今回紹介するのは
HISTORY ARCHIVE COLLECTION(ヒストリー・アーカイブ・コレクション)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントローラーから見て相手は、自身の手札の数×200ダメージを受ける。
その後、対象のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
②:自分または相手が効果ダメージを受けた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから通常罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
手札からセットした場合、そのカードはセットしたターンでも発動できる。
汎用の通常魔法です。
エンジェルとして生まれながら冷たい心しか持っていない主人公
そんな性格だからいつもひとりぼっち
自分では孤独が好きと強がっているが
ひとりになると寂しさのあまり泣いてばかり
その涙はなぜか紺碧の海のように深く青い
「BLUE ANGEL」というタイトルの書かれた黒いシルエットの女の子が映る本です。
カード名は遊戯王VRAINS33話のサブタイトルと同名であり
同時にこの話に登場した絵本「BLUE ANGEL」を兄、財前晃から貰った事が
財前葵がブルーエンジェルとして活動するようになったきっかけとなっています。
なおスペクターにブルーエンジェルを散々煽る為の道具として使われました。
スペクターマジ最低だな!
バーンダメージをトリガーにデッキや手札から罠をセット
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントローラーから見て相手は、自身の手札の数×200ダメージを受ける。
その後、対象のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
①の効果は1ターンに1度、場の表側モンスター1体を選択、
そのモンスターの相手となるプレイヤーにそのプレイヤーの手札×200のダメージを与えつつ
選択したモンスターをターン終了時まで無効にするというものです。
基本的には効果を発動し終わった自分モンスターの効果を無効にして
相手にダメージを与える使い方になるでしょう。
手札が多いほど与えるダメージが多くなるのである程度ダメージを期待するのであれば
相手の手札が3枚ぐらいはある状態で発動したい所です。
逆に相手モンスターの効果を無効にする場合は
あらかじめ手札を減らしておく事で受けるダメージを軽減する事が可能です。
②:自分または相手が効果ダメージを受けた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから通常罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
手札からセットした場合、そのカードはセットしたターンでも発動できる。
②の効果は1ターンに1度、自分か相手が効果ダメージを受けた場合に
墓地から除外する事で手札かデッキから通常罠1枚をセットするというものです。
何かしら効果ダメージを発生させる手段があるのであれば
通常罠全般をデッキから直接サーチできる手段として機能します。
手札からセットする場合は直接的なアドバンテージにこそ繋がらないものの
セットしたターン中に発動する事ができます。
相手ターンに不意打ち気味に妨害用の罠カードをセットして発動なんて芸当ができますし
自分ターンであれば竜嵐還帰などの展開に繋がるカードは
すぐに発動できるようになる意味も大きいでしょう。
①の効果とは1ターンにどちらか片方しか発動できません。
こちらの効果は相手ターンでも発動ができるので
相手ターンにバーン効果を発動できるのであればスムーズに両方の効果を発動できます。
おろかな副葬で②の効果だけを目当てにする方法も
【トリックスター】であれば①の効果でちくちくバーン戦術のささやかな補助になりますし
②の効果の発動機会にも困る事はないでしょう。
それ以外のデッキでもバーン効果を出しやすく通常罠を活用するのであれば
②の効果を有用に活かす事ができます。
その場合はおろかな副葬などでデッキから直接墓地へ送ってしまってもいいでしょう。
【チェーンバーン】では活路への希望などドローソースとなる罠を
デッキから引っ張ってくる貴重な手段にもなります。
また手札の枚数を上手く調節する事で
「少量だけ自分にダメージを与えつつデッキから通常罠をセットするカード」としても機能します。
これは【V・HERO】や【サンアバロン】、H・Cサウザンド・ブレードなど
ダメージを受ける事をトリガーにするカードを活用する場合に活きてくるもので
特にサンアバロンは②の効果の発動機会も豊富にあります。
その場合サーチする通常罠としては破壊輪あたりを採用するといいでしょう。
わざわざ自分にダメージを与える事もできるという時点で
【トリックスター】だけでなく【サンアバロン】のサポートも意識してるという
なんとも皮肉なカードですね。
デッキから罠を引っ張ってこれるカードには
他にトラップ・トリックがありますがあちらと違い
このカードはデッキから同名の罠を除外する必要がありません。
つまり制限カードとなっている罠も引っ張ってくることが可能であり
その罠こそがトリックスター・リンカーネーションです。
トリックスターのサポートカードとしてはかなり考えられていますね。
コメント
でもこの本碌に生かされなかったなあ