遊戯王セブンス57話の感想です。
前回のあらすじ:ポケモンの対トレーナー戦
目次
それはデュエルと剣道を組み合わせたまったく新しい格闘技
負けた事をしょぼくれるロミンにそれを励ます遊我とルーク。
特にルークはまだ1敗しただけだしこのまま突き放せば問題ないと王様モードです。
そんな中もくもくと生徒会の仕事を続けるガクト、相変わらずのハードスケジュールのようです。
ガクトの仕事も終わり特訓代わりにラッシュデュエルの相手を申し込むルークですが
そこに剣道ゾンビ・・・じゃなくて満身創痍な剣道部が助っ人を申し込みにきます。
どうも大会のライバルに勝つためにタイガーに特訓を申し込もうとしたのですが
「タイガーと呼べ」と一喝して特訓するまでもなくダウンさせられます。
とりあえず初対面の人にそれは酷だよタイガーさん、いや初対面ではないかもしれないけど。
人の良い生徒会長は今回の助っ人依頼も受けて剣道試合の会場に持ち込むわけですが
いざ会場に来てみるとそこには人が全然おらず
ゴーハ6兄弟の三男であるゴーハ・ユウランとそれを支える女将ドローンの姿がいました。
どうもこの女将ドローン、普段はドローンで経営する旅館で働いている様子です。
その女将が剣道大会が中止になったと言いつつ
ユウランと剣道ラッシュデュエルで勝負をするように言います。
剣道ラッシュデュエルとはその名の通りデュエルと剣道を組み合わせたまったく新しい武道・・・
ってまるで意味が分からんぞ!
そんな風雲拳じみた代物を面白そうだと言う遊我ですが
生半可な気持ちだとユウランぼっちゃまに斬られると女将が警告します。
そんなユウランに受けて立つのは剣道の心得もある生徒会長ガクト、
こうしてガクトVSユウランの剣道ラッシュデュエルが開始されました。
ちなみに今回ネイルは審判役です。
毎回無表情ながら明らかにノリノリだと思われるネイルが腹筋に悪いです。
ユウランの実力
剣道ラッシュデュエルがどんな感じかというと
学人がデュエルをする傍ら、凛之介が胴着を装着して
学人の攻撃と共に切りかかります。
一方でユウラン側は女将ドローンが胴着を来て迎え撃ちます。
うん、理解はできるんだけど理解が追い付かない
先行はユウラン、ドロー。
このユウラン君、女将が支持を出してそれに従うようなプレイをしています。
モンスターと魔法罠をセットしてターンエンドです。
口うるさい女将だとロミンはいい、ルークはうちのおばあちゃんみたいだと何かほっこりしています。
ルークの祖母どんな感じなんでしょうね。
ガクトのターン、ドロー。
古の守り亀、貫貴益荒男(つらぬきますらお)、当方は英雄を召喚、
益荒男の効果で当方は英雄に貫通効果を付与しつつ2体リリース、
魔将キメルーラをアドバンス召喚します。続いて伝説侍将MASAKIも召喚。
そしてダイレクトアタックが付与されたキメルーラの攻撃!
に対してユウランが罠「迎え突き!」を発動、
攻撃してきた相手のレベル×100の800ダメージを与えます。
が、キメルーラの攻撃も入りユウランには2500ダメージ。
先ほどから女将の指示に従ってばかりのユウランを
蘭世は覇気の感じられない軟弱物呼ばわりしています。
続いて貫通効果が付与された当方は英雄で伏せモンスターを攻撃、
伏せていた1年の箒が破壊されますがユウランは罠「進軍の喇叭」を発動して
手札から十年の魔剣を特殊召喚します。
それに対して伝説侍将MASAKIで攻撃をしかけますが
またまた罠カード「交剣死哀」が発動、
墓地のモンスター×100のダメージを与えつつMASAKIを破壊します。
まったく攻撃していないのに着実にダメージを与えてくるユウラン。
こういう戦術だという事なのでしょうね。
ガクトはこれでターンエンドです。
そんな中、グルグルが外で倒れていた人を担ぎ上げて会場にやってきました。
その倒れていた人こそ、7小の剣道部がライバル視していた二頭龍くん。
彼はユウランを見てニンジャリアリティショックを起こします。
なんと彼は大会に出場するはずだった剣道家を1人でなぎ倒していたのです。
もはや無双シリーズの世界にいるかのような強さです。
突きに代わってお仕置き
ユウランのターン、
先ほどから女将の指示にしたがってばかりのユウランは女将に対して「そろそろいいかな?」と言い、
改めて自分の口でドローを宣言します。
まず百年の古木刀を召喚、そして魔法「守破離剣(しゅはりけん)」を発動、
そのターン攻撃を行えなくなる代わりに自分のライフを800回復しつつ相手に800ダメージ、
さらに魔将キメルーラを破壊します。
そんな所にいつもの解説役であるユウロお兄さんが現れます。
これこそがユウランの戦い方であり彼は他人の意見を聞く天才で情報伝達のプロとの事。
先ほどまで女将の指示に従っていたのは自分は情報収集に専念する為であり
このあたりは蒼月流に通じる所がありますね。もしかしたら蒼月流そのものとも関係があるかもしれません。
そんなユウランは1体をリリースしてモンスターをアドバンスセット、
確かSEVENSアドバンスセットを行ったのは今回が初のはずです。
そしてカードをセットしてターンエンドです。
ガクトのターン、ドロー。
モンスターを出して2体をリリース、
新たなるエースモンスター、月魔将キメルーナをアドバンス召喚します。
こう額の月とかポーズとかもう明らかにセーラームーン意識してます
ムーンプリズムパワーがメイクアップしてます。
キメルーナは攻撃力は0ですが守備力が2500あり
魔法カード「右手に盾を左手に剣を」で攻撃力守備力を逆転させます。
そしてルーナの効果でセットされてあったユウランのモンスターを表側攻撃表示にします。
そうして現れたのは守備力3000を誇る千年の盾、しかし今は攻撃表示にされてしまっています。
続いて不正義益荒男(ふせぎますらお)を召喚、
がこれに対してユウランが罠「護の千年」を発動、
墓地の地属性を蘇生しつつガクトに1000ダメージを与えます。
その様子にガクトがユウランの戦術を罠カードでじわじわダメージを与える戦術だと予想、
その為に罠カードによるダメージを受けなくしつつまた罠カードの戦闘破壊耐性も付与します。
そうして万全の状態でキメルーナで千年の盾に攻撃を仕掛けます。
この時のルーナの攻撃方法、明らかに牙突です。
ユウランの狙いはまったく別の所にありました。
ユウランの戦い方は「後の先」、つまり敵の攻撃を見切りその隙を突くというもの。
彼は罠「左手に剣を右手に盾を」を発動、
これによりキメルーナと千年の盾の攻撃力守備力が入れ替わります。
結果として攻撃力0のキメルーナで攻撃力3000の千年の盾を攻撃する形となり
見事返り討ち、ガクトは3000のダメージを受けて一気にライフを0にされてしまいました。
ユウランの勝利です。結局自分からは一切攻撃をせずに勝利を収めました。
ガクト(とついでに凛之介)は素直に敗北を認めてガクっと倒れ伏します。
ユウランは勝利に喜ぶような様子も見せず静かに会場を後にしました。
何かここに来てやたら真っ当な強キャラムーブをしてますユウランぼっちゃま。
こうして2勝2敗と6兄弟側が追いついた形ですが
やはりユウオウは嬉しそうな顔をしていません。
やはりユウオウ的には他の兄弟が負けて社長の座を降りる事を願っている様子です。
剣道ラッシュデュエルをしていたり最初、女将の指示に従ってばかりだったりと
充分に普通じゃない回のはずなのですが地味に見えるのは明らかに他の6兄弟に毒されてるからですねハイ。
あとユウランがそこまではじけずに真っ当に強キャラムーブをしていたのと
今回は過去作のパロディが無かったのも要因かもしれません。
そんなユウランのデッキは千年の盾をエースとする地属性主体のデッキ。
今回見せたように自分からは一切に攻撃を仕掛けておらず
「後の先」によってカウンターを狙っていく戦い方をします。
ガクトとは共通点がありつつもより守備的な戦い方をしている感じですね。
ただ「左手に剣を右手に盾を」を使っていた事もあり
「右手に盾を左手に剣を」で攻撃に転じる事もありそうですね。
次回予告 第58話『交差する運命』
次は今回の黒幕で大ボスと思われるユウオウが登場。
1周廻って遊我が相手するみたいですが今までの風潮からすると
今回は敗北しそうな気配があります。
何やらずっとカードの開発をしていましたし融合モンスターあたり使ってきそうです。
ユウオウ、人形遣いとの事です。ファンサービスとかするのかな?
もし融合モンスターを使うのならばハンティングゲームの方かもしれません。
コメント
たぶん今回はAIに頼ったり既存のデータから対策するニューロン思考だったりとVRAINSのオマージュ…
やけに強いのって、もしやロスト事件式訓練をしてたんじゃ…?