今回紹介するのはデッキビルドパック ミスティック・ファイターズよりこのカードです。
カード説明
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/地属性/爬虫類族/攻 ?/守 ?
レベル9モンスター×2体以上
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:「永の王 オルムガンド」は自分フィールドに1体しか表側表示で存在できない。
②:このカードの元々の攻撃力・守備力は、
このカードのX素材の数×1000になる。
③:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
お互いは、それぞれデッキから1枚ドローする。
その後、ドローしたプレイヤーは自身の手札・フィールドのカード1枚を選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
ミスティック・ファイターズの新テーマ【ジェネレイド】に属する
地属性爬虫類族のランク9エクシーズです。
複数の腕を持つ天に聳え立つほどの大きさを持つ大蛇です。
ヨルムンガンドとは「大地の杖」という意味を持つ
北欧神話に登場する毒蛇の怪物です。
フェンリルやヘルと並ぶロキの子供でありトールと戦い相打ちになりました。
エクシーズ素材に特に指定はなくレベル9モンスターを最低2体必要とします。
素材にするモンスターが多ければ多いほど攻撃力と守備力を高める事が出来ますが
基本的には素材2体でエクシーズ召喚して問題ないでしょう。
ジェネレイドはいずれも種族、属性がバラバラなので
星遺物の胎導を使ってフィールドに揃えるのが手っ取り早いです。
①の効果はフィールドに1体しか存在出来ない制約です。
他のジェネレイドも持っている王とは2人とはいらぬって感じの効果ですね。
このカードの場合そもそもEX召喚枠を使うエクシーズなので
この制約あるなしに関わらず2体以上並べるケースはまずないでしょう。
このカードのX素材の数×1000になる。
②の効果はオーバーレイユニットの数×1000の数値が
元々の攻撃力守備力になるというものです。
No.5 亡朧竜 デス・キマイラ・ドラゴンやCX 冀望皇バリアンなどが持つ
素材×1000攻撃力が上昇する効果に近いですが
元々の攻撃力が変化する点と守備力も変化する点で違います。
素材2体でエクシーズ召喚した場合攻撃力は2000と心もとないですが
③の効果によりすぐさま3000は確保でき、
相手ターンには4000に到達できるので
実際の所素材2体でも戦闘破壊される心配はあまりないでしょう。
③:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
お互いは、それぞれデッキから1枚ドローする。
その後、ドローしたプレイヤーは自身の手札・フィールドのカード1枚を選び、
このカードの下に重ねてX素材とする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
③の効果は1ターンに1度、オーバーレイユニットを1つ消費する事で
お互いに1枚ドロー、その後お互いに手札かフィールドのカード1枚を
このカードのオーバーレイユニットにするというものです。
お互いにドローをしていれば2つ分のオーバーレイユニットが加算されるので
発動時の消費と合わせて差し引き1つ分オーバーレイユニットが上昇、
②の効果と連動しており1度効果を発動すれば攻撃力が1000上がる計算です。
フリーチェーンで発動可能なのもポイントで
攻撃力が上昇していく速度はかなり早いです。
どうせなら便乗と合わせよう
数少ない貴重な汎用ランク9エクシーズの1体ですが
場に維持できれば高い攻撃力を発揮できるようにはなるものの
直接アドバンテージを獲得する類の効果は持っていない為
強力な除去効果を持つ無限起動アースシェイカーや幻子力空母エンタープラズニル、
高い妨害性能を持つ真竜皇V.F.D.と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
【ジェネレイド】用としてみた場合でも上記のエクシーズに比べて効果的とは言えません.
が、「便乗」が発動している状態であれば話は別です。
お互いのターンに結果的にアドバンテージを与えない形でドローさせられるこのカードは
便乗の効果を活かすという意味ではこれ以上ないカードと言えます。
その為ジェネレイド、のそれも便乗ターボの軸でこそ
真価を発揮する存在です。
フィールドに維持できれば攻撃力はどんどん高まっていくので
その時は遠慮なくアタッカーとして猛威を振るいましょう。
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