今回紹介するのはWORLD PREMIERE PACK 2021よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星10/闇属性/サイキック族/攻3500/守3000
レベル8以上の「ミュートリア」モンスター×3
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:カードの効果が発動した時、その効果と同じ種類(モンスター・魔法・罠)の「ミュートリア」カードを
自分の手札・墓地及び自分フィールドの表側表示のカードの中から1枚除外して発動できる。
その発動を無効にし除外する。
②:融合召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
除外されている自分の「ミュートリア」カード3種類(モンスター・魔法・罠)を
それぞれ1枚まで選んで手札に加える。
闇属性サイキック族のレベル10融合モンスターです。
シンセシス・ミュートリアスがさらに進化したような姿となっており
首の数が増えておりさらに立派な足が生えています。
何よりも凄まじく巨大化しており研究所と思われる建物がイラスト下側に小さくぽつんとあります。
上空から光が眩しく刺さっており禍々しくもどこか神々しく感じます。
英語名は「Myutant Ultimus(ミュータント アルティマス)」であり
同じ融合モンスターである「Myutant Synthesis(ミュータント シンセシス)」と
韻を踏んだような名称となっています。
破壊されたら除外ゾーンのカード3枚回収
融合素材にはレベル8以上のミュートリア3体を指定しています。
ミュートリアル・ビースト、ミュートリアル・ミスト、ミュートリアル・アームズの
3体が全て混ざり合って誕生したのを現しているのでしょう。
手札やフィールドだけで融合素材を揃えるのは大変なので
フュージョン・ミュートリアスやミュートリアスの産声を用いて
デッキや墓地、除外ゾーンから融合召喚を狙っていきたい所です。
①:カードの効果が発動した時、その効果と同じ種類(モンスター・魔法・罠)の「ミュートリア」カードを
自分の手札・墓地及び自分フィールドの表側表示のカードの中から1枚除外して発動できる。
その発動を無効にし除外する。
①の効果は1ターンに1度、カードの効果が発動した時に
それと同じカード種類のミュートリアカードを場か手札か墓地から除外する事で
それを無効にして除外するというものです。
1ターンに1度限りですが対応したカードさえ除外する事が出来れば
強力な妨害効果として機能する上に除外するので墓地アドバンテージも稼がせません。
墓地のカードをコストにすれば無駄が少ないので出来るだけ墓地のカードを除外したい所です。
②:融合召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
除外されている自分の「ミュートリア」カード3種類(モンスター・魔法・罠)を
それぞれ1枚まで選んで手札に加える。
②の効果は融合召喚している状態で相手によって破壊された場合に
除外されているミュートリアモンスター、魔法、罠を
それぞれ1種類ずつ手札に加えるというものです。
相手依存ながらも一気に3枚ものカードを回収できる強力な効果であり
場合によっては除去される方がアドバンテージを稼ぐ事が可能です。
回収の条件となる除外ゾーンにカードを3種類用意しておく事も
除外手段の豊富なミュートリアにとってはそれほど難しくはないでしょう。
バウンスや除外をされてしまうとこの効果を発動できなくなってしまうので
そういった効果を優先して①の効果で防ぎたい所です。
切り札の風格は充分
①と②の効果どちらも優秀な重い融合素材に見合った性能な
まさにミュートリアの切り札となるモンスターです。
重いといっても除外ゾーンにミュートリアルが3体いれば
ミュートリアスの産声1枚で出せる点もポイントです。
攻撃力も3500と高いのでミュートリア連鎖応動のドロー効果を発動するのにも役立ちます。
①の効果で1回は無効にできますし②の効果で迂闊に破壊も出来ないと
相手からすれば非常に厄介なモンスターだと言えるでしょう。
こちらとしても②の効果は活かしたい所なので
しっかりと除外ゾーンにカードを3種類用意した状態で出せるのが理想的です。
被検体ミュートリアの効果で意識して各種カードを除外していくといいでしょう。
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