ロボッピ
遊戯王VRAINSに登場した藤木遊作に仕えるお掃除ロボット。
Aiがロボッピの知能を上昇させてからはAiの子分となり
第3部ではAiと共に人類に反旗を翻すようになりました。
高度な知性を手に入れるものの元がお掃除ロボットであるロボッピにとっては身に余る代物、
最終的にその処理に耐え切れず暴走、全てが初期化されたような状態となり消滅しました。
そんな悲劇的な最期を遂げた彼のテーマ、【機塊】がこの度OCGに登場です。
目次
テーマ特徴 可愛らしい見た目の家電モンスター達
テーマの特徴を挙げると以下の通りです
・家電製品をモチーフにしたロボット達のテーマである
・レベル1の機械族が中心でありLINK-1のリンク召喚を主軸にする
・リンクモンスターは相互リンク状態かそうでないかでそれぞれ別の効果を発揮する
・全体的に展開力が高くLINK-1ながら強力な効果を持ったカードが多い
・最初ロボッピを女の子だと思った人正直に白状しなさい私です
ロボッピ本人がお掃除ロボットだった事もあって
掃除機や洗濯機、乾燥機といった様々な家電製品をモチーフにしたロボットが並びます。
いかにもお手伝いロボットといった感じで全体的に可愛らしい見た目が多いです。
そこが逆に暴走時の怖さと悲惨さを強調させているんですけどね
機械の「械」の字を「塊」の字に置き換えた中々シンプルなテーマ名ですが
「塊」という字には一団や集団といった意味合いも存在します。
家電製品の王国を作るというロボッピの夢が込められていたのかもしれませんね。
相互リンクかそうでないかでそれぞれ別の効果を持つリンクモンスター達
このテーマの特徴はカテゴリに存在するLINK-1の多さです。
カッパスケール、バキューネシア、ランドリードラゴン、ドライドレイクと既に4体判明しており
同じくLINK-1を主軸とするテーマである【閃刀姫】と並びます。
また1体のモンスターが次々と変形していくのがコンセプトの閃刀姫と違い
こちらはちゃんと複数のLINK-1を並べていく事が可能です。
ただしLINK-1の機塊たちはいずれも上方向のリンクマーカーしか持っていない為
そのままでは2体以上並べる事ができません。
そこで活きるのが下方向にマーカーを持つLINK-2の充電機塊セルトパスであり
まずセルトパスをEXモンスターゾーンに用意した後に
メインモンスターゾーンに2体のLINK-1を展開するというのが基本コンセプトになっています。
もう1つの特徴としてLINK-1の機塊リンク達は
相互リンク状態とそうでない状態、それぞれで別の効果を発動できるようになっています。
いずれもセルトパスのどちらかのマーカーと相互リンクできるようになっているので
状況に合わせて相互リンク状態になるように、もしくはならないように配置する事になります。
例えばランドリードラゴンであれば相手にバーンダメージを与えたければ相互リンクせず、
逆に破壊耐性持ちのモンスターを対処したければ相互リンクにするといった感じです。
単純にリンク召喚時の配置で相互リンクかそうでないかを選択できる他、
乾燥機塊ドライドレイクや家電機塊世界エレクトリリカル・ワールドなど
モンスターの位置を移動できるカードもあるのでこれらを駆使して使い分けていけます。
メインデッキのモンスターも粒ぞろいです
メインデッキのモンスターに目を向けると
電幻機塊コンセントロールと複写機塊コピーボックルのセットが優秀で
この2枚が手元にあればコピーボックルをコンセントロール扱いで特殊召喚する事で
さらにもう1体コンセントロールを展開する事が可能です。
コンセントロール2体でも同様の展開が可能であり
いずれも低ステータスの機械族なので機械複製術に対応している事もあり
大量展開がしやすく複数のリンクモンスターを並べやすくなっています。
レベル1なのでワン・フォー・ワンなどに対応しているのもポイントです。
LINK-1というのはやたら優秀なカードが揃っているOCG界隈ですが
機塊のLINK-1連中もご多分にもれず優秀なカードが揃っています。
複数のリンクを巧みに使いこなして人間どもにお掃除ロボットの強さを見せて付けてやりましょう。
個人的に相性がいいカード
墓地のモンスター5体をデッキに戻して2枚ドローできるドローエンジンです。
EXデッキの消耗が激しいリンク召喚テーマ全般と相性がいいのは勿論ですが
【機塊】の場合コンセントロールを複数並べてデッキから特殊召喚するわ
機械複製術でデッキから特殊召喚するわでとにかく
「デッキに特殊召喚したいカードがもうない」というケースに陥りがちです。
こまめにデッキに戻す手段を確保しておいて損はなく、
それでも足りない場合は貪欲な瓶も一緒に投入するのも1つの選択肢です。
効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2250/守2250
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:デッキからモンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
手札・デッキから、攻撃力と守備力の数値が同じで、
属性が対象のモンスターと同じとなるモンスター1体を特殊召喚する。
③:相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功する度に発動する。
相手に300ダメージを与える。
デッキからモンスターが特殊召喚された場合に自己展開でき
さらに攻撃力と守備力が同じモンスターをデッキから特殊召喚できるカードです。
電幻機塊コンセントロールで召喚条件は簡単に満たせる他、
メインデッキの機塊モンスターは攻撃力守備力が全て同じであり②の効果の条件を満たします。
コンセントロールとコピーボックルは闇属性でありそのままでも特殊召喚できる機会は多いですが
より確実に発動を狙うのであれば多次元壊獣ラディアンあたり送りつければいいでしょう。
また機塊と同じ機械族でありリミッター解除などのサポートを共有できます。
カードリスト
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 100/守 100
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「機塊」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが既にモンスターゾーンに存在する状態で、
自分フィールドに他の「電幻機塊コンセントロール」が特殊召喚された場合に発動できる。
デッキから「電幻機塊コンセントロール」1体を特殊召喚する。
効果モンスター
星1/水属性/機械族/攻 0/守 0
①:自分の「機塊」モンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その自分のモンスターはその戦闘では破壊されず、
その戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
②:自分フィールドの「機塊」モンスターが効果で破壊される場合、
代わりにフィールド・墓地のこのカードを除外できる。
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「機塊」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードはエンドフェイズまで、
対象のモンスターと同名カードとして扱う。
②:墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドの「機塊」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの同名モンスター1体を自分の手札・墓地から選んで特殊召喚する。
この効果はこのカードが墓地へ送られたターンには発動できない。
リンク・効果モンスター
闇属性/機械族/攻1000/LINK-1
【リンクマーカー:右上】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
「機塊」モンスター1体
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
①:手札を1枚墓地へ送り、相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②:このカードが相互リンク状態の場合、
相手のメインモンスターゾーンのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
③:このカードが相互リンク状態ではない場合、このカードは直接攻撃できる。
リンク・効果モンスター
水属性/機械族/攻 0/LINK-1
【リンクマーカー:上】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
「機塊」モンスター1体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
①:相互リンク状態のこのカードをリリースして発動できる。
自分の墓地から「計量機塊カッパスケール」以外の
「機塊」リンクモンスター1体を選んで特殊召喚する。
②:相互リンク状態ではないこのカードをリリースして発動できる。
自分の墓地からレベル4以下の「機塊」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
リンク・効果モンスター
水属性/機械族/攻1500/LINK-1
【リンクマーカー:上】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
「機塊」モンスター1体
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
①:このカードの戦闘で発生するお互いの戦闘ダメージは0になる。
②:1ターンに1度、
相互リンク状態のこのカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを除外する。
③:1ターンに1度、
相互リンク状態ではないこのカードが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に発動できる。
その相手モンスターを破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
リンク・効果モンスター
炎属性/機械族/攻 0/LINK-1
【リンクマーカー:右上】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
「機塊」モンスター1体
このカードはリンク召喚されたターンにはリンク素材にできない。
①:リンク状態のこのカードの攻撃力は1000アップする。
②:自分バトルフェイズに1度、このカードが相互リンク状態の場合に発動できる。
このカードを含む自分のメインモンスターゾーンの「機塊」モンスター2体を選び、
その位置を入れ替える。
このターン、そのもう1体のモンスターは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
③:1ターンに1度、相互リンク状態ではないこのカードが攻撃対象になった時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
リンク・効果モンスター
闇属性/機械族/攻 0/LINK-2
【リンクマーカー:左下/下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
「機塊」モンスター2体
①:リンク状態のこのカードは、攻撃対象にならず、相手の効果の対象にもならない。
②:このカードの相互リンク先の自分の「機塊」リンクモンスターが
相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。
その自分のモンスターの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、
このカードの相互リンク先のモンスターの数×1000アップする。
③:1ターンに1度、このカードとは相互リンクしていない
自分フィールドの「機塊」リンクモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
通常魔法
①:自分の墓地の「機塊」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に持ち主のデッキの一番下に戻る。
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分フィールドの「機塊」リンクモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのリンク先となる自分フィールドに、
自分の墓地からリンク1の「機塊」リンクモンスターを可能な限り特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに除外される。
フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードの発動時の効果処理として、
デッキからフィールド魔法カード以外の「機塊」カード1枚を手札に加える事ができる。
②:1ターンに1度、自分が「機塊」リンクモンスターのリンク召喚に成功した場合に発動できる。
自分の墓地から「機塊」モンスター1体を選んで手札に加える。
③:1ターンに1度、自分または相手のモンスターの攻撃宣言時に発動できる。
自分フィールドの「機塊」モンスター1体を選び、
その位置を他の自分のメインモンスターゾーンに移動する。
コメント
ソラに似てるなぁって思ってたら最後にゲス顔披露していきましたね。
いつか暴走しそうだなーって思ってたら本当に暴走しました