8月9日に遊戯王マスターデュエルにおいて
新たなセレクションパック「インヴィンシブル・レイド」が登場しました。
今回紹介するのはそれに収録されたOCGより先駆けて実装された海外先攻カードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:通常召喚されたモンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。
フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
このカードの発動後、次の自分ターンの終了時まで自分は通常召喚できない。
汎用の通常罠です。
インヴェルズ・グレスが右手から赤い稲妻を無数に走らせています。
インヴェルズの異名の1つに「絶対捕食者」というものがあり
このカードはインヴェルズ・グレスの強大さを誇示しているのでしょう。
インヴェルズ・グレスは全体除去効果を持っている事もあり
このカードもそのインヴェルズ・グレスの効果を意識しているものと思われます。
通常召喚されたモンスターがいる場合に特殊召喚したモンスター全て破壊
①:通常召喚されたモンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。
フィールドの特殊召喚されたモンスターを全て破壊する。
ただデメリットとして発動した後は
次の自分ターン終了時まで通常召喚が行えなくなってしまいます。
特にアドバンス召喚を軸にするデッキにとってはかなりきつい制約であり
次の自分ターンの展開は難しくなります。
場に出ている通常召喚したモンスターを維持するなど
できるだけ次のターンの展開をしなくても大丈夫な状況を作っていきたい所です。
効果自体はかなり有用な代物ですがデメリットとどう向き合うかが課題のカードといった所です。
この手の全体除去としてはシンプルに使いやすい激流葬がありますが
あちらと違い、アドバンス召喚したモンスターなどを場に残す事ができる点、
発動タイミングが自由なのでハーピィの羽根帚などの除去に対してチェーンができる点、
相手が既に展開をし終えた後でも後出しでセットしての発動で全体除去が出来る点など
激流葬にはない利点もしっかりあります。
また通常召喚が出来なくなる制約ですが
自分ターンでの発動であれば通常召喚を行った後に発動する事でほとんど支障がなくなります。
基本的に自分ターンでの発動を狙いつつ、
相手に除去されそうになったらデメリット覚悟で相手ターンに発動する、
といった運用方法も考えられます。
ちゃんとした形でのインヴェルズ新規もください。
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