２０２１年４月の制限改定判明！例によって１キルパーツには厳しかった！

２０２１年４月の制限改定が判明しました。

規制強化されたカード

規制緩和されたカード

個別ピックアップ

禁止カードが１つ、制限カードが１つで

あとは全部規制緩和とかなり緩和方向に重きを置いた制限改定となっています。

前回同様に改定の規模は比較的少な目で

今の環境から大きくは変動させないようにしようという意図がくみ取れます。

それではいくつかピックアップしていきましょう。

マジックテンペスター（無制限→禁止）

【エンディミオン】などで１キルパーツとして使われていたマジックテンペスターが禁止です。

やはりというべきか公式は１キルパーツには厳しい規制を下しますね。

単純に魔力カウンターを使うデッキではトドメ手段として強力だった事もあり

今後は詰めの一手としては別の手段を考えていく必要があるでしょう。

真竜皇Ｖ.Ｆ.Ｄ.（無制限→制限）

強力な制圧力を持つランク９であったＶ.Ｆ.Ｄ.が制限です。

現在では【電脳堺】の切り札として猛威を振るっているカードであり

環境における電脳堺を制御する目的での規制だと思われます。

恐らくは今後も電脳堺関連のカードが出る事も踏まえての規制でもあるんでしょうね。

ただ完全に禁止されたわけではないのでまだまだ活用されていくでしょう。

ＥＭドクロバット・ジョーカー（制限→準制限）

【エンタメイト】【魔術師】【オッドアイズ】の３種類に対応する

万能サーチ効果持ちであるドクロバット・ジョーカーが準制限に緩和です。

多くの規制カードが存在している【魔術師】ですが

効果発動に召喚権を使うこのカードは緩和しても大丈夫と判断されたのかもしれませんね。

優秀なカードである事は間違いないので

上記の３テーマのいずれかを活用しているデッキには朗報でしょう。

ファイアウォール・ドラゴン（制限→準制限）

前回エラッタされて禁止解除されたファイアウォール・ドラゴンが準制限へ緩和です。

エラッタされて暴れなかったカードの例に漏れず順当な緩和だと言えるでしょう。

恐らくはこのまま何事もなく無制限になりそうですね。

氷結界の虎王 ドゥローレン（準制限→無制限）

こちらもエラッタされて弱体化されつつ

前回では無制限に緩和されなかったのを一足遅れて緩和されています。

このカードの場合はむしろなんで前回無制限にならなかったんだろうって思いでしょうか。

何はともかく今回ちゃんと無制限になった為

ドゥローレン軸のセルフバウンスデッキを組んでみるのも面白いかもしれませんね。

ジャンク・スピーダー（準制限→無制限）

デッキからシンクロンチューナーを大量に出せるジャンク・スピーダーが無制限です。

シンクロンを扱うデッキにとっては朗報と言えるでしょう。

４月には新たなスターダスト関連のモンスターも登場するので

そちらの強化も兼ねた緩和なのかもしれません。

正直個人的にはこのカード１１期で暴れるかなーって思ってただけに

無制限になるのは予想外の結果でした。

逆に言えばこのカードが無制限で許されるほど今の環境が凄まじいって事でしょうね。

総評

全体的に規制は最小限に、緩和の方は多めという

環境全体のパワーを底上げするような改定となっています。

規制されたカードもマジック・テンペスターはともかく

Ｖ．Ｆ．Ｄを扱っていた【電脳堺】は今後の新カードの登場も予測されるので

１枚は使える事も含めてまだまだ環境では活躍しつづけそうな所です。

今でも群雄割拠な環境ですが今後ますます群雄割拠になりそうですね。

何かが飛びぬけているのではなく多くのデッキが環境で活躍できるというのは

とても良い流れだと自分は思います。今後も群雄割拠であって欲しいですね。

環境の新テーマでは【アライズメント】が出張パーツとして頭角を現しています。

今度また新カードも出るので注目のテーマですね。