《エクソシスター・カルペディベル》：遊戯王ＯＣＧカード考察　ピンポイントで相手のキーカードを無効に

今回紹介するのはデッキビルドパック グランド・クリエイターズよりこのカードです。

カード説明

wiki

【エクソシスター】用の永続魔法です。

エクソシスター・アソフィールとエクソシスター・ジブリーヌが

聖水から魔法陣を発生させて魔物を封じています。

封じている魔物はエクソシスター・バディスに写っているものとよく似ている為

無事変身して討伐に成功している様子を現しているのでしょう。

カード名は古代ローマの詩人、ホラティウスの詩の一文である

「カルペ・ディエム（その日を掴め）」からだと思われます。

聖書にも「われわれは食べて飲もう、明日は死ぬのだから」という似たような意味の言葉が存在します。

カード名を宣言してそのターンそれを無効に

①の効果はエクソシスターエクシーズに

蘇生されたモンスターに対する対象耐性を付与するというものです。

限定的な耐性ではあるものの、エクソシスターエクシーズは同じ条件で

効果破壊耐性や戦闘破壊耐性が付与されるので組み合わさると蘇生されたモンスターにはかなり強く出られます。

②の効果は１ターンに１度、エクソシスターエクシーズをエクシーズ召喚した場合に

カード名を１つ宣言、そのターン宣言したカードの効果を無効にするというものです。

特に相手ターンに発動してこそ効果を発揮するカードであり

相手のキーカードを宣言する事が出来れば大きな妨害となります。

②の効果は１ターンに１度、エクソシスターが攻撃宣言した時に

相手の魔法罠１枚を破壊するというものです。

タイミングの関係で攻撃反応罠などはそのまま発動されてしまうものの

永続魔法やフィールド魔法を破壊する用途としては効果的です。

攻撃力が低いので狙える機会は少ないですが

メインデッキのエクソシスターで攻撃して相手の伏せカードをケアしてから

エクシーズ召喚に繋げるといった動きも可能です。

少々癖があるものの特に②の効果が妨害として優秀ですね。

各種エクソシスターの効果で相手ターンにエクシーズ召喚が出来れば

特定のキーカードがないと困るというデッキには非常にいやらしく機能します。

エクソシスター・アーメントがあれば能動的に相手ターンのエクシーズ召喚も狙えるので

組み合わせる事で高い妨害性能を発揮できるでしょう。