今回紹介するのはデッキ改造パック 運命のギャラクシー!!よりこのカードです。
目次
カード説明
フュージョン・効果モンスター
星8/地属性/植物族/攻 0/守 0
「花牙クノイチ・エトランゼ」+「花牙クノイチ・エトランゼ」
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスターを2体まで選び、
その攻撃力・守備力をターン終了時まで73万ダウンする。
地属性植物族のレベル8フュージョンモンスターです。
カード名からして花牙絢爛メイカ・エトランゼの別バージョンですが
レベルが1下がっており攻撃力守備力も0になっています。
ビフォー
↓
アフター
これはひどい
眼鏡をかけたメイカ・エトランゼがひと昔前の少女漫画風に描かれています。
周囲にはベルサイユの薔薇か何かなキラキラな枠も描かれております。
カード名からしても元の持ち主である七星蘭世の蘭世アイズを強く意識しています。
メイカ・エトランゼも持ち主である蘭世同様にそうとう惚れっぽくて
男性を見ると乙女心がご乱心してしまうタイプなのかもしれません。
2体の攻撃力を73万ダウン
【効果】相手フィールドの表側表示モンスターを2体まで選び、
その攻撃力・守備力をターン終了時まで73万ダウンする。
その効果は1ターンに1度、デッキトップのカードを1枚墓地へ送る事で
相手モンスター2体までの攻撃力守備力をそのターンの間73万ダウンするというものです。
これまたやけくそな数値を叩き出しています。
遊戯王SEVENSにおいて蘭世は惚れた男性の観察日記を73冊も作っており
これがこの73万という数字の由来になっていると思われます。
つまり1冊で攻撃力守備力が1冊ダウンします。特急呪物かな?
実質的にあらゆるモンスターの攻撃力守備力を0に固定すると同義のようなものであり
マキシマムモンスターだろうがフュージョンモンスターだろうが
このカードの前では攻撃力守備力0を晒す事になります。
ただしこのカードの攻撃力も0なのでこのカードのみだと
ステータスが0になった相手モンスターを戦闘破壊する事ができません。
このカードと一緒に何かしら下級モンスターを場に出す準備をしておきたい所です。
あくまで2人が争っているのが見たいわけで自分が介入するのは解釈違いなのでしょう。
別の手段としてフィールド魔法の森を使って攻撃力を上げる手もあります。
それでも攻撃力はわずか200ですが攻撃力0になった相手モンスターを戦闘破壊する事は可能です。
ただ相手ターンには攻撃力200のこのカードを攻撃表示で晒してしまう事になるので
そこは覚悟しておきましょう。
花牙絢爛メイカ・エトランゼとはまったく同じフュージョン素材指定なので
状況に応じてどちらを出すか使い分ける事になります。
あちらは大型モンスターを並べて畳みかけるのに向いており
こちらはマキシマムモンスターなどを強引に突破するのに向いているので
そのあたりを意識して使い分けるのがいいでしょう。
こういうやけくそな数字が時々出てくるのがラッシュデュエルの面白い所です。
この手の攻撃力低下は内部処理ではマイナスまで記録されており
効果を発動した後に何かしらで攻撃力を上げても基本0のままになるので
攻撃力上昇系のコンバットトリックに強い点は覚えておきましょう。
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