【エクソシスター】：遊戯王ＯＣＧテーマ考察　墓地を荒らす不届き者を成敗するランク４エクシーズテーマ！

シスター（修道女）

エクソシスト（祓魔師）

どちらもＲＰＧなどに登場する聖職者としてかなりなじみ深い存在だと思われます。

そんなシスターとエクソシストがミックスした感じの女性たちが活躍するテーマ、

その名もずばり【エクソシスター】について紹介したいと思います。

 

 

 

 

テーマ特徴

・武装して魔を祓う向かう２人１組のシスターのテーマである

・光属性魔法使い族のレベル４テーマでありエクシーズ召喚を主軸とする

・相手が墓地からカードを移動させた場合に単体でエクシーズ召喚が可能となる

・相手ターンにエクシーズ召喚で真価を発揮する効果が多く結果として墓地利用を大きく制限できる

・相手に無理やり墓地から蘇生させて逆切れする事もできる

 

メインデッキのモンスターは修道服と軍服をミックスしたような恰好をした少女たちが集まっています。

イラストの様子を見るに何かしらの怪異が現れる場所を調査しているのでしょう。

そして彼女達にはそれぞれのエクシーズ形態が存在しており

白い衣装を纏い、青と白に輝く剣や槍、銃といった武装を見に纏います。

これが「魔」と相対した時に立ち向かう姿なのでしょう。

 

また効果やカードを考えると２人１組での行動を基本としているようです。

武装から考えるとミカエリスとカスピテルが前衛コンビ、

ジブリーヌとアソフィールが後衛コンビって感じなんでしょうね。

 

 

 

墓地を荒したらすぐさまエクシーズ化して罰を与える

メインデッキのモンスターには２つほど共通する効果を持っています。

１つはそれぞれ対応する相方が存在する場合にライフを８００存在する効果。

発動機会が多いので思った以上にライフに余裕をもって戦う事ができますし

エクソシスター・バディスでコンビを同時に特殊召喚する場合の参照手段にもなっています。

 

そしてもう１つの共通効果がこのテーマの真骨頂です。

相手が相手自身の手で、墓地からカードを離れさせた場合に

そのまま自分をエクソシスターエクシーズに重ねてエクシーズ召喚してしまうというものです。

相手依存の効果となりますが発動条件が「墓地から離れた場合」と非常に緩く、

蘇生は勿論、手札に戻したり除外させたりデッキに戻した場合でも効果の発動条件を満たします。

これらの行動を一切行わないというデッキはほとんど存在しないといってよく

相手はこの効果の発動を防ぎたいのであれば大なり小なり行動が制限される事となるでしょう。

 

 

そしてエクシーズのエクソシスター達はいずれも

特殊召喚したターン限定で発動できる効果を持っています。

フリーチェーンで相手の墓地やフィールドのカードを除外するエクソシスター・ミカエリスに

特殊召喚したターンに墓地のモンスターの蘇生を封じるエクソシスター・カスピテル、

特殊召喚したターンに相手の効果を無効化するエクソシスター・ジブリーヌと

そのいずれもが相手ターンにこそ真価を発揮できる効果となっています。

前述した通りに相手が墓地のカードを移動させた場合に

メインデッキのエクソシスター１枚から重ねる事ができるので

墓地を荒らした相手に対しては手痛い罰を与える事が可能となっています。

墓地から蘇生されたモンスターに対して戦闘破壊耐性や効果破壊耐性が付与されるあたりも

まさにゾンビなどの墓地から蘇る魔を祓うのに特化した集団だと言えるでしょう。

 

 

ただあくまで墓地からカードが移動されるのは相手によって行われる必要があるので

流石に自分から無理矢理相手のカードを蘇生させて不届き者認定というマッチポンプはできません。

・・・・・・いやできたわマッチポンプ

 

相手が墓地を荒らさなくても実は結構強い

いずれにせよ相手が墓地からカードを動かした時にこそ真価を発揮できるテーマですが

じゃあもし相手が墓地に一切干渉しなかった場合には弱いのかというと実はそうでもありません。

確かに真価を発揮できないのはそうなのですが

エクソシスター・ステラやエクソシスター・エリスは展開を助ける効果を備えているので

普通に２体レベル４を揃えてのエクシーズ召喚というのは積極的に狙っていけますし

エクソシスター・ミカエリスは除去効果とサーチ効果を備えていると

普通にエクシーズ召喚した場合でも十分に優秀な性能を備えています。

またエクソシスター・アーメントで相手に依存せずとも相手ターンでのエクシーズ召喚が狙う事が可能です。

墓地を利用せずに真っ当に立ち向かってくる相手には多少手加減をしてくれるものの

それでも十分に強い女の子たちなわけです。

 

 

その為このテーマの本質としては

「相手の墓地利用を牽制しつつ真っ当なランク４エクシーズを狙っていくテーマ」

だと言えるでしょう。

相手としては「墓地利用を封印しつつ立ち向かっていくか」

もしくは「相手が全力を発揮できるのを覚悟で墓地利用を解禁するか」

という中々に嫌な２択を突きつけられる事となります。

 

 

また相手の墓地を利用させないのと同時に自分達も墓地を荒らさないように努めてるのか

テーマ単体だと自身の墓地に干渉する手段もなかったりします。

逆を言えば墓地に依存せずとも戦えるテーマという事でもあり

墓地メタに対して強いのもこのテーマの利点の１つです。

 

 

個人的に相性がいいと思うカード

墓地からレベル４の魔法使い族を蘇生できるレベル４魔法使い族です。

メインデッキのエクソシスターは全てレベル４の魔法使い族であり

このカードで蘇生してそのまま各種エクソシスターエクシーズに繋げる事が可能です。

いざという時には絶火の魔神ゾロアなどのレベル８シンクロに繋げてもいいでしょう。

 

相手の特殊召喚やモンスターの効果発動を無効にするカウンター罠です。

大抵のデッキで使える優秀なカウンター罠ですが

このテーマはライフを回復しやすいので特にライフコストが苦にならず使いやすいです。

このカードに限らずライフコスト系のカードも積極的に採用する事ができるでしょう。

 

 

カードリスト