今回紹介するのはIGNITION ASSAULT(イグニッション・アサルト)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星9/炎属性/機械族/攻2750/守2750
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:EXモンスターゾーンにモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:EXモンスターゾーンの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。
③:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
このカードに装備された自分のモンスターカード1枚を選んで特殊召喚する。
炎属性機械族のレベル9モンスターです。
新たなる「機巧」の名を冠するモンスターです。
黒と金を基調とする鹿を思わせるような姿の機械の獣です。
名前の由来は「天迦久神(あまのかくのかみ)」と「加具土命(かぐつち)」でしょうか。
天迦久神とは古事記にしか登場しない鹿の神であり
水を渡る力を持ち伊都之尾張神(あめのおはばりのかみ)の元へ交渉へ向かいました。
加具土命とは日本神話に登場する火の神であり
生まれたと同時に親である伊邪那美神に火傷を負わせたと言われています。
EXデッキのモンスターを吸収・・・何か既視感ありますね
①:EXモンスターゾーンにモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果はEXモンスターゾーンにモンスターが存在する場合に
手札から特殊召喚出来る自己展開効果です。
レベル9モンスターとしては中々に緩い特殊召喚条件であり
エクストラデッキを使うデッキであれば特殊召喚出来る機会は多いでしょう。
自分がEXモンスターゾーンにモンスターゾーンを出しても条件を満たせるので
相手が出してこなかった場合にはそちらの出し方も考慮しておきましょう。
②:EXモンスターゾーンの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを装備カード扱いとしてこのカードに装備する(1体のみ装備可能)。
②の効果は1ターンに1度、
EXモンスターゾーンのモンスターを自分に装備してしまうというものです。
機皇帝と同じく「きこうてい」の名を冠しているこのカードですが
効果の方も機皇帝を思わせるような代物になっています。
これはもう名誉機皇帝と言っていいですね
あちらと違いモンスターを吸収しても攻撃力が上昇しませんが
その代わりにシンクロモンスター以外も吸収できるようになっており
汎用性が格段に向上しています。
③:このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時に発動できる。
このカードに装備された自分のモンスターカード1枚を選んで特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、相手モンスターを戦闘破壊した時に
装備されている自分のモンスターカードを特殊召喚出来るというものです。
基本的に②の効果で吸収したモンスターを特殊召喚する事になるでしょう。
このカードの打点は2750ありよっぽど相手が大型モンスターしか出していないか
戦闘破壊耐性持ちでない限りは戦闘破壊を狙っていけるでしょう。
攻撃表示で特殊召喚可能であり
このカードの攻撃の後に畳みかけるように特殊召喚したモンスターで攻撃できます。
自分のEXモンスターゾーンのモンスターをどかす事も
総じてエクストラデッキを使う相手であれば
緩い条件で特殊召喚でき除去しつつ2750打点で殴れ
上手くいけば実質的に相手モンスターも奪えるという非常に優秀なカードです。
③の効果が狙えない状況であってももう1体レベル9を出して
相手モンスターを除去した後にランク9エクシーズに繋げる事も可能です。
巨大戦艦 ブラスターキャノン・コアあたりとは一緒に並べやすいでしょう。
また②の効果は自分モンスターも吸収する事が可能です。
特にEXモンスターゾーンからカードをどかしたい場合に重宝し
左右にリンクマーカーを持つモンスターをメインモンスターゾーンに移動すれば
EX召喚枠を3つ確保する事も可能です。
また剣闘獣ガイザレスあたりを吸収し、③の効果で特殊召喚する事で
特殊召喚した場合の効果を再度発動する事も可能です。
意外と自分モンスターを吸収する事がメリットに繋がるケースもあるので
選択肢の1つとして意識しておくといいでしょう。
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