今回紹介するのはDARKWING BLAST(ダークウィング・ブラスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
装備魔法
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:装備モンスターの攻撃力は500アップし、「忍者」モンスターとしても扱う。
②:自分の墓地から「忍者」モンスター1体を除外し、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、
除外されている自分の「忍者」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加えるか裏側守備表示で特殊召喚する。
忍者用のサポートとなる装備魔法です。
蟲の忍者-蜜がムカデのような道具を用いて大地を抉っています。
名前からしても大地を掘り進めるほどのパワーを秘めた強力な道具のようですね。
「カナムグラ」とは中国や日本に生息するアサ科の一年草で
鋭い棘を持つ強靭な蔦を持っており電柱やガードレールなどに絡まる性質を持っています。
このカードも棘のついた蔦からなぞらえて名付けられているのでしょう。
装備したものが忍者になりさらに除去効果も兼ね備える
①の効果は装備したモンスターの攻撃力を500上げつつ
忍者と名の付くモンスターとして扱うというものです。
忍者として扱うようにする意味は色々とあり
忍者マスター SAIZOのように忍者を素材に指定するカードの素材にできる他、
機甲忍法 超変化の術などで墓地へ送れるようになったり
忍者ブレード・ハートで2回攻撃を付与できるようになります。
②:自分の墓地から「忍者」モンスター1体を除外し、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
③の効果は1ターンに1度、墓地から忍者を除外する事で
場のカードを1枚は秋できるというものです。
墓地コストこそ必要なもののシンプルに使いやすい除去手段であり
このカードが場に残れば次のターンも発動が狙えます。
③:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、
除外されている自分の「忍者」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを手札に加えるか裏側守備表示で特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、場から墓地へ送られた場合に
除外されている忍者1体を手札に加えるうか裏側守備で除外するというものです。
②の効果で除外した忍者の再利用が可能であり
装備したモンスターを何かしらの素材にする事で簡単に発動が狙えます。
リバース効果を持つのならば裏側守備で特殊召喚し
そうでなければ手札に回収するのがいいでしょう。
打点強化自体は500と控えめなものの
除去効果と墓地に送られた場合の忍者の再利用を兼ね備えた
アドバンテージ的にとてもお得な装備魔法です。
忍者マスター HANZOや隠れ里-忍法修練の地などで容易に手札に確保でき
墓地コストさえ用意できるのであれば積極的に使っていけます。
また相手に装備させて相手モンスターを無理やり忍者にする事も可能です。
この場合、忍法 落葉舞と組み合わせる事でそのモンスターを出来るようになり
また超融合で相手モンスターを戎の忍者-冥禪の融合素材にするなんて事もできます。
わざわざ忍法 落葉舞が相手の忍者もリリースできるようになっているあたり
この使い方が最初から想定されてる感じですね。
事実、相手に装備した場合でも②の効果や③の効果は問題なく発動できるので
組み合わせる事で更にアドバンテージを確保できるようになっています。
実にトリッキーな使い方ができる面白いカードですね。
相手モンスターを忍者に出来ない場合でも
シンプルに除去&忍者回収として便利なのもグッドです。
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