎弾を意識していてニクいですね。
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