今回紹介するのはIGNITION ASSAULT(イグニッション・アサルト)よりこのカードです。
目次
カード説明

効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1500/守1500
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:フィールドに「閃刀姫-ロゼ」以外の
「閃刀姫」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
EXモンスターゾーンの相手モンスターが、戦闘で破壊された場合、
または自分のカードの効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、
ターン終了時までその効果を無効にできる。
【閃刀姫】の新規となる光属性戦士族のレベル4モンスターです。
白色に光る真紅の刀を構えた無表情な銀髪の少女です。
全体的に「帝国」といった感じの恰好をしておりレイとは紋章も違う為
恐らくは閃刀姫の戦う相手である列強国側の存在だと思われます。
レイに対抗して作り上げられた存在といった感じなのでしょう。
属性はレイが闇なのに対しこちらは光、
そして攻撃力守備力はまったくの同等というまさにライバル的存在です。
ロゼというのはフランス語で薔薇色を意味する言葉ですが
ひっくり返すと「ゼロ」になるあたりもレイの対を意識してる感じです。
レイと同時に蘇生しつつレイの効果を封じる
①:フィールドに「閃刀姫-ロゼ」以外の
「閃刀姫」モンスターが召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、
同名カード以外の閃刀姫が召喚か特殊召喚された場合に
手札から特殊召喚する自己展開効果です。
【閃刀姫】であれば相当に緩い条件で特殊召喚が可能ですが
基本的に2体並べる事になる関係で閃刀関連の魔法カードの発動条件になっている
「メインモンスターゾーンにカードがない」を満たしづらくなります。
レイと一緒に並べてランク4のエクシーズに繋げるなどして
メインモンスターゾーンを空ける工夫が必要になってくるでしょう。
相手が閃刀姫を出した場合にもこの効果で特殊召喚可能であり
むしろ「対閃刀姫」の側面がある効果だと言えます。
②:このカードが墓地に存在する状態で、
EXモンスターゾーンの相手モンスターが、戦闘で破壊された場合、
または自分のカードの効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、
ターン終了時までその効果を無効にできる。
②の効果は1ターンに1度、
EXモンスターゾーンの相手モンスターが戦闘破壊されるか
こちらのカードの効果で場から離れた場合に
このカードを墓地から特殊召喚、
その後相手の表側表示モンスターを選んでそのターン効果を無効にするというものです。
閃刀姫リンクが戦闘破壊されるか場から離れた場合に
墓地からする閃刀姫レイとまさに対になっている効果と言えるでしょう。
同時にこれまた対閃刀姫レイを想定されたような効果であり
閃刀姫レイが蘇生したと同時にこのカードも墓地から蘇生でき
その際に閃刀姫レイの効果を封じる事が可能です。
様々なデッキに出張させられる
【閃刀姫】で見た場合フリーチェーンで閃刀姫リンクに繋げれない点で
レイよりも使い勝手では見劣りするものの
それでも4体目以降のメインデッキに入る閃刀姫がいるのはありがたいです。
相手がエクストラデッキからモンスターを出していれば
閃刀術式-ベクタードブラストで除去する事でこのカードを墓地から蘇生できるので
「フィールドに閃刀姫を出せない」という状況を減らすのに貢献してくれます。
また②の効果はエクストラデッキの相手モンスターさえ除去すれば発動できるので
エクストラデッキに依存しない相手でない限りは
【閃刀姫】に限らず様々なデッキにおいて蘇生機会があります。
気軽に蘇生できるレベル4モンスターとして
ランク4エクシーズを狙うデッキに採用するる事もできますし
この手の自己蘇生にありがちなフィールドから離れると除外されるデメリットもなく
リンク素材などに積極的に活用していけます。
特に各種閃刀姫リンクを経由する事でミセス・レディエントのような
属性を指定するリンク素材にもなれる点は覚えておくといいでしょう。
このカードを採用すれば閃刀起動-エンゲージあたりも採用しやすくなる為
「他のデッキに閃刀姫の要素を混ぜる」みたいな事もしやすいです。
レイが単独で輝く子であるならば
ロゼは他に混ざる事で輝く子であると言えます。
無表情な見た目とは裏腹に社交性が高いのでしょう。
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