今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
闇属性/悪魔族/攻1600/LINK-2
【リンクマーカー:左下/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
悪魔族モンスターを含むモンスター2体
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、
自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、以下の効果から1つを選んで適用できる。
●デッキから「魔界劇場「ファンタスティックシアター」」1枚を選んで
自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
●デッキから「魔界劇団」Pモンスター1体を選んで自分のPゾーンに置く。
【魔界劇団】の新たなスタッフとなる闇属性悪魔族のLINK-2リンクモンスターです。
スーツをオシャレに着こなす二股の蛇の尻尾を持つ悪魔です。
本人はポーズを決めつつ尻尾の蛇が魔界劇団のマーク入りの招待状を差し出してるのがキザな感じ出てますね。
見た目から魔界劇団の使い手であるデュエリスト、沢渡シンゴをモチーフにしていると見ていいでしょう。
沢渡シンゴをモチーフにしたカードとしては
同じく彼が使った妖仙獣のカード、妖仙獣 侍郎風に続いて2体目です。
「プロデューサー」とは映画やドラマ、その他様々な制作活動における
制作全体を統括する現場責任者の事です。
基本的に監督であるディレクターよりも更に上の立場に位置する存在であり
まさに「魔界劇団で一番偉い人」といっていいモンスターだと思われます。
劇場か役者をスタンバイさせる
悪魔族モンスターを含むモンスター2体
リンク素材には片方に悪魔族を指定しています。
魔界劇団はいずれも悪魔族なのでリンク召喚は難しくなく、
魔界劇団-ハイパー・ディレクターで他の魔界劇団を特殊召喚した並べる事で
スムーズにリンク召喚に繋げる事が可能です。
また魔界発現世行きデスガイドあたりを用いれば1枚でリンク召喚する事も可能です。
リンクマーカーは斜め下に2つというEXモンスターゾーン向きの配置です。
ペンデュラム召喚する枚数を増やすのに役立ってくれるでしょう。
①:自分・相手のメインフェイズに、
自分フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
その後、以下の効果から1つを選んで適用できる。
その効果はお互いのメインフェイズ時に1度、
自分の場の表側カードを破壊した後に2つある効果から1つを選んで適用するというものです。
自身を破壊して効果を発動する事もできますが
フリーチェーンで発動できるので自分ターンであれば各種魔界台本を発動した際に
チェーンしてそれを破壊して効果を発動するのが無駄がないでしょう。
破壊される事で効果を発動出来る魔界劇団-ワイルド・ホープを破壊するのも手です。
自分のフィールドゾーンに表側表示で置く。
1つ目の効果は魔界劇場「ファンタスティックシアター」を
デッキから直接フィールドゾーンに表側表示で置けます。
サーチ効果と相手のモンスター効果の牽制を兼ねた優秀なフィールド魔法であり
これをデッキから引っ張ってこれる意義は大きいです。
2つ目の効果は魔界劇団ペンデュラムを
デッキから直接ペンデュラムゾーンに置くというものです。
ペンデュラム召喚の布石として便利な効果であり
魔界劇団-メロー・マドンナはペンデュラム効果で他のペンデュラムをサーチ可能なので
そのままこのカードのリンクマーカーを活かしたペンデュラム召喚が狙えます。
基本的にはまだファンタスティックシアターを用意できていなければ1つ目の効果を、
既に確保できていたり発動条件を満たせていない場合には2つ目の効果を利用するといいでしょう。
ファンタスティックシアターは1度だけ相手のモンスター効果を強制的に書き換える効果を持っており
これを相手メインフェイズの好きなタイミングで直接セットできるのはとてもいやらしいです。
お互いのターンに効果を積極的に発動できる点や
リンクマーカーそのものがペンデュラム召喚に役立つ事もあって
まさに多方面で魔界劇団を支えてくれる敏腕プロデューサーとなっています。
このカードと一緒に登場した魔界劇団-リバティ・ドラマチストも含めて
ドラマにおける裏方ポジションなのがニクいですね。
ちゃんと魔界劇団のカーテンコールに登場していない理由付けになっています。
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