4月2日に遊戯王OCGストラクチャーズ 第3巻が発売されます。
今回紹介するのはその付属として収録されるこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/闇属性/機械族/攻 800/守1400
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードをリリースし、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをエンドフェイズまで除外する。
②:このカードが墓地に存在する場合、
「クロノダイバー・テンプホエーラー」以外の
自分フィールドの「クロノダイバー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻し、このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
【クロノダイバー】の新規となる闇属性機械族のレベル4モンスターです。
白いホバーバイクのような乗り物です。
背景にパーペチュア博士の姿が映っている事から彼女が発明した道具なのでしょう。
「ホエーラー」という名前からして恐らくは鯨をモチーフにしたと思われます。
「テンプ」とは金属の輪の中にゼンマイを仕込んだ装置の事です。
振り子時計の開発者「クリスティアーン・ホイヘンス」によって発明され
振り子と同じ性質と用途を持ちつつ振り子の弱点である振動に強いという利点があり
揺れの激しい船で使う時計や携帯用の時計の開発において大きな活躍しました。
クロノダイバーを手札に戻して墓地から蘇生
①:このカードをリリースし、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをエンドフェイズまで除外する。
①の効果は1ターンに1度、自身をリリースする事で
相手モンスター1体をエンドフェイズまで除外するというものです。
あくまで一時的な除外になるのでロック効果持ちのモンスターを一旦どかしたり
エクシーズモンスターのオーバーレイユニットを取っ払ったりが主な用途となるでしょう。
同じ様に一時的に除外できる効果を持つ刻剣の魔術師と比べると
自身をリリースする必要がある為に使い切りで除外できるのは相手モンスター限定で
除外できる期間も自分ターンの間のみで短いとこの効果だけで見ると使い勝手は大きく劣りますが
自身をリリースして発動する点は無効化されにくいという点や一概にデメリットでもありませんし
リリースして墓地に送る事で②の効果にも繋げられます。
②:このカードが墓地に存在する場合、
「クロノダイバー・テンプホエーラー」以外の
自分フィールドの「クロノダイバー」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻し、このカードを特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、
同名カード以外のクロノダイバーを手札に戻す事で
自身を墓地から特殊召喚する自己蘇生効果です。
機械族のクロノダイバーが共通で持つ自己蘇生効果であり
手札に戻すクロノダイバーが必要な為、
エクシーズ召喚に繋げるにはもう1体クロノダイバーを用意必要がありますが
手札に戻す点はクロノダイバー・リューズやクロノダイバー・アジャスターが持つ
召喚、特殊召喚時の効果を再利用できる点にも繋がります。
制約としてこの効果で蘇生した場合、フィールドから離れると除外されてしまいます。
エクシーズ素材にする事で除外を回避して使い回すのが基本となるでしょう。
能動的に蘇生してエクシーズ召喚へ繋げやすい
前述のリューズやアジャスターの効果を再利用できる点もそうですが
自己蘇生効果を持つ機械族のクロノダイバーの中でも
「自分モンスターを手札に戻す」という能動的な条件で自己蘇生が出来る点が魅力的です。
同じく能動的に自己蘇生が狙いやすいクロノダイバー・ベゼルシップと合わせて
ランク4のエクシーズ素材として積極的に活用していけるでしょう。
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