今回紹介するのは3月18日発売の
デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズ にて収録されるこのカードです。
目次
カード説明
カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドに「VS」モンスターが存在し、
自分フィールドのカードを対象とするモンスターの効果・魔法・罠カードを
相手が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
その後、自分フィールドの「VS」モンスター1体を選んで
その攻撃力分のダメージを相手に与える事ができる。
【ヴァンキッシュ・ソウル】用のカウンター罠です。
VS 龍帝ヴァリウスが空中から地上へ向けて赤い槍のようなエネルギーを投擲しています。
いかにもヴァリウスが使う必殺技といった感じのイラストですね。
イラスト的にはストリートファイターシリーズにおける豪鬼の斬空波動拳のような
いわゆる格闘ゲームにおける「空中飛び道具」を意識したものだと思われます。
ただ効果の方はカウンター罠である点や相手の行動を無効にしつつダメージを与える点など
「当て身技」を意識したものとなっています。
本来当て身とは古武術における打撃技を意味する言葉ですが
餓狼伝説シリーズにおけるボスキャラクターであるギース・ハワードが
相手の攻撃を受け止めて投げる必殺技「当て身投げ」が格闘ゲームにおけるカウンター技の元祖であり
それ以来同じようなカウンター技を当て身と呼ぶのが格闘ゲーム界隈で定着しました。
空中飛び道具は豪鬼、当て身技はギースにとって代名詞のような必殺技であり
どちらにしてもボスポジションであるヴァリウスが使うのに相応しい代物と言えるでしょう。
ちなみに「飛び道具でカウンターする当て身技」というのも存在していたりします。
対象に取る効果を無効にしつつ攻撃力分のバーン
①:自分フィールドに「VS」モンスターが存在し、
自分フィールドのカードを対象とするモンスターの効果・魔法・罠カードを
相手が発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
その後、自分フィールドの「VS」モンスター1体を選んで
その攻撃力分のダメージを相手に与える事ができる。
その効果は1ターンに1度、
自分の場にヴァンキッシュ・ソウルモンスターが存在している状態で
自分の場のカードを対象とするモンスター効果や魔法罠を相手が発動した時に
それを無効にして破壊しつつ自分の場のヴァンキッシュ1体の攻撃力分のダメージを与えるというものです。
カウンター罠としては対象に取る効果限定ではあるものの
モンスター効果と魔法罠の両方を無効にする事が可能であり
まったく対象に取る効果を発動しないデッキというのも少ないので
完全に腐るという事は少ないでしょう。
あくまで発動にVSモンスターがいる事が条件であり
対象に取られるカードはVSモンスター出なくても構いません。
闘神の虚像はVSと名の付くカードではありませんが
こちらが対象に取られた場合でも効果の発動は可能です。
無効にして破壊した後にバーンダメージを与える事が出来るのが一番のポイントです。
特にVS 龍帝ヴァリウスがいる状態で効果を発動する事ができれば
3000ものバーンダメージを与える事が可能です。
無効のおまけと呼ぶには痛すぎるダメージ量であり
相手に何か囮としてこちらのカードを対象に取る効果を発動するのにもリスクを負わせられます。
ヴァッキッシュ・ソウルには大きなバーンダメージを与えられるVS ヘヴィ・ボーガーの存在もあるので
バーンダメージで相手のライフを削り切るというのも積極的に狙っていけるでしょう。
またこの手の攻撃力参照のバーン効果として元々の攻撃力に限定されてないのもポイントで
何かしらで攻撃力を上昇していればさらに大きなバーンダメージを与える事も可能です。
VS プルトンHGは自身の効果で攻撃力を上げる事もできますし
進化する人類あたりを組み合わせる事で強烈なダメージを叩きこめます。
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当て身もそうですが格闘ゲームには
誤用のまま定着している用語がいくつかあります。
「中段」あたりはまさにそれですね。
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