《カオス・ビースト－混沌の魔獣－》遊戯王ＯＣＧカード考察　シンプルにアドが稼げて何度でも蘇生できる！

今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA（フォトン・ハイパーノヴァ）よりこのカードです。

カード説明

wiki

カオスの新規となる闇属性悪魔族のレベル６シンクロモンスターです。

黒い竜と白い獅子、２つの首を持つ魔獣です。

黒を基調とする体毛に白い毛が茨にまかれたように混ざっているのが印象的です。

禍々しさと恰好よさがいい感じに両立してるデザインですね。

除外ゾーンのカードを手札に回収

シンクロ素材にはチューナーに光属性を、非チューナーに闇属性を指定しています。

楽なのはカオス・ミラージュ・ドラゴンの効果で

レベル２の闇属性モンスターを蘇生してしまう事でしょう。

①の効果はこのターンに何かしらカードが除外していれば

そのターンの間自身の攻撃力を１０００アップするというものです。

カオス・デーモン－混沌の魔神－のコンパクト版とも言うべき効果であり

元々の攻撃力と合わせて３０００打点に到達します。

レベル６の攻撃力としてはかなりの高水準と言っていいでしょう。

②の効果は１ターンに１度、自分の除外ゾーンにある光属性か闇属性モンスター１体を

手札に加えるというものです。

除外を多用するカオスにとってはシンプルに除外したカードの再利用に繋がる効果であり

何かしら墓地に送る手段があれば間接的に墓地アドバンテージの回復にも繋がります。

③の効果は１ターンに１度、自身以外の光属性１体と闇属性１体を手札や墓地から除外する事で

自身を墓地から特殊召喚できる自己蘇生効果です。

２体の墓地コストが必要なものの、相手からすれば除外やバウンスでもしない限り

繰り返し復活してくる厄介なカードとなります。

相手に除外やバウンスをされそうになった場合は

この効果に繋げる為に激流葬などで自分から破壊してしまうのも１つの選択肢でしょう。

もしくは相手に除去される前にとっとと何かしらの素材にしてしまう手もあります。

何度も蘇生させていこう

実質的に３０００打点と高い攻撃力を持っているのに加えて、

②の効果でアドバンテージを確保しつつ墓地へ送られても③の効果に繋がると

全体的にハイスペックな性能をしたカードです。

②と③の効果も噛み合っており、③の効果のコストとして除外したモンスターを

②の効果で手札に回収して再利用する事が可能となっています。

これにより実質的に「墓地コスト１枚で蘇生し、墓地から１体を墓地から手札に回収」という

とても優秀な自己蘇生効果となっているので

是非とも毎ターン自己蘇生を狙っていきたい所です。

チューナーと非チューナーの属性がそれぞれ指定されているものの、

レベルが６とシンクロの中では低めなのでこの２属性を積極的に活用するのであれば

カオス軸以外でのシンクロ召喚も狙いやすいです。

白の聖女エクレシアとレベル２闇属性、

幽鬼うさぎとレベル３闇属性でシンクロ召喚が出来る点は覚えておいていいでしょう。

効果も光属性や闇属性を使い除外ギミックを活用するデッキであればとても重宝するもので

汎用性の高いカードとなっています。

カオス・デーモン－混沌の魔神－の効果でＥＸデッキから直接特殊召喚も出来ますが

その場合は蘇生制限を満たせないので③の効果に繋げられない点に注意です。

とはいえ②の効果が有用なのでそれを考慮しても出す価値はあります。