遊戯王VRAINS110話の感想です。
前回のあらすじ:リアクション芸人パンドールちゃん
目次
兄妹タッグ、結成
財前晃に対してコードキーを渡せと要求するAi。
飛行機を操作できることを見せその気になれば墜落させる事も出来ると脅しますが
チャンスをやるといってデュエルを要求してきます。
そんな所にブルーメイデンのデュエルディスクからパンドール登場、
劇的な別れしたばかりなのにまだいるのかよ!?と呆れるAiですが
パンドールからしても自分が最後の1体であり後がない様子。
戝前専務もデュエルをするしかないと観念、
ブルーメイデンと一緒にAiに立ち向かいます。
こうして財前兄妹のタッグ VS Aiのデュエルが開始されました。
この際、Aiはプレイメーカー、ソウルバーナー、リボルバーをリンクさせ
このデュエルにギャラリーとして観戦させています。
中継を見ているであろう草薙にも挨拶して。
同時にロボッピもやってきて勉強させてもらうと観戦してます。
先行はブルーメイデン。
まずはOCG化したばかりの新カード、マリンセスブルータンを通常召喚、
そこからブルースラッグ→コーラルアネモネ→マーブルド・ロックと
連続リンクを決めつつブルースラッグやマーブルドロックで手札を補充し
2枚の伏せカードをしつつ手札に4枚の余裕を残しています。
完璧な初動にAiも絶賛、
ブルーメイデンもマリンセス以上のデッキはないと主張しており
アクアのデッキを使いこなしている事にAiも嬉しそうです。
トリックスターバンドの事も時々でいいから思い出してあげてください
裁きの矢を受け継ぎし者
Aiのターン、ドロー。
例によってピカリ@イグニスターからイグニスターAiランドをサーチ、
リングリボー→アチチ→ヒヤリ→ダークナイトと次々と展開していけます。
それを見ていたパンドールはピカリはライトニングの、
アチチは不霊夢の、ヒヤリはアクアの、
そしてドヨンはAi自身の思いが込められたカードであると見抜きます。
@イグニスターというのは消えていったイグニスの想いを受け継いだデッキなのです。
そしてドヨンを特殊召喚しつつダークナイトの効果でヒヤリとアチチを蘇生、
ファイアフェニックス@イグニスターのリンク召喚も決めます。
ここまではパンドールも予測していた事、
しかしAiはイグニスが作り出した最強のカードを見せてやるといい
なんとリンクマジック「裁きの矢」を発動します。
これにはパンドールのみならずその場にいた全員が愕然とします。
それはライトニングが作り出したイグニス達の争いを象徴するカード、
それは実質上「ライトニングの意思を継ぐ」というのを行動で示した事になります。
特にソウルバーナーは一線を越えてしまったと激昂しています。
「もう俺達の元に戻るつもりはないのか?」と問うソウルバーナーに、
今更どの面下げて戻るのかと答えるAi。
そしてAiはアクアに美憂について聞きます。
美憂はまだ入院中ながらも順調に回復に向かっているようです。
また葵が自分を助けてくれた事も理解しており感動の再開とばかりに抱き合います。
草薙にも仁が助かったんだろうといい、人間たちが万々歳である一方
自分は仲間のイグニスを全員失ってしまった事を嘆きます。
皆がAiから深い絶望を感じ取りつつ
パンドールは言葉巧みに動揺を誘う作戦だと注意を促します。
それに対してAiはバレたかと思いつつも
狡猾だろうがとんかつだろうが勝ちゃいんだよといい、
それに相槌を打つかのようにロボッピもニクいねとAiを褒めると
2人して漫才を繰り広げます。
でも前回の様子を考えるとAiがこういう茶化している時って
「強がっている」時だと思うんですよね。
パンドールも多分それは理解していてその上で皆を鼓舞したのだと思います。
さてバトルフェイズ、
裁きの矢で攻撃力が4600となったファイアフェニックスでマーブルド・ロックを攻撃です。
これに対してマーブルドロックの効果でダメージと戦闘破壊を無効にしますが、
その後Aiは速攻魔法「必殺の間-Ai-」を発動、
というわけで今回のコスプレAiシリーズは侍です。
その効果は自分のリンクモンスターを一時的に除外して
そのリンク数だけ相手の手札を一時的に除外、
さらにEXモンスターゾーンのカードをメインモンスターゾーンに移動するというものです。
ブルーメイデンの手札がなくなった事でマーブルド・ロックの効果が封じられ、
さらにダークナイトに裁きの矢が適用されるようになりました。
攻撃力4600のダークナイトで改めてマーブルド・ロックを攻撃、
見事戦闘破壊しブルーメイデンのライフが1900となります。
Aiはこれでターン終了です。
除外されていたファイアフェニックスとブルーメイデンの手札が元に戻ります。
久しぶりのお兄様
仲間たちを失ったAiに対して
自分もアクアを守れなかった事に責任を感じると主張するブルーメイデン。
同じ哀しみを持っているもの同士で争うのはやめようと主張しますが
それに対してAiは激昂。
かつてアクアがいたデュエルディスク、
そこに今はパンドールが居座っている事がAiにとっては我慢ならないようです。
それに対してパンドールはそもそもAiが人に害をなそうとする気がなければ
自分がここにはいなかったといい、しかしそれもまた運命であり
時間は進んでいるのだと主張します。
しかしAiは言います、このままじゃ自分の時間は止まったままなのだと。
ボーマンの「後悔するな」という答えに自分なりに考えた結果がこの行動なのでしょう。
そんなAiの話を聞いていた財前専務。
人間の勝手な都合でイグニスを生み出して
それを人間の都合で倒しAiを1人にしてしまった事に対して
SOLのトップとしてAiに頭を下げて謝ります。本当に申し訳ないと。
しかし同時に何千何万の社員とその家族を預かる身としてコードキーは渡せないとも主張、
彼にもまた会社のトップとして守るべきものがあるのです。
ならば腹をくくって戦えと主張するAi。
それに応えるかのように財前専務は立ち向かいます。
晃のターン、ドロー。
まずモンスターをセットした後に永続魔法「メールの階段」を発動、
これはティンダングル1枚を手札から捨てる事で
セットしたモンスターを表側表示にするという効果でなんとターン1制限がありません。
まずティンダングル・エンジェルをリバースさせ手札からハウンドをセット、
さらに墓地へ送ったイントルーダーを裏側守備表示で蘇生させます。
そしてもう1度メールの階段の効果を使いイントルーダーを表にしてサーチ発動、
それを手札コストにハウンドもリバースさせイントルーダーを再びセットさせつつ
自身の攻撃力を4700にまで上昇させます。
これで裁きの矢込みでも攻撃力を上回りました。
ハウンドでダークナイトを攻撃して戦闘破壊します。
さらにブルーメイデンがセットした罠カード
「海晶乙女の決意(マリンセス・デシジョン)」を発動、
イントルーダーを表側にしてそれを含むモンスターでリンク召喚を行います。
兄妹が同時に「開け!我らを繋ぐサーキット!」と答えて
ティンダングル3体でコンバイン、
LINK-3、ティンダングル・アキュート・ケルベロスをリンク召喚です。
久しぶりに顔を見せる財前晃のエースモンスターであり
今回の場合は兄妹のエースモンスターでもあります。
Aiも兄妹パワーを見せてもらおうかとテンションをあげていきます。
というわけで久しぶりの晃お兄様がデュエルします。
ティンダングルの新エースが出てくるかどうかが非常に気になる所です。
まさかのマリンセスとの合体モンスターとか出てきたらどうしよう。
そしてサブタイトル通りにAiの哀しみが伝わってくる回でした。
やっぱりというかAiは死に場所を求めているのではないかと感じますね。
他のイグニスが死んだ中、自分1人だけが生きている事が辛いのかもしれません。
そして同時に死ぬまでにやりたい事をやって
人々の記憶に自分を刻みたいのかなと、そう思います。
次回予告 111話『せめぎ合う意思』
義務を全うしようとする兄
その兄を必死に守ろうとする妹
守らなければばならないものが彼らにはある
一方自分とはまったくといっていいほど
対称的な2人を前にするAi
何も失うものが無い彼は
この戦いの末路に何を思うのか
新しい水属性らしきモンスターの姿があります。
恐らくは水属性の儀式イグニスターだと思われます。
あとその顔はなんだAi
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