遊戯王カード考察：≪海晶乙女（マリンセス）ワンダーハート≫魔法罠との併用で真価を発揮

今回紹介するのはCHAOS IMPACT（カオス・インパクト）よりこのカードです。

カード説明

マリンセスの新規となる水属性サイバース族のＬＩＮＫ－４です。

ＶＲＡＩＮＳにおいてブルーメイデンがボーマン戦で使用し

海晶乙女の闘海で耐性を付与しつつ多数のマリンセスリンクを装備し

アタッカー及び防御要員として貢献しました。

アニメではリンク素材にクリスタルハートが指定されているなど

よりクリスタルハートとの併用を前提とした効果となっています。

フランベルジュのように波打った大剣を持つ青い肌の女性です。

クリスタルハートのイラストにも彼女と思われる顔の精霊が漂っており

クリスタルハートの進化形、ないし真の姿と思われます。

海晶乙女の闘海と組み合わせる事で真の力を発揮

リンク素材には水属性２体以上を指定しています。

【マリンセス】は海晶乙女シーホース１枚でＬＩＮＫ－３まで繋げる事が可能であり

そこからあと１体水属性モンスターを用意すればリンク召喚が可能です。

その海晶乙女シーホースを墓地から除外する事で手札から水属性を特殊召喚できるので

リンク素材を揃える事は難しくないでしょう。

ただ効果を考えるとただリンク召喚するだけでなく

出来るだけ海晶乙女の闘海がある状態で、

かつクリスタルハートをリンク素材にして出したい所です。

方法の１つとしてはまずクリスタルハートをリンク召喚し

そこからさらに水属性を１体だしクリスタルハートと一緒に素材にして

コーラルアネモネをリンク召喚、効果でクリスタルハートを蘇生して

コーラルアネモネとクリスタルハートでリンク召喚という手があります。

リンクマーカーは左右と斜め下２つに存在するヴァレルロードあたりと同じ配置です。

ＥＸ，メインモンスターゾーンどちらでも活用可能な使いやすい配置です。

①の効果はモンスターと戦闘するダメージ計算時に

装備されているマリンセスを特殊召喚しつつ

自身が受ける戦闘破壊と戦闘ダメージを無効にするというものです。

このカード自身にマリンセスを装備する事がない為

海晶乙女の闘海など別途マリンセスを装備するカードとの併用が前提の効果です。

一見防御向けの効果ですが海晶乙女の闘海で３体のマリンセスを装備していた場合、

１体特殊召喚した事を考慮しても３８００打点を確保でき

その上で特殊召喚したマリンセスでさらに攻撃が出来る為

攻撃的な側面も持ち合わせています。

海晶乙女マーブルド・ロックを特殊召喚すれば

海晶乙女の闘海込みで２７００打点に到達するので

モンスターの戦闘破壊にも直接攻撃のダメージにも大きな貢献が見込めます。

ＬＩＮＫ－２のコーラルアネモネでも２２００打点に到達するので

下級モンスター程度なら十分に戦闘破壊可能です。

②の効果は相手に破壊された場合に

墓地からリンク３以下のマリンセスを特殊召喚する蘇生効果です。

①の効果で元から戦闘破壊に対しては強いカードですが

この効果により効果破壊された場合にもフォローが可能となっています。

マーブルド・ロックを蘇生すればあちらの効果で戦闘破壊を防げますし

コーラルアネモネを蘇生すればあちらが除去されたとしても手札の補充が可能です。

マリンセス魔法罠を最大限に活用

このカードの場合ＬＩＮＫ－４のマリンセスという事が何よりもポイントです。

海晶乙女潮流で最低でも１６００のバーンが成立し

破壊さいれても海晶乙女雪花でマーブルド・ロックを特殊召喚可能です。

海晶乙女の闘海との併用を前提とした効果持ちである事も含めて

マリンセス用の魔法罠と組み合わせてこそ真価を発揮するカードだと言えます。