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遊戯王OCGカード考察:《ジーナの蟲惑魔(こわくま)》蟲惑魔デッキでも出張させても活躍できる

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今回紹介するのはLIGHTNING OVERDRIVE(ライトニング・オーバードライブ)よりこのカードです。

 

カード説明

ジーナの蟲惑魔
効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻1400/守1400
このカード名の①③の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分フィールドにセットされた罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。
③:自分の魔法&罠ゾーンにカードが存在しない場合、
墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。

wiki

 

【蟲惑魔】の新規となる地属性レベル4モンスターです。

沼に座って佇む白と緑を基調とした衣装の黒髪の少女です。

髪の先が茎のように緑色になっているのが特徴的です。

 

カード名の由来はモウセンゴケ科の食虫植物、「ムジナモ」だと思われます。

水中にハエトリグサのようの捕虫葉がありプランクトンやミジンコといった微生物を主食とします。

逆に言えば通常の虫などは捕食しないので蟲惑魔の中でも無害な子かもしれません。

また現在野生ではほんとど見られない絶滅危惧種であり主に養殖での栽培で姿が確認されます。

そう意味では獰猛さを秘めた者が多い怖くなの中でも脆さ、弱さの一面が強い子と言えます。

もしかしたら彼女が誘惑するのは捕食する為ではなく養ってもらうためかもしれませんね。

 

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墓地から除外して落とし穴をセット

このカード名の①③の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:自分フィールドにセットされた罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する

①の効果は1ターンに1度、自分の場にセットされた罠を墓地へ送る事で

自信を手札から特殊召喚する自己展開効果です。

コストこそ要りますが展開力にあまり優れていない【蟲惑魔】にとっては

エクシーズ召喚やリンク召喚に繋げる手段の1つとして機能します。

コストにする罠カードは各種落とし穴でもいいですが

迷い風など再利用可能なものであればより無駄がないでしょう。

罠カード限定なのでギャラクシー・サイクロンなどをセットしてもコストにできない点には注意です。

 

②:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。

②の効果はホールや落とし穴とつく通常罠の効果を受けない耐性です。

メインデッキの蟲惑魔が共通で持っている落とし穴に対する耐性ですね。

 

このカード名の①③の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
③:自分の魔法&罠ゾーンにカードが存在しない場合、
墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「ホール」通常罠カードまたは「落とし穴」通常罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。

③の効果は1ターンに1度、自分の魔法罠ゾーンにカードがない場合に

墓地から自身を除外する事で墓地のホール通常罠か落とし穴通常罠を

自分の場にセットするというものです。

公開情報にこそなってしまうものの単純にアドバンテージが稼げる効果であり

落とし穴を用意できないといったピンチの状況を脱却する事が可能です。

またあくまで発動時に魔法罠ゾーンにカードが無ければいいので

この効果を発動した後に改めて魔法罠をセットするという動きもできます。

①の効果とは1ターンにどちらか片方しか発動できないので

①の効果で特殊召喚してすぐリンク素材にする場合などには注意です。

 

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落とし穴の使いまわしがしやすい

③の効果がシンプルに優秀でこのカードを墓地へ送る手段があれば

それがそのまま墓地から落とし穴をセットする手段に繋がります。

ティオの蟲惑魔と違いセットした落とし穴を除外しないのもポイントで

【蟲惑魔】において落とし穴の使いまわしがしやすいのは勿論の事、

他のデッキにフレシアの蟲惑魔あたりと出張させ

1枚だけの狡猾な落とし穴を使いまわすなんて芸当も狙えるでしょう。

 

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