《ヴァリアンツＤ－デューク》遊戯王ＯＣＧカード考察　きみいいからだしてるね、ヴァリアンツチームに入らないか？

今回紹介するのはデッキビルドパック タクティカル・マスターズよりこのカードです。

カード説明

wiki

【ヴァリアンツ】に属する炎属性機械族のレベル８ペンデュラムモンスターです。

右腕に大型のブレードを装備したヴァリアンツです。

いかにも機動力と近接戦闘力に優れたエースユニットって感じですね。

百識公国勢力における看板キャラクターになってそうです。

「デューク」は爵位の第１位である公爵を、「ドミネーター」は支配者を意味します。

戦場を支配するという意味合いから来ているのかもしれませんね。

相手モンスターをヴァリアンツ扱いでコントロール奪取

ペンデュラム効果は１ターンに１度、

フィールドにＶＶ－百識公国か炎属性のヴァリアンツがいる場合に

正面のメインモンスターゾーンに特殊召喚できるというものです。

自分の陣営のフィールド魔法かヴァリアンツがあればＰゾーンから特殊召喚できるという

上級、最上級のヴァリアンツが共通で持つ自己展開条件です。

下級ヴァリアンツに比べるとやや条件が指定されていますが

その代わりにヴァリアンツ以外が特殊召喚出来なくなる制約がありません。

モンスター効果の①は１ターンに１度、

魔法罠ゾーンにセットされたカード１枚を選択し

そのターンそのカードの発動をできなくするというものです。

魔法罠のケアとしてはそれほど優れた効果というわけではありませんが

選択した魔法罠を意図しないタイミングでチェーン発動させるぐらいの仕事はできます。

モンスター効果の②は１ターンに１度、

モンスターゾーンから他のモンスターゾーンに移動した場合に

相手のメインモンスターゾーンの表側モンスターのコントロールを奪うというものです。

コントロールを奪取するという強力無比な除去効果であり

奪ったモンスターは攻撃宣言も効果発動も出来ませんが

その代わりにヴァリアンツとして扱うので

ヴァリアンツＧ－グランデュークを出す為のリリース要員として活用できます。

その為に奪ったモンスターはできるだけ

ＥＸモンスターゾーンと同じ列に置くといいでしょう。

ＥＸモンスターゾーンのモンスターは奪えない点には注意です。

【ヴァリアンツ】を相手にこの効果を警戒する場合、

奪われたくないモンスターはできるだけＥＸモンスターゾーンに出すといいでしょう。

とにかく②のモンスター効果が強力であり

相手を永続魔法にするという間接的な除去だったり運が絡んだりと

やや不安定な所のある【ヴァリアンツ】の中でも明確にアドバンテージが取れる除去手段となります。

その為にモンスターゾーンを移動する効果などはこのカードに優先的に回す価値があると言えます。

百識公国勢力の中でも特にヒロイックなデザインをしています。

まさに主役機ってイメージですね。