7月21日にVジャンプ9月号が発売されます。
今回紹介するのはその付属として収録されるこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星2/風属性/戦士族/攻 600/守 600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにモンスターが表側表示で特殊召喚された場合、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを裏側守備表示にする。
②:このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を表側攻撃表示または裏側守備表示にする。
新しいニンジャのエントリーとなる風属性戦士族のレベル2モンスターです。
大凧で空を飛びながら爆弾・・・いやこの場合は焙烙火矢と呼ぶのが正しいでしょうか、
それを上空から降り注がせる緑の忍者です。
さながら爆撃機のような仕事をこなす忍者という事ですね。ゴウランガ!
「若い」と書いて「グリーン」と読むのが
渋い忍者(シルバーにんじゃ)の対を意識した感じで秀逸なネーミングです。
2つの効果で表示形式を変更
①:自分フィールドにモンスターが表側表示で特殊召喚された場合、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、対象のモンスターを裏側守備表示にする。
①の効果は自分の場にモンスターが表側で特殊召喚された場合に
自身を手札から特殊召喚しつつそのモンスターを裏側守備表示にするというものです。
このカードを自己展開する為、というよりは
裏側守備表示にしたいモンスターのサポートとして使うべきでしょう。
例えばワン・フォー・ワンや金華猫で聖なる魔術師やぴよコッコを特殊召喚した際に
それを裏側守備にする手段として利用できます。
ちなみに特殊召喚時に効果を発動出来るモンスターであれば
それに対して相手がエフェクト・ヴェーラーを発動してきた場合に、
この効果で裏側にしてしまう事で無理やり効果を通すなんて芸当もできます。
②:このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を表側攻撃表示または裏側守備表示にする。
②の効果は1ターンに1度、手札かフィールドから墓地へ送られた場合に
フィールドのモンスター1体を表側攻撃表示か裏側守備にできるというものです。
手っ取り早い発動方法は場に出した後にリンク素材にしてしまう事ですが
残念ながら現在このカード単体でリンク召喚できるLINK-1はありません。
戦士族なのでもう1体戦士族を並べて
聖騎士の追想 イゾルデあたりのリンク素材にするのがいいでしょう。
忍法 超変化の術あたりの発動コストにする手もあります。
こちらもリバースモンスターのサポートに適した効果であり
①の効果で裏側にしたモンスターをすぐさま表側表示にしたり
逆にリバースしたモンスターを再び裏側にして再利用すると言った使い方が可能です。
相手モンスターを裏側にする事も出来るので戦闘補助に利用したり
ロック効果持ちを裏側にしてやり過ごすといった活用方法もあります。
様々なリバースモンスターのサポートに
忍者の新規ですが忍者のサポートというよりは
リバース効果持ち全般をサポートできる効果であり
リバースモンスターを特殊召喚する手段とこのカードを墓地に送る手段があれば
特殊召喚したリバースモンスターを裏側守備表示にしてすぐに表側にするという動きが可能となります。
裏側守備表示で特殊召喚する効果自体が相当に限られている事を考えると
普通の蘇生手段などからリバース効果を活用できるのはかなりありがたく
特にメタモルポットや禁忌の壺など強力なリバース効果を持つカードを活用する場合、
それらをすぐに発動できるのは大きな意味を持つでしょう。
忍者マスター HANZOや増援などでサーチも可能であり
このカード自体を手札に引き込むのは難しくないのもありがたいポイントですね。
①の効果は自分の場に特殊召喚されればいいので
例えば壊獣を相手に送りつけられた場合でも特殊召喚が可能です。
これをすると相手は妖精伝姫-カグヤや獣王アルファで壊獣をバウンスしたり
獣王アルファを特殊召喚する為の攻撃力参照ができなくなったりするので
【壊獣カグヤ】相手だと意外と有効なテクニックです。
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