遊戯王ゴーラッシュ36話の感想です。
目次
漫画を読んだだけで氷漬けになる理由
箱の中身が漫画の原稿である事を突き止めたひじ15号、
氷漬けこそ免れたものの寒さで気を失ってしまいます。
一同はひとまず暖かい場所へと非難する事に。
とうの恐怖の大王であるザ☆ルーグはその様子を不思議そうに見つめています。
そして六葉町チームの話を聞いて戦慄するザ☆セツリの姿もありました。
どうやら彼も箱の中身が原稿であった事を知らなかったようです。
お前それ知らずに恐怖の大王に付き従ってたんかい!
というわけで六葉町チーム、恐怖の大王チームがそれぞれ作戦会議をしています。
まずそもそも何故漫画の原稿を読んだだけで氷漬けになってしまうのか。
それを解説してくれるのはすっかり知っているのか雷電ポジションになったテル君。
まずこの世界には面白く、発展や進化を促すポジティブエネルギーと
つまらなく進化を押しとどめて停滞させるネガティブエネルギーがそれぞれ存在しています。
強力なネガティブエネルギーにふれてしまったものは細胞や分子も停滞してしまう、
つまり熱を発生させる現象そのものが停滞するので氷漬けになってしまうというものです。
そしてザ☆ルーグはそのネガティブエネルギーの中心となる特異点的な存在であり
その為に彼が書いた漫画の原稿を間接的に見たとしても
強いネガティブエネルギーを受けてしまい氷漬けになってしまうのです。
まるで意味が分からんぞ!
まあとにかく漫画の原稿を見るのは危険という話ですね。
なお世に出回っている彼の漫画「宇宙さん」はあくまでオリジナルの原画が彼であり
実際には銀河のプロ漫画集団が編集して原型をとどめない形に改変して
彼の漫画を一般向けにした様子です。
その編集の過程でプロ漫画集団も全員氷漬けになってしまったようですね。
そんな多大な犠牲を払うぐらいならそもそも誰か漫画描かせるの止めろよ!
とにかく結論としては六葉町チームも恐怖の大王チームも
ザ☆ルーグがこれ以上原稿を見せないようにする方向で話を進めている様子です。
・・・箱を見るのを拒否するという選択肢はないのでしょうか?
なにはともあれ恐怖の大王チームは宇宙劇団に所属する
ザ☆イエティ雪男の演技力に任せる形となりました。
というわけで次の対戦カードは六葉町チームは王道遊歩、
恐怖の大王チームはザ☆イエティ雪男となります。
今回ザ☆セツリはくじに細工をして雪男が必ず選ばれるようにしたみたいですね。
セツリに反するけれど大王を止める為に仕方なく・・・といった様子です。
こうして2人のラッシュデュエルがはじまりました。
奇しくも同じ構え
先行は遊歩、ドロー。
今回のデュエルの目的はずばり「ルーグに自分の漫画がつまらないと分からせる」という方向です。
それも直接はっきりいうと何が起こるか分からないからそれとなくやんわりと伝える方向です。
・・・・・・それ、デュエルを通じて伝えるよりも
本人に直接伝える方が調整もしやすいと思うのは自分だけでしょうか?
ともかく遊歩は魔法「おもしろくないまんが」を発動します。
これはお互いのデッキトップからカード1枚を墓地へ送り
その後に墓地のカード1枚をそれぞれデッキに戻すという効果です。
ちなみに今回の遊歩のデッキは皆で調整して組んだようで
誰が抽選で選ばれるのかわからない為に恐らく全員のデッキにこれが入っていると思われます。
この効果によって雪男もまた「おもしろくない漫画」をデッキから墓地へ送っています。
ここで2人は気付きます。「あ、こいつ自分と同じこと考えているな」と。
遊歩はモンスター3体を並べてターンエンド。
ともかくカード名でルーグにさりげなく(?)漫画がつまらない事を伝えようとしますが
当のルーグはまったく気付いていません。
雪男のターン、ドロー。
ザ☆セツリは雪男の演技力に期待を寄せていましたがその演技は・・・明らかに棒読みでした。
そりゃもうあからさまなレベルでつまらないつまらないと連呼しています。
なおここから遊歩と雪男はただアイコンタクトするだけでお互いの意図を理解し合います。
お前らなんで初対面なのにそんなに息ピッタリなんだ。
何はともあれ雪男は尾も白くない白猫を召喚、
その効果でまた面白くないまんがを墓地へ送ります。
この時点で他の皆も雪男も同じことを考えているのではと察し始めます。
そして尾も白くない白熊を召喚して2体理リリース、
尾も白くない白熊猫をアドバンス召喚します。
なおルーグに漫画がつまらない事を伝えるという目的は一致しているものの、
遊歩はできるだけデュエルを長引かせようとしているのに対して
雪男は「それはそれとしてデュエルは本気でやろうぜ」というスタンスのようです。
遊歩もそっちがその気ならという感じで罠「さむいまんが」を発動、
白熊猫をデッキに戻してしまいます。
この際2人ともデッキからおもしろくないまんがを墓地へ送っており
「おもしろくないまんがなんかポイしちゃおー!」と大々的に口にしています。
もうルーグにまったく通じていないのでかなり行動があからさまになっていますね。
まあ当のルーグはこんな感じですが。まったくといっていいほど気にしていません。
ともあれデッキに戻されてしまった白熊猫ですが
雪男はさらに尾も白くない白兎を召喚、
その効果でデッキトップから3枚墓地へ送りその中にある白熊猫を
攻撃力分のダメージを受けながらも蘇生させます。
そして白兎をデッキに戻して白熊猫の効果、アプリザード2体を手札に戻してしまいます。
そのまま白熊猫でダイレクトアタックをしお互いのライフが1600となりました。
雪男はこれでターンエンドです。
このままだと遊歩が氷漬けになると焦る一同、
あ、やっぱり負けたら原稿読むというのは皆避けられない流れだと思ってる感じですねこれ。
雪男も「お前が氷漬けになっても真実は俺が伝えてやる」とか言っています。
犬畜生以下だ!鬼だ!外道の極みだ!
遊歩のターン、ドロー。
先ほど手札に戻ったアプリザード2体を再度召喚しリリース、
ハッキング・ドラゴンをアドバンス召喚します。
OCGにはクラッキング・ドラゴンが存在していましたがそちらを意識していそうですね。
それに対して雪男は罠「よみかえしてもおもしろくないまんが」を発動、
墓地のおもしろくないまんがをデッキに戻して白熊猫の攻撃力を4600上昇し
さらに相手の墓地にさむいまんががあり時に5枚のドローを行います。
ですがここでハッキング・ドラゴンの効果発動、
手札の十連牙邪竜ダイマナラージャを相手に送りつけつつ白熊猫を手札に戻してしまいます。
さらに装備魔法「クラッキング・クロウ」をハッキング・ドラゴンに装備、
攻撃力を場のドラゴン族の数×200上昇させつつ貫通効果も付与させます。
これによってダイマラナージャを攻撃しその貫通効果によって雪男のライフを0にしました。
遊歩の勝利です。
敗北した雪男にザ☆ルーグが漫画の原稿を持って近づいてきます。
万事休すといった感じの雪男ですがザ☆ルーグは言います。
「もしかして調子の悪い時には刺激が強すぎたりする?」と
どうやらルーグ、自分の原稿を見て氷漬けになっているのは
刺激が強すぎてそうなっているのかもと考えている様子ですね。
それに対してこれ幸いにと同調しまくる恐怖の大王チームと六葉町チーム。
ザ☆セツリもレアものだからむやみに見せない方がいいと言って説得しています。
ルーグも納得した感じで「じゃあ見せるのやめるかー」となって来た流れですが
ここに来て突然ズウィージョウが登場、
ルーグに対してお前の漫画はゴミだ、カスだ、最低の作品だと徹底的にボロクソ言います。
そこまでは言っていないと周囲もフォローしますがつまらないという事は認めてしまい、
結果としてルーグは大きなショックを受けて叫んでしまいます。
その結果としてネガティブエネルギーが周囲へ放出、
マニャのグッズなどポジティブエネルギーの源と思われるものが変調をきたしていっています。
そしてそれは宇宙さんの漫画にも影響をしていきました。
というわけでルーグの漫画がつまらないというギャグみたいな流れから
何やらかなり六葉町全体がやばそうな状況へとなってまいりました。
ルーグはマジ凹みすると周囲全体へとネガティブエネルギーを放出するようです。
マテリアル・パズルのドルチルじゃねーんだぞ。
ザ☆イエティ雪男のデッキは「尾も白くない〇〇」で統一された獣族デッキ、
OCGに存在している尾も白い黒猫をモチーフにしたモンスター達ですね。
今回明らかにザ☆ルーグへのメッセージ性を考えたデッキなんですが
本命のデッキは別にあったりするのでしょうか。
それにしても今回、宇宙の大王チームもルーグに忠誠を誓っているわけでもなく
むしろ氷漬けになる能力に悩まされているのが明らかになりましたね。
皆ルーグの恐ろしさに止めようと思っても止められなかったりするのでしょうか。
次回予告 第37話『暗黒のズウィージョウ』
ザ☆ルーグの配下に成り済ましていたズウィージョウ、
その目的はルーグのネガティブエネルギーを手に入れる事だと豪語します。
この説明文、何か真意は別にあるぞって言ってるようにも聞こえますね。
何はともあれ遊飛はそんなズウィージョウを止める度にラッシュデュエルを行うようです。
というわけで遊飛VSズウィージョウの構図ですね。
ある意味では妹である遊歩の雪辱戦となる対戦カードです。
そして遊飛の新エースと思われるモンスターの姿が。
いかにも合体ロボって感じが出てていいですね。
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