今回紹介するのはBATTLE OF CHAOS(バトル・オブ・カオス)よりこのカードです。
目次
カード説明
儀式・効果モンスター
星4/光属性/魔法使い族/攻 500/守2500
「凶導の葬列」により降臨。
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが儀式召喚に成功した場合、
フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
その内1体の攻撃力を、もう1体の攻撃力分アップする。
②:レベル8以上の自分の「ドラグマ」モンスターは戦闘では破壊されない。
③:相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで墓地へ送る。
【ドラグマ】の新規となる光属性魔法使い族のレベル4モンスターです。
ドラグマの儀式モンスターとしては凶導の白騎士に続く2体目です。
恐らくはドラグマ・ジェネシスで洗礼を受けていた少女でしょう(ちょっと前髪に名残があります)。
立派な杖と法衣を装着し、正式に巫女となった様子です。
が、髪は真っ白で目つきも極めて冷たいものになっており
何よりも周囲に使えている侍女が骨の体となった亡者となっています。
元となった彼女が出るまでもなく既に闇堕ちしていらっしゃいます。
背景には損傷の激しい都市が描かれており
デスピアが本性を現した後の教導国家ドラグマの悲惨さが感じ取れます。
既に亡者で溢れかえる死の都になっているかもしれませんね。
EXデッキのカードをピンポイントで墓地へ送る
対応する儀式魔法は凶導の葬列となっています。
凶導の葬列は墓地の融合、儀式モンスターを儀式素材にしつつ墓地からの儀式召喚が可能であり
手札消費を抑えつつ儀式召喚をする事が可能です。
儀式の下準備にもしっかり対応しているのもありがたいです。
同じくドラグマ用の儀式魔法として凶導の福音があるのでそちらを使ってもいいでしょう。
フィールドの表側表示モンスター2体を対象として発動できる。
その内1体の攻撃力を、もう1体の攻撃力分アップする。
①の効果は儀式召喚した場合に
フィールドの表側表示モンスター2体を選択、
その内の1体の攻撃力をもう1体の攻撃力分アップさせるというものです。
要するにモンスター1体の攻撃力を別のモンスターにそのまま加算するというもので
相手モンスターから攻撃力をいただいてもいいのでこのカード単体でも
相手より攻撃力を高めて殴りつけていく事が可能です。
が、このカードの攻撃力は500しかないのでどうせアップさせるのなら
別のモンスターを用意してそちらに攻撃力を譲渡してあげたい所です。
②の効果はこのカードが場に出ている間、
レベル8以上の自分のドラグマモンスターに戦闘破壊耐性を付与します。
教導の大神祇官などの場持ち性能を高めるのに貢献してくれるでしょう。
このカード自身はレベル4なので耐性が付与されない点に注意です。
③:相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで墓地へ送る。
③の効果は1ターンに1度、相手のEXデッキを確認し、
その内1体を墓地へ送るというEXデッキ破壊です。
ピンポイントで狙ったカードを墓地へ送る事が出来るので
多用してくるだろうキーカードや天霆號アーゼウスなどの制限カードを墓地へ送ると効果的です。
EXデッキにピン刺しのカードって結構多いですよね
闇堕ちしつつもなんだかんだEXデッキメタに準拠した効果を持っている
ドラグマの本懐のような効果を持った儀式モンスターです。
EXデッキがカツカツなデッキほど③の効果はいやらしく感じ取れる事でしょう。
現在ではD-HERO デストロイフェニックスガイがやたら大暴れしている環境ですが
EXデッキに1枚しか入っていない事も多く、③の効果でピンポイントで墓地へ送ってやると
デストロイフェニックスガイを出す為のカードが軒並み腐るなんて事も少なくありません。
①の効果でいざという時は単体でアタッカーをこなす事もできますし
墓地がしっかりと肥えていれば凶導の葬列1枚から儀式召喚できるのも魅力です。
レベル4な事もあり非常に取り回しのいい儀式モンスターだと言えるでしょう。
②の効果以外は【ドラグマ】以外でも活用可能なので
他のデッキに儀式魔法ともども出張させてみるのもいいでしょう。
凶導の白騎士と違ってEXデッキから特殊召喚出来ない制約も発生しないので
様々なデッキに出張が検討できます。
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