今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:お互いのフィールド・墓地のモンスターの中から、
除外されているお互いのカードの枚数の差だけ対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
その後、相手は自身のデッキからモンスター1体を特殊召喚できる。
汎用の通常罠です。
深淵の獣アルバ・ロスが十字砲火の直撃を喰らっています。
恐らくは十字砲火している片方はギガンティック“チャンピオン”サルガス、
もう片方が鉄獣式強襲機動兵装改“BucephalusⅡ”であり
この2体における連携攻撃なのでしょう。
全体的に絶望感が漂っていた今までの流れを払拭する実に爽快感溢れるイラストです。
お互いの除外ゾーンの差だけ墓地やフィールドのモンスターを除外
①:お互いのフィールド・墓地のモンスターの中から、
除外されているお互いのカードの枚数の差だけ対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
その後、相手は自身のデッキからモンスター1体を特殊召喚できる。
その効果は1ターンに1度、お互いの除外ゾーンの枚数差だけ
お互いの場や墓地にあるモンスターを除外しつつ
相手にデッキからモンスター1体を特殊召喚させるというものです。
相手にデッキからの特殊召喚を許してしまうデメリットこそあるものの
状況次第ではフィールドのモンスターをフリーチェーンで一掃しつつ
更に墓地アドバンテージを根こそぎ奪う事も狙える豪快な効果となっています。
イメージ的には除外をしながら展開するビーステッドのメタを意識した効果で
展開に必要な墓地アドバンテージを大量に奪う事が可能で
あちらのエース格のモンスターは特殊召喚モンスターなので
後半の効果で出す事も出来なくなっています。
とはいえ【ビーステッド】に限らず相手任せでは上手く機能させ辛いですし
実際には自分から積極的に除外を行って除外できる枚数を増やしていく事になるでしょう。
【クシャトリラ】や【神碑】など相手のカードを積極的に除外するデッキならば
除外ゾーンの差をつけやすいですし自分のカードを除外する場合ならば
強欲で貪欲な壺など一度に大量の除外を行えるカードもあるので
大量の除外を狙っていく事は難しくありません。
ただ問題となってくるのは「必ず差額分のモンスターを除外しなければならない」点です。
例えば除外ゾーンの差が20枚あった場合、
必ず墓地とフィールドから20体のモンスターを除外しなければなりません。
実際にそういう状況は調子に乗って除外しまくると普通にありえるでしょう。
モンスター以外は除外できない事もあり相手の墓地やフィールドのモンスターの数が足りなければ
自分のモンスターも墓地やフィールドから除外しなければいけなくなりますし
それでも足りないのであればそもそも発動自体ができなくなってしまいます。
この為に実際に有効活用するにはひたすら除外カードを増やすのではなく
ある程度除外枚数を意識して調整するのが求められてくるでしょう。
そういう意味では強欲で貪欲な壺のようなまとめて大量に除外するカードよりも
強欲で金満な壺のようにある程度除外枚数を調整できるカードの方が
このカードを活用する上では相性がいいとも言えます。
いずれにせよ適切な状況で発動する事さえできれば
相手にモンスターを1体特殊召喚させるデメリットを踏まえても
フリーチェーンで大量除去を狙いつつ墓地アドバンテージも奪いつくせる
強烈極まりないカードとなります。
それにしてもサルガスはキットちゃんの改造だし
プーケファルスⅡの新武装もキットちゃんのお手製です。
これに加えて撃鉄竜リンドブルムの存在も考えると
キットちゃん貢献しまくりですね。
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