今回紹介するのはCHAOS IMPACT(カオス・インパクト)よりこのカードです。
目次
カード説明
チューナー・効果モンスター
星2/風属性/獣族/攻 300/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:相手メインフェイズに、
自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを手札から特殊召喚し、
そのモンスターとこのカードのみを素材としてS召喚する。
風属性獣族のレベル2チューナーです。
翼のようになった耳が特徴的なエメラルドグリーンの体毛をした兎の獣人達です。
軍隊っぽい恰好をしてニンジンをくわえているのが特徴的です。
カード名の由来はアナウサギを品種改良して作られた
たれ耳の兎「ロップイヤー」からだと思われます。
ロップイヤー(垂れ耳)の代わりにホップイヤー(跳ね耳)になっているのでしょう。
手札誘発でシンクロ召喚
その効果は1ターンに1度、相手メインフェイズ時に
手札から特殊召喚しつつ自分の表側表示モンスター1体と一緒に素材になり
シンクロ召喚するというものです。
フリーチェーンでシンクロ召喚が行えるカードとして
スチーム・シンクロンやフォーミュラ・シンクロンが存在しますが
このカードは手札からいきなり特殊召喚してシンクロ召喚可能という点において
それらと一線を画する奇襲性を持ちます。
フリーチェーンでシンクロ召喚を行えるカードが場にあれば
相手はそれを警戒する事ができますし
発動される前に壊獣でどかすという駆け引きを行ったりもできますが
手札から突然出てくるこのカードに対応して
シンクロ召喚を警戒するというのは困難を極めるでしょう。
フィールドに出す必要が無い為召喚権を必要としないというのも強みです。
対応するレベルのシンクロモンスターがいれば
墓地に送りたいモンスターが除外やバウンスされそうになった場合に
リリースエスケープをする手段としても活用が可能です。
相手ターンに出したいシンクロモンスター
この手のフリーチェーンでシンクロ召喚可能なカードの常として
相手ターンにシンクロ召喚する事で相手の妨害に繋がるカードを出すと強力です。
筆頭候補となるのはシンクロ召喚時に場を焼け野原に出来るブラック・ローズ・ドラゴンで
レベル7なのでレベル5のモンスター1体が場にいれば条件を満たせます。
超量士レッドレイヤーなど特殊召喚しやすいレベル5を用意しておくといいでしょう。
シンクロ召喚時にバウンスの出来る獣神ヴァルカンあたりも候補です。
この場合レベル4モンスターを素材に出来るので
より多くのデッキでシンクロ召喚を狙う事が出来るでしょう。
その獣神ヴァルカンを素材に今度はモンスター効果を無効にして破壊できる
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンを出すなんて芸当も可能です。
チューナーの影すら匂わせない状況からシンクロ召喚が行えるので
奇襲性の面でも非常に面白いカードです。
このカードの登場でシンクロ召喚デッキは
新しい駆け引きを作り出す事ができるでしょう。
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