《ヴァリアンツＭ－マーキス》遊戯王ＯＣＧカード考察　ヴァリアンツ版Ｄスマホン、モンスターの展開もできるよ

今回紹介するのはデッキビルドパック タクティカル・マスターズよりこのカードです。

カード説明

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【ヴァリアンツ】に属する炎属性機械族のレベル６ペンデュラムモンスターです。

右腕にはレールキャノン、左腕にはガトリング砲、両肩には恐らくレーザーキャノン、

背中にはミサイルポッドと全身に武器を満載したザ・重武装といった感じのヴァリアンツです。

頭部も索敵能力の高そうな平べったい形で火器管制に特化してる感じが出てます。

百識公国勢力はパワードスーツに身を包みつつ戦況に応じた装備をする設定ですが

このカードの場合役割は遠距離砲撃、火力支援といった所でしょう。

個人的に百識公国のヴァリアンツの中でも一番好きなデザインをしています。

「マーキス」は貴族階級の爵位における「侯爵」を意味します。

「マッド」は発狂などを意味する言葉であり

狂ったように武器を乱射するイメージなのかもしれません。

サイコロを振って行う２つの効果

ペンデュラム効果は１ターンに１度、百識公国が場に存在しているか

炎属性のヴァリアンツが自分の場にいる場合に

正面のモンスターゾーンに特殊召喚できるというものです。

自分と同じ陣営のフィールド魔法かモンスターがいれば特殊召喚できるという

上級、最上級のヴァリアンツが共通でもつ自己展開効果ですね。

百識公国は相手に送り付けた方でも問題ありません。

①の効果は１ターンに１度、サイコロを１個振って出た目の数だけカードを上からめくり

その中にヴァリアンツと名の付くカードがあれば

そうち１枚を手札に加える事ができるというものです。

Ｄ・スマホンのヴァリアンツ版とも言うべき効果ですがこちらは名称ターン１制限です。

運こそ絡みますがデッキの半分以上がヴァリアンツであれば

高確率で何かしらのカードは手札に引っ張ってこれるでしょう。

②の効果は１ターンに１度、

モンスターゾーンから別のモンスターゾーンに移動した場合に

サイコロを１回振って２か５が出れば

魔法罠になっているモンスター１体を正面のメインモンスターゾーンに特殊召喚できます。

こちらも運が絡む効果であり３分の２の確率で成功でき

ヴァリアンツＶ－ヴァイカントで魔法罠ゾーンに設置したヴァリアンツや

相手のＶＶ－百識公国の効果で永続魔法にされたモンスターを特殊召喚するのに使えます。

なお必要なダイス目の関係上、出たら目によるサポートの適応外なので注意です。

主にヴァリアンツの忍者－南月やＶＶ－真羅万象と同じように

魔法罠ゾーンに置いたヴァリアンツを展開する手段として用いる事になるでしょう。

ヴァリアンツの忍者－南月は確実に発動でき安定性の面ではあちらに負けてしまいますが

こちらはヴァリアンツ以外も特殊召喚が可能であり

ＥＸデッキから出したモンスターが永続魔法にされた場合にはこちらの効果の方にお世話になってきます。

またこちらはもう１つのモンスター効果でアドバンテージも稼いでくれるので

効果が不安定ながらも結構お世話になるカードになるでしょう。

こういうサイコロを振る効果はボードゲーム感ありますね。

ヴァリアンツはもっとコイントスやサイコロを振る効果があると

より「らしさ」が出てくると思ってます。