今回紹介するのは3月18日発売の
デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズ にて収録されるこのカードです。
目次
カード説明
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/風属性/恐竜族/攻3000/守2300
レベル6モンスター×2
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのX素材を1つ取り除き、
除外されている自分の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②:X素材が無いこのカードがモンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージは倍になる。
③:このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
【超越竜】に属する風属性恐竜族のランク6エクシーズモンスターです。
テーマ的に考えるとランスフォリンクスの進化形と思われます。
ビフォー
↓
アフター
頭や翼など体の随所がドリルへと変貌しています。
全体的に体のつきもマッシヴなものになっており力強さが増しています。
背景にはいくつもの竜巻が確認できる事から
竜巻の力を取り込んでこのような姿になったのかもしれません。
カード名は「ドリル」+ランフォリンクスの類縁であり
ジュラ紀前期にヨーロッパに生息していたと言われる翼竜「ドリグナトゥス」からだと思われます。
除外ゾーンから恐竜族を特殊召喚
エクシーズ素材に特に指定はなく
レベル6モンスターを2体揃える事でエクシーズ召喚が可能です。
ただ効果を考えると通常モンスター及び恐竜族を活用するデッキが望ましく
ゼノ・メテオロスでレベル6通常恐竜族をデッキから呼び出してエクシーズ召喚するのが
一番自然に活用していけます。
①:このカードのX素材を1つ取り除き、
除外されている自分の恐竜族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ取り除く事で
除外ゾーンの恐竜族1体を特殊召喚できるというものです。
恐竜族は究極伝導恐獣や幻創のミセラサウルスなど除外を積極的に活用するカードが多く
特殊召喚するモンスターに困る事は少ないでしょう。
幻創のミセラサウルスを特殊召喚する事はあちらの効果の再利用にも繋がります。
②の硬化はオーバーレイユニットを持っていない場合に
モンスターとの戦闘で相手に与える戦闘ダメージを倍にできるというものです。
特に③の効果で自己蘇生した場合に効果が狙いやすいでしょう。
攻撃力が3000と高い為に相手モンスターを戦闘破壊する機会は多く
その際にまとまったダメージを与えやすいです。
ロストワールドなどを組み合わせればより戦闘ダメージが期待できるでしょう。
③:このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から通常モンスター1体を選んでデッキに戻す。
その後、このカードを特殊召喚できる。
③の効果は1ターンに1度、破壊された場合に
墓地から通常モンスターをデッキに戻し自身を特殊召喚する自己蘇生効果です。
超越竜が共通で持つ自己蘇生効果であり
ゼノ・メテオロスからこのカードをエクシーズ召喚していれば自然と
デッキに戻す通常モンスターは確保できているでしょう。
蘇生した後は①の効果こそ使えませんが②の効果を満たす事が可能です。
多くのエクシーズモンスターがオーバーレイユニットがないと効果を発動できず
このカードもその例には漏れないのですが
「オーバーレイユニットがないならないで別の効果が活かせるようになる」という
中々珍しい性質を持ったエクシーズです。
攻撃力3000の戦闘ダメージ倍は中々痛いダメージを叩き出せる場合も多く
墓地に通常モンスターさえあれば自己蘇生が出来るので
結構相手にとっていやらしい存在となってくれます。
またエクシーズ・リボーンとは相性がよく、
オーバーレイユニットを1つだけ残した状態で蘇生ができるので
①の効果と②の効果を両方活かす事が可能です。
除外を多用するタイプの恐竜族にとっては
①の効果がとにかくありがたいですね。
エクシーズ素材は恐竜族以外でもいいので
このカードの為にランク6のギミックを出張させるのも手です。
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