今回紹介するのはBATTLE OF CHAOS(バトル・オブ・カオス)よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星6/闇属性/恐竜族/攻 0/守2500
カード名が異なる「ダイノルフィア」モンスター×2
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のLPが2000以下である限り、
自分は「ダイノルフィア」モンスターの効果及び、罠カードを発動するために払うLPが必要なくなる。
②:相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地からレベル4以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
【ダイノルフィア】に属する闇属性恐竜族のレベル6融合モンスターです。
夕焼けの都会を颯爽と飛行する翼竜型のロボットです。
ゾイドあたりに出演できそうなデザインです。
体の各所が金色に発光しているのが実にヒロイックで眩しいですね。
恐らくはダイノルフィアにおけるサポートメカのような役割だと思われます。
カード名は「ステルス」+「ゲオステルンベルギア」からでしょうか。
白亜紀後期の北アメリカに生息していたと言われる翼竜で
元はプテラノドンの一種とされていましたが2010年に新種として扱われるようになりました。
相手がモンスター効果を発動すればその攻撃力分のダメージ
融合素材にはカード名の違うダイノルフィア2体を指定しています。
ダイノルフィア・ケントレギナと同じ素材指定であり
ダイノルフィア・テリジアとダイノルフィア・ディプロスの2体で
融合召喚をしていくのが基本となるでしょう。
ダイノルフィア・ドメインにより実質手札1枚での融合召喚が可能です。
自分は「ダイノルフィア」モンスターの効果及び、罠カードを発動するために払うLPが必要なくなる。
①の効果はライフが2000以下の状態であれば
ダイノルフィアモンスターの効果や罠カードの発動にライフを払う場合、
そのライフ消費がなくなるというものです。
これによりライフが2000を切った段階でライフコストを気にする必要がなくなります。
ただ【ダイノルフィア】にとってはライフを減らせなくなる点が弱点にもなり得ます。
例えばダイノルフィア・ケントレギナはライフ2000の段階だと攻撃力が2000止まりなので
そこからライフを半分にして攻撃力3000にしたい場合も多いですが
このカードが場にあると出来なくなるので注意です。
②:相手がモンスターの効果を発動した時に発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
②の効果は1ターンに1度、相手がモンスター効果を発動した時に
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与えるバーン効果です。
効果そのものこそ無効にしませんがエース級になればなるほど高いバーン効果を与えるので
特に攻撃力が3000に行くようなモンスターの効果に対する抑制効果はかなり高いです。
③:このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地からレベル4以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、戦闘破壊か効果破壊された場合に
墓地からレベル4以下のダイノルフィアを特殊召喚する蘇生効果です。
ダイノルフィア・ケントレギナも持っている効果であり
これによりこのカードが破壊されたとしてもある程度のフォローが効きます。
【ダイノルフィア】にはダイノルフィア・ブルートという
自分のモンスターごと相手のカードを破壊する罠カードがあるので
バウンスや除外をされそうになった場合には自分から破壊するのも手です。
ライフコストの必要な罠が使いたい放題
①の効果によるライフコスト踏み倒しは罠カードであれば何でもOKです。
これにより各種ダイノルフィア魔法罠だけでなく
神の忠告や活路への希望やプライドの咆哮など大きなライフコストを払うカードも
そのコストを気にすることなく使いまくる事が可能となります。
本来であればライフを半減しまくる【ダイノルフィア】でこれらを活用するのは難しいですが
このカードを場に出す事が出来れば問題なく併用が可能となります。
エクシーズモンスターモンスターを用意していればそれが破壊された場合に
ゼアル・アライアンスを発動するなんて事もライフコストなしで可能です。
②のバーン効果も相当に強力です。
ダイノルフィア・ドメイン1枚からフリーチェーンでこのカードが出せるのがポイントで
相手が攻撃力の高いモンスターを出したタイミングに合わせてこのカードを融合召喚すると
相手に効果発動を断念するか多大なダメージを与えるかの2択を迫る事ができるので
とってもいやらしいです。
コメント