CDEFGABC
皆さんはこの文字列をご存知でしょうか?
これは日本で言う「ドレミファソラシド」の英語における表記です。
今回はデッキビルドパック エンシェント・ガーディアンズに登場する
この英語版のドレミファソラシドをそれぞれ頭文字に持つモンスターが集う
ドレミに纏わるペンデュラムテーマ、【ドレミコード】について紹介したいと思います。
目次
テーマ特徴
テーマの特徴を挙げるといかの通りです。
・小さな妖精を連れてタクトを振るう女の子たちのテーマである
・天使族のペンデュラムテーマで属性、レベル、ペンデュラムスケールが全てバラバラ
・セットされたスケールが奇数か偶数かによって変わる効果を持つ
・ペンデュラム召喚の天敵である神の通告や神の警告などに耐性を持つ
・可哀想に……強く生きて……
いずれもマスコットキャラのような小さな妖精を引き連れてタクトを振るう
可愛らしい女性たちが描かれています。
妖精はそれぞれ楽器を持っており妖精を指揮して音楽を奏でるのでしょう。
音階は英語で「スケール」と呼び
それにちなんでペンデュラムテーマとして設立されたのだと思われます。
テーマ名は「ドレミ」+和音を現す「コード」から来ているのでしょう。
英語名が気になりますね。【ChorDE】あたりでしょうか。
モンスター名はドレミファソラシドの英語版である「CDEFGABC」から
それぞれ頭文字を取った名前になっています。
またいずれも誉め言葉として使われる言葉が名前の由来になっておりそれぞれ
キューティア:キュート(可愛い)
ドリーミア:ドリーミー(素晴らしい)
エリーティア:エリート(えり抜きの)
ファンシア:ファンシー(オシャレな)
グレーシア:グレース(優雅な)
エンジェリア:エンジェリック(天使のような)
ビューティア:ビューティフル(美しい)
クーリア:クール(格好いい)
から名付けられていると思われます。
スケールの奇数と偶数を参照する
このテーマの特徴として多くのモンスターや魔法罠に
「セットされているスケールが奇数or偶数かどうか」を条件に発動する効果が設定されています。
例えばソドレミコード・グレーシアは偶数のスケールが存在する場合には
ドレミコードが攻撃するダメージステップの間相手のモンスター効果の発動を封じ
ラドレミコード・エンジェリアは逆に奇数のスケールが存在する場合に
ドレミコードが攻撃するダメージステップの間相手の魔法罠の発動を封じるといった塩梅です。
このように偶数のスケールがある時に発動できる効果と
奇数のスケールがある時に発動できる効果、
あるいは奇数と偶数両方のスケールが存在して初めて発動できる効果などがあり
できるだけ奇数と偶数、両方のスケールが存在する状態を維持する事が望ましいです。
ドレミコードのペンデュラムスケールはそれぞれバラバラで
丁度レベルとスケールの合計が9になるように設定されています。
またフィールド魔法のドレミコード・ハルモニアでスケールを9に変更する事も出来るので
これらを活かしてペンデュラムスケールを上手く調整していきましょう。
神の通告も奈落の落とし穴も怖くない
またこのテーマの特徴としてレベル4以下のドレミコードは
ドレミコードのペンデュラム召喚を無効化されなくなるペンデュラム効果を、
レベル5以上のドレミコードはペンデュラム召喚時のカード発動を封じる効果を
それぞれ持っています。
P召喚したモンスターを全て墓地へ送ってしまう神の通告などのカウンター罠や
まとめて除外してしまう奈落の落とし穴などはペンデュラム召喚の天敵ですが
それらの発動を許さずにペンデュラム召喚を通す事が可能です。
ソドレミコード・グレーシアなどは特殊召喚時に発動する効果を持っていますが
ペンデュラム召喚から発動した場合これに対しても相手はチェーンを行う事が出来ず、
灰流うららやエフェクト・ヴェーラーなどを無視してサーチ効果を通す事も可能です。
他のフリーチェーンの発動効果に対しても
ペンデュラム召喚に成功し終わった後、
改めて各種ドレミコードの効果を発動するタイミングで初めて発動可能であり
相手はこちらに対して何らかの妨害しようにもかなりその動きを制限される事になります。
これは妨害効果持ちで制圧する戦術が多い環境において結構な強みと言えるでしょう。
ドレミコードに完全耐性を付与するカウンター罠、ドレミコード・フォーマル存在もあり
妨害に対して強いテーマとなっています。
多くのペンデュラムデッキが悩む妨害を軽やかに回避できる
新しいペンデュラムテーマである【ドレミコード】、
うまく使いこなして素敵な音楽を奏でていきましょう。
個人的に相性がいいと思うカード
ペンデュラム・スピリット・効果モンスター
星5/風属性/戦士族/攻2400/守1000
【Pスケール:青9/赤9】
①:フィールドにモンスターがP召喚された場合に発動する。
Pゾーンのこのカードを持ち主の手札に戻す。
【モンスター効果】
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分のPゾーンのカード1枚を選び、
そのカードと同じ縦列の相手のカードを全て墓地へ送る。
②:このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
スケール9のペンデュラムモンスターです。
このカードをセットする事でドレミコード・ハルモニアが無い状態でも
ドドレミコード・クーリアのペンデュラム召喚が狙う事が可能となり
またいざという時にはペンデュラム召喚した後に手札に戻す事も出来るので
改めて他のドレミコードペンデュラムをセットして
ドレミコード・スケールの発動を狙うといった動きも取れます。
通常罠
①:風・水・炎・地属性モンスターがフィールドに全て存在する場合に発動できる。
以下の効果から1つを選んで適用する。
●相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
●相手フィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
●相手の手札をランダムに2枚選んで捨てる。
●自分はデッキから2枚ドローする。
風、水、炎、地属性全てがフィールドに存在する場合に、
4つある強力な効果を選択できる罠です。
ドレミコードは丁度この4つの属性がバランスよく存在しており
しかもペンデュラム召喚によって複数同時に、それも妨害を無力化しつつ出す事も可能であり
このカードの発動条件を満たしやすいです。
カードリスト
ペンデュラム・効果モンスター
星1/地属性/天使族/攻 100/守 400
【Pスケール:青8/赤8】
①:自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚は無効化されない。
【モンスター効果】
このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ドドレミコード・キューティア」以外の
「ドレミコード」Pモンスター1体を手札に加える。
②:自分のPゾーンに偶数のPスケールが存在する限り、
自分フィールドの「ドレミコード」Pモンスターの攻撃力は
自身のPスケール×100アップする。
ペンデュラム・効果モンスター
星2/風属性/天使族/攻 600/守 400
【Pスケール:青7/赤7】
①:自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚は無効化されない。
【モンスター効果】
このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分のPゾーンに「ドレミコード」カードが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:自分のPゾーンに奇数のPスケールが存在し、
自分フィールドの「ドレミコード」Pモンスターカードが相手の効果で破壊される場合、
その破壊されるカード1枚の代わりにこのカードを破壊できる。
ペンデュラム・効果モンスター
星3/水属性/天使族/攻1100/守 400
【Pスケール:青6/赤6】
①:自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚は無効化されない。
【モンスター効果】
このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
②:自分のPゾーンに偶数のPスケールが存在する限り、
自分フィールドの「ドレミコード」Pモンスターの戦闘で発生する
自分への戦闘ダメージは0になる。
ペンデュラム・効果モンスター
星4/炎属性/天使族/攻1600/守 400
【Pスケール:青5/赤5】
①:自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚は無効化されない。
【モンスター効果】
このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「ファドレミコード・ファンシア」以外の
「ドレミコード」Pモンスター1体を選び、EXデッキに表側表示で加える。
②:自分のPゾーンに奇数のPスケールが存在し、
自分の「ドレミコード」Pモンスターが戦闘で破壊される場合、
代わりにこのカードを破壊できる。
ペンデュラム・効果モンスター
星5/水属性/天使族/攻2100/守1400
【Pスケール:青4/赤4】
①:自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚成功時に
相手はモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない。
【モンスター効果】
このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「ドレミコード」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:自分のPゾーンに偶数のPスケールが存在し、
自分の「ドレミコード」Pモンスターが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時までモンスターの効果を発動できない。
ペンデュラム・効果モンスター
星6/炎属性/天使族/攻2300/守1400
【Pスケール:青3/赤3】
①:自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚成功時に
相手はモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない。
【モンスター効果】
このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの「ドレミコード」Pモンスター1体をリリースし、
そのモンスターよりPスケールが2つ高いまたは2つ低い、
「ラドレミコード・エンジェリア」以外の
「ドレミコード」Pモンスター1体をデッキから特殊召喚する。
②:自分のPゾーンに奇数のPスケールが存在し、
自分の「ドレミコード」Pモンスターが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードの効果を発動できない。
ペンデュラム・効果モンスター
星7/地属性/天使族/攻2500/守2400
【Pスケール:青2/赤2】
①:自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚成功時に
相手はモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない。
【モンスター効果】
このカード名の①のモンスター効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手ターンに、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
自分のPゾーンに偶数のPスケールが存在する場合、
相手フィールドの表側表示の魔法・罠カード1枚を対象とする事もできる。
②:1ターンに1度、このカードが自分のPゾーンの一番低い
Pスケール×300以上の攻撃力を持つモンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動する。
そのモンスターを破壊する。
ペンデュラム・効果モンスター
星8/風属性/天使族/攻2700/守2500
【Pスケール:青1/赤1】
①:自分の「ドレミコード」PモンスターのP召喚成功時に
相手はモンスターの効果・魔法・罠カードを発動できない。
【モンスター効果】
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは自分フィールドのPモンスター2体をリリースして手札から特殊召喚できる。
②:相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードの効果を相手ターン終了時まで無効にする。
自分のPゾーンに奇数のPスケールが存在する場合、この効果の対象を2枚にできる。
③:自分のPゾーンの一番高いPスケール×300以下の攻撃力を持つ
フィールドのモンスターの効果が発動した時に発動できる。
そのモンスターを破壊する。
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの「ドレミコード」Pモンスターカードの種類によって
以下の効果をそれぞれ適用できる。
●3種類以上:自分のPゾーンのカード1枚を選んで持ち主の手札に戻し、
自分のEXデッキから表側表示の「ドレミコード」Pモンスター1体を選んで自分のPゾーンに置く。
●5種類以上:手札から「ドレミコード」Pモンスター1体を特殊召喚する。
●7種類以上:相手フィールドの表側表示のカードを全て破壊する。
フィールド魔法
①:以下の効果から1つを選択して発動できる。
「ドレミコード・ハルモニア」の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない。
●自分のEXデッキから表側表示の「ドレミコード」Pモンスター1体を手札に加える。
●自分のPゾーンの「ドレミコード」カード1枚を選ぶ。
このターン、そのPスケールをそのカードのレベル分だけ上げる。
●自分フィールドの「ドレミコード」Pモンスターカードの
Pスケールが奇数3種類以上または偶数3種類以上の場合、
相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの「ドレミコード」PモンスターカードのPスケールによって
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●奇数:自分のEXデッキからPスケールが奇数の表側表示の
「ドレミコード」Pモンスター1体を特殊召喚する。
●偶数:自分のEXデッキからPスケールが偶数の表側表示の
「ドレミコード」Pモンスター1体を特殊召喚する。
●奇数と偶数:相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分のPゾーンに「ドレミコード」カードが存在し、
相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
自分のEXデッキから表側表示のPモンスター1体をデッキに戻す。
その後、以下の効果を適用する。
●自分フィールドのPモンスターはその相手の効果を受けない。
●自分のPゾーンのカードはその相手の効果では破壊されない。
●自分のPゾーンのカードはその相手の効果では除外できない。
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