今回紹介するのはDAWN OF MAJESTY(ドーン・オブ・マジェスティ)よりこのカードです。
目次
カード説明
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/光属性/機械族/攻2300/守2600
レベル5モンスター×2
①:1ターンに1度、フィールドの表側表示モンスター1体と、
自分の墓地の、「先史遺産」モンスターまたはXモンスター1体を対象として発動できる。
そのフィールドのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
対象の墓地のモンスターの攻撃力の半分アップする。
その後、対象の墓地のモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
②:1ターンに1度、相手がモンスターの効果を発動した時、
このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にする。
【オーパーツ】の新規となる光属性機械族のランク5エクシーズモンスターです。
天にそびえ立つ巨大な空中要塞です。
各所に砲台が設置されていますがそれが随分小さく見える事からその巨大さが伺い知れます。
また下側には巨大なレンズのようなものが確認できます。地上を焼き払う為のレーザーでしょうか。
ヴィマナとはインド神話に登場する空飛ぶ宮殿、もしくは空飛ぶ戦車であり
現代では飛行機を指す言葉としても使われます。
またこのヴィマナの機能について記された「ヴィマニカ・シャストラ」という書物が存在しており
このヴィマナがオーパーツとして扱われていました。
墓地のオーパーツやエクシーズを吸収してパワーアップ
エクシーズ素材に特に指定ははなく
レベル5モンスターを2体揃える事でエクシーズ召喚が可能です。
【オーパーツ】は勿論、他のランク5のエクシーズ召喚を狙えるデッキであれば
問題なく出す事ができるでしょう。
【オーパーツ】であれば同時に収録される先史遺産アカンバロの土偶が素材としてうってつけです。
ただ①の効果を活かすのであれば予め墓地にオーパーツ、
またはエクシーズモンスターを置いておきたい所です。
自分の墓地の、「先史遺産」モンスターまたはXモンスター1体を対象として発動できる。
そのフィールドのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
対象の墓地のモンスターの攻撃力の半分アップする。
その後、対象の墓地のモンスターをこのカードの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
①の効果は1ターンに1度、フィールドの表側モンスター1体と
墓地のオーパーツかエクシーズ1体を選択、
そのターンの間、墓地から選択したモンスターの攻撃力の半分を
フィールドから選択したモンスターの攻撃力に加えつつ
墓地のモンスターをこのカードのオーバーレイユニットにするというものです。
攻撃力を上げるモンスターは誰でもいいですが
あくまでオーバーレイユニットにするのはこのカード自身である点には注意です。
このカードの元々の攻撃力が2300ある為、
攻撃力1400以上のモンスターを墓地から選べば3000打点に到達するので
自身を強化する場合はこの数値を目安にするといいでしょう。
【オーパーツ】であればエクシーズ以外のモンスターも素材にできるので
序盤からでも効果が発動しやすいですが他にエクシーズモンスターを墓地に用意できるのであれば
そちらを素材にした方が攻撃力の上昇は高く見込めるでしょう。
フリーチェーンで発動できるのもポイントで、相手ターンでも攻撃力を上昇させられますし
オーバーレイユニットも素早く補充する事が可能です。
ちなみに相手モンスターの攻撃力を強化させる事も可能です。
これはNo.33 先史遺産-超兵器マシュ=マックとコンボが狙える事を意味しており
上昇させた攻撃力分、そのままダメージを与える事が可能です。
このカードのX素材を2つ取り除いて発動できる。
その発動を無効にする。
②の効果は1ターンに1度、相手がモンスター効果を発動した時に
オーバーレイユニットを2つ取り除く事でその発動を無効にできるというものです。
破壊こそしないものの、リクルートや釣り上げ効果を持つモンスター効果を止める事で
展開の妨害として大いに機能できます。
①の効果でお互いのターンにオーバーレイユニットを補充できるので
場に維持できれば相手ターンに1回ずつ効果を発動する事もできます。
手札や墓地のモンスター効果も止められるのもポイントで
自分から攻撃する場合などにも手札誘発を恐れずに動けます。
単純に汎用ランク5としても優秀
優秀な妨害効果を持つランク5のエクシーズです。
【オーパーツ】では繰り返し蘇生のできるレベル5の先史遺産アカンバロの土偶が一緒に収録され
そこから出すランク5のエクシーズとしては筆頭候補となるでしょう。
同じくランク5のオーパーツであるNo.33 先史遺産-超兵器マシュ=マックは攻撃型の効果で
こちらは制圧、防御型の効果などで普段はこちらを出しつつ、
勝負を決めに行く場合などはあちらを出すといった感じの使い分けができるでしょう。
②の効果がカード名定義でのターン1制限がついていないというのもポイントです。
このカードを複数体並べる事がそれぞれで1ターンに1度、モンスター効果を無効にできるので
並べれば並べるほど妨害性能が凶悪になっていきます。
また単純に制圧効果を持った汎用のランク5エクシーズというだけでも貴重であり
【オーパーツ】以外でもランク5エクシーズを狙うデッキであれば
相手の動きを妨害する為のカードとして大いに出す候補に挙がる存在です。
①の効果も墓地に何かしらのエクシーズモンスターがあれば発動できるので
1ターン目以外であれば問題なく使えるでしょう。
ちなみにランク5の最高打点はCNo.69 紋章死神カオス・オブ・アームズの4000、
素材2体に限定するとZW-弩級兵装竜王戟とZW-獣王獅子武装の3000になります。
もう少し汎用性の高いカードで考えると終焉の守護者アドレウスあたりで2600打点です。
ランク5のエクシーズメインのデッキで採用するのであれば
このあたりを素材にするのを意識してみるのがいいでしょう。
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