《冥占術姫タロットレイス》遊戯王ＯＣＧカード考察　前代未聞の儀式リバースモンスター！

今回紹介するのはDARKWING BLAST（ダークウィング・ブラスト）よりこのカードです。

カード説明

wiki

【占術姫】の新規となる闇属性天使族のレベル９リバース儀式モンスターです。

リバースモンスターであり儀式モンスターでもあるというのはこのカードが初です。

名前からして聖占術姫タロットレイの反転バージョンといった感じですね。

攻撃力守備力が逆になっている他、光属性から闇属性になっています。

ビフォー

↓

アフター

全体的に青緑を基調とした色合いになっておりローブに描かれたタロットの並びも変わっています。

周囲には大量のタロットが舞うように展開されているのも印象的ですね。

レイスとはスコットランドに伝わる幽霊の事であり

タロットレイが霊体化した姿なのかもしれません。

デッキからリバースモンスターを直接裏側表示で特殊召喚

対応する儀式魔法に冥占術の儀式存在している他、

聖占術姫タロットレイの効果でも特殊召喚が可能です。

他の儀式魔法でも儀式召喚自体はできますが裏側守備表示で出してこそ真価を発揮するので

基本的にこの２つのどちらかの方法で儀式召喚する事になるでしょう。

どちらも墓地からこのカードを特殊召喚ができるので

予めこのカードを墓地へ送っておくとスムーズに特殊召喚に繋げられます。

宣告者の神巫はデッキからこのカードを墓地へ送る事が出来る上にその際にレベルが９になるので

儀式召喚のリリース要員として便利です。

①の効果は１ターンに１度、リバースした場合に

デッキからリバースモンスター１体を裏側守備表示で特殊召喚できるというものです。

特に強力なリバース効果を持つ禁忌の壺や機怪神エクスクローラーを

デッキから直接裏側守備表示で出す貴重な手段となります。

それ以外ではリバースしたターンの相手の特殊召喚一切を封じるガード・ドッグも

この効果で特殊召喚する有力な候補となってくるでしょう。

②の効果はお互いのターンに１度、

自分の場の裏側モンスターを任意の数だけ表側守備にするか

自分の場の表側モンスターを任意の数だけ裏側守備にするかのどちらかを選べるというものです。

フリーチェーンで表側と裏側のどちらにもできるという点で聖占術姫タロットレイの効果と共通していますが

あちらと違い相手モンスターに干渉できない代わりに複数体を一気に変更できます。

①の効果で特殊召喚したリバースモンスターをすぐさま表側にする事が可能であり

次のターンには再度裏側にして再利用する事も可能です。

このカード自身も裏側にする事が可能でありその場合は再度①の効果に繋げられます。

場に残れば残るほど手がつけられなく

単純に①の効果でガード・ドッグや機怪神エクスクローラーを特殊召喚しつつ

次の相手ターンにこれらを表側にして相手の妨害をするという動きが強力です。

禁忌の壺を任意のタイミングでリバースする事ができるので

フリーチェーンの全体除去を兼ねた動きもできます。

ただその為には裏側表示で出したこのカードをリバースする必要があるので

聖占術姫タロットレイやＡＤチェンジャーなど

このカードをリバースさせる手段は別途用意しておきたい所です。

それさえできれば前述の強力な動きに加えて②の効果で自身も裏側にできるので

場に残す事ができれば再度リバース効果で強力なリバースモンスターをデッキから呼び出せるので

相手としては放置しておくのがとても危険なカードとなっています。

エクスクローラーなどで動きを制限された状態で除去をするのは骨が折れますし

占術姫ビブリオムーサあたりで耐性を付与出来ればさらに場持ち性能が高まるので

実際このカードを盤面に維持するというのは充分に狙えます。

いやあここに来て占術姫の強化が来るとは予想外です。

リバースモンスターは強力な効果持ちが数多く存在しているので

それをデッキから呼び出してフリーチェーンでリバースできるのは

やっぱり強いですね。