遊戯王ゴーラッシュ32話の感想です。
目次
早すぎるフラグ回収
恐怖の大王に近づくと皆して寒さを感じます。
そして外に出るとなんと雪が降っていました。
ゴーラッシュにおける今の季節がいつか分かりませんが少なくとも冬ではなかったのでしょう。
そんな中でいよいよ恐怖の大王の宇宙船が目の前に迫ります。
宇宙船から何かが伸びてきて「バリバリベルギャーはバリアによってびくともしないはず」と言っていた中で
いきなりバリアが貫かれるのはフラグ回収が早いです。
で、結局宇宙船から伸びて来たものが何かと思えば・・・階段でした。
要するに「入ってこい」って事となのでしょう。
まあ攻撃する意図があるなら既にそうしているだろうという事で
皆警戒しながらも宇宙船の中に入っていきます。
遊矢や遊歩も入って行こうとする所にUTSの社員たちが止めに入りますが
危ないから入るなって事ではなく弁当を持っていけという事でした。
大好きなものをみっちりつめ込みましたとの事。あ、これ前フリです。
まあとにかくある程度危ない行動も認めてくれるようになった感じですね。
ちなみに階段は自動動くエスカレーターでした。便利ですね。
さて、宇宙船の内部で待ち構えていたのは側近であるザ☆セツリ。
そして恐怖の大王本人であるザ☆ルーグでした。
なんというかこれぞコンパチという感じのネーミングですね。
肌の色とかちょっと違うので地球人ではなさそうです。
ちなみに地球に通りかかった理由は「たまたま」との事です。
ホッキョキュー星雲の大王であり
色んな宇宙を渡り歩いては現地の宇宙人と親交を深める目的のようです。
星雲の名前が北極なのに喋り方は北海道のそれです。
それはともかくとして恐怖の大王ザ☆ルーグは
ホッキョクー星雲と六葉町で友好ラッシュデュエルを行いたいと言ってきました。
実際にその言動からは悪意らしきものは感じられません。
それなら「じゃあ何故恐怖の大王と呼ばれるのか?」という疑問が残るわけで
遊歩はそれを警戒しています。
とはいえ概ねラッシュデュエルを行う事には六葉町側も同意しているので
早速ラッシュデュエルを始める為の抽選が行われます。
初戦は恐怖の大王ザ☆ルーグVS霧島ロヴィアン、
前作におけるルークVSロミンのようなものでかなり印象深い組み合わせですね。
大王のデュエル
先攻はロヴィアン、ドロー。
モンスター3体召喚から2体リリースして風彩のプロフェシーフレーズをアドバンス召喚、
その効果でハンデスを行いつつ800ダメージを与えます。
ロヴィアンはこれでターンエンド。
ダメージを受けてもザ☆ルーグは「しばれるねぇ」と言うだけで飄々とした感じです。
割と普通に盛り上がっているラッシュデュエル大会、皆してのんびり観戦しています。
いやどこから用意したよそのコタツ
なお弁当の中身は大量のカレーパンでした。
これ、散々遊歩に食べさせられた意趣返しが込められてません?
そんなカレーパンぎっしり弁当をそっ閉じする2人、
なんだかんだ遊歩も食べ続けるのうんざりしていたようです。
ザ☆ルーグのターン、ドロー。
2体召喚からの2体リリースでアイスバレル・ドラゴンをアドバンス召喚、
がこれはロヴィアンが罠「サイコの落とし穴」を発動して破壊します。
ですがザ☆ルーグもすかさず魔法「シルバーレール・ネクロドレイク」を発動、
これは自分の場にモンスターがおらず相手の場にモンスターが2体以上いる時に
墓地から水属性ドラゴン族を蘇生できるというものです。
これによりアイスバレル・ドラゴンを蘇生しさらに相手モンスターを全て守備表示にします。
そしてレイドラゴンを召喚してアイスバレル・ドラゴンと共に攻撃、
それぞれアンブラーグリーとプロフェシーフレーズを戦闘破壊します。
ザ☆ルーグはこれでターンエンドです。
ルーグのデッキは水属性ドラゴン族が中心のようですね。
ロンドンがルーグに渡したデッキなのか?とアサカが思案していますが
それを否定するのがニャンデスター、彼女は明らかにルーグの事を知っている様子です。
ロヴィアンのターン、ドロー。
恐怖の大王が思ったよりもフレンドリーで拍子抜けだった関係で我慢の限界モードになっています。
幼少期の頃から警戒していたので気持ちは分かりますが逆ギレだと思います。
ブルーグラス・スティーラーを召喚、その効果で2体分のリリース要員になりつつ
風砕のアスポートパイレーツをアドバンス召喚します。
その効果はライフを1000払って相手の墓地のモンスター2体を手札に戻しつつ
自身の攻撃力をお互いの手札の合計×1000あげるというもの、
これにより攻撃力が3000となりさらに装備魔法「重装ダブルネクスカリバー」を装備、
2回攻撃を可能にします。
これに加えてさらに装備魔法「天装ダグラシック」をアスポートパイレーツに装備、
これは攻撃力を500上げてさらに相手モンスターを戦闘破壊すればライフを1000回復できます。
アスポートパイレーツの2回攻撃によりレイドラゴンとアイスバレル・ドラゴンを戦闘破壊、
ザ☆ルーグのライフを100まで削った上で2000ライフを回復しました。
ロヴィアンはこれでターンエンドです。
例によって2回言う
ザ☆ルーグのターン、ドロー。
ドラゴンバードとゼロドレイクを召喚で2体ともリリース、
今、大王の銀河に7つの超新星がガンマ線バースト
わやだと言われてももう遅い
わやだと言われてももう遅い
2回言ったのには意味がある
したっけ出てこいザ☆ドラギアス
ザ☆ルーグはザ☆ドラギアスをアドバンス召喚します。
元のドラギアスよりも全体的に色が薄くなってこり氷感ありますね。
さらにルーグは魔法「ザ☆コピー」を発動、墓地からもう1体のザ☆ドラギアスを蘇生します。
そして装備魔法「バイスラッシャー」を片方のザ☆ドラギアスに装備。
これは場に同名モンスターが2体いる時に発動可能で通常モンスターの攻撃力を倍にできます。
これにより攻撃力5000と攻撃力2500でそれぞれ攻撃、
アスポートパイレーツを戦闘破壊しつつロヴィアンのライフを0にしました。
ザ☆ルーグの勝利です。
ロヴィアンに勝ったザ☆ルーグは言います。
「初めてやってみたけど楽しかった」と。
そう、ザ☆ルーグはこれがラッシュデュエル初体験なのです。
初心者に負けたと知ったロヴィアンはそれはもう酷くショックを受けて涙を流します。
普段とても飄々としているロヴィアンでもさすがにショックだった様子でかなり落ち込んでます。
気持ちは痛いほどわかると言う遊飛、君も一番最初に初心者のユウディアスに負けましたもんね。
そんなロヴィアンにザ☆ルーグは元気を出せと
恐らくはネツゾーに見せたものと同じものをロヴィアンに見せました。
その瞬間、ロヴィアンはなんと氷漬けになってしまいました。
周囲には恐らくは同じように氷漬けになった無数の宇宙人たちがいます。
これこそがザ☆ルーグが恐怖の大王と呼ばれた要員なのでしょうか。
なおフィッシャー須海の話によるとヘソも消息を絶ったようで
恐らくはあちらもルーグが見せた何かによって氷漬けになってしまったのでしょう。
というわけで今回のボスと思われる恐怖の大王ザ☆ルーグが登場です。
前回のロヴィアンがロミンオマージュなのに対してこちらはルークオマージュです。
使用しているカードから考えると水属性ドラゴン族が中心のデッキのようですね。
ザ☆ドラギアスは通常モンスターなので元のドラギアスのような2回攻撃はありませんが
「同名カードを2体並べる」という戦術で疑似的に2回攻撃を再現しています。
しかしロヴィアンは何故氷漬けになっているのでしょう。
今までのザ☆ルーグの言動や態度からして彼に悪意のようなものは感じられません。
もしかしたら見せられたものが寒いギャグか何かでそれで氷づくみたいな
そんなコメディ展開も大いにあり得ますね。
次回予告 第33話『プラチック・ワールド』
友好ラッシュデュエル第2試合はマニャVS宇宙恐竜ザ☆模型田ムベンベ。
モチーフはアフリカのUMAモケーレ・ムベンベですね。
こうなるとルーグ配下は全員「ザ☆」ってついてそうです。
プラモデッキ使いという事ですが使用者から見て恐竜族デッキの可能性が高そうです。
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