《ドラゴンロイド》：遊戯王ＯＣＧカード考察　融合召喚をより確実に通したい場合に

今回紹介するのはANIMATION CHRONICLE 2021よりこのカードです。

カード説明

wiki

ビークロイドの新規となる風属性機械族のレベル８モンスターです。

遊戯王ＧＸにおいて丸藤翔が猪爪誠戦で使用し

鎧黒竜－サイバー・ダーク・ドラゴンによって墓地から装備されました。

アニメでは墓地に存在している間ドラゴン族として扱う効果でした

ＯＣＧ化に伴い任意で種族を変更できるようになった他、効果が追加されました。

赤いドラゴン型のロボットです。よく見ると口の中にビームの発射口があります。

腕の簡素なマニピュレーターがいかにもらしいですね。

ロイドサーチor融合召喚の妨害封じ

①の効果は１ターンに１度、手札から捨てる事で

２つある効果から１つを選択して発動できるというものです。

１つ目の効果はデッキから風属性以外のロイド１体を手札に加えるサーチ効果です。

ロイド全般をサーチ可能ですがスピードロイドがサーチできないように

風属性のロイドは対応していません。まあ仕方ないですね。

ちなみにこのカード自身も風属性なので同名カードのサーチはできません。

特にエクスプレスロイドとの相性が抜群で

あちらの効果で墓地に送ったこのカードともう１枚のロイドを手札に回収しつつ

次のターンもう１度効果の発動を狙う事が可能です。

２つ目の効果は発動したターンに融合モンスターを融合召喚する効果を発動した場合に

その発動が無効化されないようになり

さらに融合召喚成功時に相手の魔法罠、モンスター効果を発動できなくするというものです。

融合召喚を封じるカウンター罠や召喚反応系の妨害カードを軒並み封じる事が可能であり

大型の融合召喚を安全に通せるようになります。

②の効果は１ターンに１度、

墓地にあるこのカードをそのターンの間ドラゴン族にできるというものです。

アニメでやったようにサイバー・ダーク・ドラゴンに装備させる以外にも

龍の鏡などでドラゴン族を融合素材に指定する融合モンスターの融合素材にする、

復活の福音などで墓地から蘇生するといった使い方が可能です。

大型の融合モンスターのサポートにも

①の効果が非常に優秀で【ビークロイド】であればほぼ万能サーチのように活用でき

いざという時には融合のサポートとしても使う事が可能です。

もっと言えば①の後半の効果は融合メインのデッキ全般で活用が可能なので

覇王龍ズァークや黎明の堕天使ルシフェルなど

無効化されると損失の大きい大型の融合召喚を扱うデッキで活用する事も可能です。

特にキメラテック・ランページ・ドラゴンは魔法罠破壊効果を安定して通す事も含めて

１ターンキルが狙える可能性がぐっと高まるでしょう。