遊戯王セブンス37話の感想です。
前回のあらすじ:新用語「愛のダイレクトアタック」
目次
馬鹿め!そっちは本体だ!
チームルークの前に立ちはだかる鳩山シュベール、
「まあ俺にもぉ?責任がまったくないわけではないしぃ?」みたいな感じで
自分が対戦相手として名乗りでるルークですが気が付くと何故か7小の前にいました。
どうやらこれ、鳩が見せている催眠術のようでそれにルークが騙されている様子です。
ルークはずっと前からハトラップの罠にかかっているというシュベール。
なお他の皆にはまったく効いていません。こんなのに引っかかるのはルークぐらいとロミン入っています。
気を取り直してシュベールとデュエルするルーク!・・・といった所でシュベールは告げます。
自分はただの通訳で実際に相手をするのは鳩ラップであると。
そんなわけでなんとルークVSシュベール・・・ではなく
ルークVSハトラップのラッシュデュエルが開始されました。
先攻はハトラップ、ドロー。
タイホーンとボンバードを召喚しつつカードを3枚伏せてターンエンドです。
ルークのターン、ドロー。
ドラゴンズ・アップセッターとザ・ファイアドラゴンを召喚。
どうしてわざわざ「ザ・」がついてるんだろうって思ったら
これサファイアドラゴンのオマージュなんですね。
これに対してハトラップは罠カード「ハートに豆鉄砲」を発動、
デッキからカードを1枚引いてそれが罠カードであれば自分モンスターの攻撃力を800アップさせます。
引いたカードは「カウンターハート」、見事攻撃力アップです。
しかしルークは構わずにビックリード・ドラゴンをアドバンス召喚、
さらに魔法カード「ドラゴニック・アドバンス・リターン」で
リリースした2体を手札に戻しつつ再び召喚してリリース、
エンシェント・アライズ・ドラゴンをアドバンス召喚します。
ビックリード・ドラゴンで相手の攻撃力を下げつつエンシェントアライズは自己強化、
そのまま攻撃をしかけますがハトラップは罠カード「カウンター・ボム」を発動、
先ほど引いたカウンターハートを墓地へ送りつつルークにダメージを与えます。
それでも攻撃を仕掛けて戦闘破壊するも2回目の攻撃で
三度罠カード「カウンター・シールド」が発動、
エンシェント・アライズの攻撃力を下げて相打ちに持ち込みます。
見事に攻撃を防がれたルークはこれでターンエンドです。
ここまでやれば分かるかもしれませんがハトラップはその名の通りに
罠カード主体の戦術を駆使しています。
ハトラップのターン、ドロー。
バクハートを召喚、このカードは罠カードを手札から2枚見せる事で2体分のリリースとなります。
そしてそれをリリースして幻書鳩の騎士ナイト・ヴィジョンをアドバンス召喚します。
その効果はデッキトップを墓地に送る事で自身の攻撃力を
墓地の罠カードの数×200アップさせるというもの、
墓地には罠カードが4枚あるので攻撃力800アップです。
カードを3枚伏せつつビックリード・ドラゴンを攻撃、
見事戦闘破壊して戦闘破壊してルークに大きなダメージを与えます。
ハトラップはこれでターンエンドです。
思い・・・出した!
ルークのターン、ドロー。
しかしハトラップの罠戦術に何をしても泥沼にはまり込む未来しか見えないと完全にびびってしまっています。
ドラゴンズ・セットアッパーを召喚するもハトラップは罠カード「ハート道化」を発動、
墓地からもう1体のナイト・ヴィジョンを攻撃表示で蘇生させます。
自分が行動する度にハトラップが罠を発動するものだから
ルークは動くのが恐怖になってしまい文字通りに縮こまってしまっています。
が、何やらハトラップの方も様子がおかしくシュベールが勝手に行動したのを
ハトラップが怒って足蹴りにしています。
どうやらハトラップ自身はナイト・ヴィジョンを守備表示で特殊召喚する予定だったようで
後々の展開を見ればわかりますがこの判断が勝敗を分ける結果になっています。
とはいえルークはそんなシュベールとハトラップが仲間割れしているのを
気にしてられないくらいに縮こまってしまっています。
そんなルークに対して遊我が説得をしており罠カードを怖がっているルークに対して
「むしろ何が来るのかってわくわくしない?」って逆転の発想を伝えます。
そんな遊我を変な奴だなというルークですが
遊我は「僕の友達も変でデュエルの王になるのが口癖なんだ」と返す事で
ルークは立ち直ります。やはり遊我はこういうやりとりが強いですね。
フランダースの鳩
気を取り直したルークはセットアッパーの効果で墓地からアップセッターを蘇生、
2体をリリースして幻撃竜ミラギアスをアドバンス召喚です。
これに対してハトラップは罠カード「ハートブレイクルック」を発動し
ミラギアスを守備表示にして500ダメージを与えるもルークは怯みません。
ミラギアスの効果で相手モンスターの攻撃力を下げつつ
今度は手乗りドラコとトライアル・ドラコを召喚、
トライアル・ドラコの効果で場にレベルの違うモンスターが3体いるときに1枚ドローします。
そして2体をリリースしてディスジャーキー・ドラゴンをアドバンス召喚。
最上級モンスターとしては珍しく可愛い系のドラゴンです。
なおロミンのハートにストライクだったようで黄色い声を出しています
以前ルークの作ったぬいぐるみを拝借していましたし可愛い系のドラゴンがツボのようです。
これに対してハトラップは再びハートブレイクルックを発動、
ディスジャーキー・ドラゴンを守備表示にして500ダメージを与えます。
しかしここでディスジャーキー・ドラゴンの効果を発動、
自身を手札に戻す事でミラギアスを墓地へ送りそのまますぐに蘇生させます。
そして手札に戻ったディスジャーキー・ドラゴンをコストに再度ミラギアスの効果を発動、
2体のナイト・ヴィジョンの攻撃力を0にしてしまいます。
さすがにこの状況ではハトラップも動揺しておりシュベールと再度喧嘩をしています。
そしてルークはどうやら鳩語を理解したようでハトラップと会話が成立しています。
ミラギアスの2回攻撃でナイト・ヴィジョンを2体とも戦闘破壊して
そのままハトラップのライフは0となりました、ルークの勝利です。
デュエルの影響で吹き飛ぶハトラップを庇うようにして
シュベールは階段に体をぶつけてダメージを受けてしまいます。
先ほど喧嘩をして絶好とまで言われたばかりなのに自分を庇うシュベールに驚くハトラップ、
喧嘩といっても所詮一時の事でありずっと一緒だとシュベールは優しくいいます。
ここでシュベールとハトラップの回想シーン、
2人はまだ小さいころ雪の中2人で眠るようにして倒れており
そこをアサナの重騎に掘り起こされて救助されています。
冗談抜きで死ぬ一歩手前といっていい状況でありアサナに恩義を感じるのも無理はないでしょう。
この回想シーン、思いっきりフランダースの犬を意識しているというか
ハトラップって名前、パトラッシュにもかかっている事をここで気づきました。
そんなフランダースの犬を思いっきり意識した回想シーンを繰り広げる1人と1羽を後目に
チームルークはとっとと奥へ進みます。
結局その後もシュベールとハトラップはフランダースしていました。
というわけで重騎デュエルクラブ最後の幹部、シュベールとのデュエルでした。
といっても本編を見ても分かる通り実際にデュエルをしていたのはハトラップの方で
あくまでシュベールはその通訳という姿勢です。
実際にシュベール自体はあまりデュエルが上手くないようで
今回の敗因にシュベールがハトラップの思惑から外れた独断、つまりプレイングミスをした事があります。
もしハート道化でナイト・ヴィジョンを守備表示で蘇生していたら
ハトラップのライフは残っていたので返しのターンでルークに勝っていた可能性が高いです。
それを考えるとハトラップ、相当に強いデュエリストですね。
そんなハトラップはまあ鳩だけあって鳥獣族デッキ使いです。
そしてこれまた名前通りに罠カード主体の戦術を繰り広げていました。
次回予告 第38話『マキシマムを掘り起こせ!』
「地下に眠るマキシマムカードを発掘!」(アオリ文)
やっぱりマキシマムカードって発掘するのか・・・
まあ次回予告の内容を見るとマキシマムカードそのものを発掘というよりは
試作型デュエルディスクを発掘してその試作型デュエルディスクに
マキシマムカードを生成する機能があるとかなのかもしれません。
いやデュエルディスク発掘も十分おかしいのですが。
それはさておき次は遊我VSアサナのリベンジのようです。
ここでリベンジ戦という事はいよいよ6小編もクライマックスの様子です。
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