遊戯王VRAINS100話目の感想です。
令和はじめの遊戯王が100話とはまた随分タイミングがいいですね。
前回のあらすじ:シーホース!シーホースじゃないか!
目次
イグニスの力を取り込んだモンスター
相変わらずリンクヴレインズでの地獄絵図は続いており
人々が逃げ惑うのもむなしくニューロンリンクによって次々と貫かれ
意識を失って倒れていきます。
モブのクオリティは相変わらず高いです。
この10年前ぐらいの萌えを意識した絶妙なあざといデザインよ。
そしてボーマンはそんな彼らを生贄にするかのようにマスターストームアクセスを発動、
新たなリンクモンスターをエクストラデッキに加えます。
ハノイ3騎士はニューロンリンクを止める為に解析を急ぎます。
さてキメラ・ハイドライブ・ドラグリットの効果、
それはサイコロを振り、自身をエクストラデッキに戻す事で
出た目の属性に対応したモンスターをエクストラデッキから特殊召喚するというもの、
言うなれば大がかりな形態変化です。
サイコロは水属性を示しキメラ・ハイドライブ・ドラグリットはデッキに戻り
代わりに新たなLINK-5、キメラ・ハイドライブ・ドラグヘッド アクアを特殊召喚します。
アクア…つまりそれぞれの属性に対応したドラグヘッドはイグニスの名を冠するのでしょう。
ドラグヘッドアクアの効果、それはリンク先以外のモンスター効果を無効にするというもの。
これによりサイバース・クアンタム・ドラゴンによるバウンスは封じられてしまいました。
プレイメーカーは仕方なくカードを1枚伏せてターンエンドです。
そしてターンエンド時にドラグヘッドアクアはエクストラデッキに戻り、
再びドラグリッドが姿を現しカウンターが1つ乗ります。
毎ターン形状を変化させるという中々にボスらしいカードです。
お馴染みの遊戯王民度
ボーマンは言います、クアンタムを出すことは分かっていたと。
それはプレイメーカーに憧れ、畏怖するリンクヴレインズの人々の意識が
自分の一部となり結果としてプレイメーカーの思考を予測できるからとの事。
でもリンクヴレインズの人々クアンタム・ドラゴン知ってるんでしょうか。
リンクヴレインズの人々もプレイメーカーと相対する敵になっていると主張するボーマン、
しかしマスターストームアクセスの度にリンクヴレインズの人々を犠牲にしていては
いずれリンクヴレインズの人々がいなくなると主張するAi、
ですがボーマンはそれを否定、なんと今現在もアクセスする人が増えていると言います。
表世界では今回の件でニュースになっておりリンクヴレインズが大炎上、
その結果好奇心に負けてログアウトできないにも関わらずアクセスする人々が後を絶ちません。
そしてそうしてイントゥザヴレインズしてきた人々も次々と犠牲にしていきます。
まさに「好奇心に殺される」人々にどうしてこうも愚か者が多いのかと嘆くハノイ3騎士、
ボーマンはこうなる事が分かっていてわざとログインを可能にしていたのです。
人間が愚かな事を分かっていてそれを利用したのです。
とうとう島くんまでも・・・
ボーマンのターン、ドロー。またもやマスターストームアクセスを発動します。
そして今まで散々逃げ回って来たブレイヴMAXですが
ついにニューロンリンクの犠牲となり意識を失ってしまいました。
とうとうVRAINSにおける癒し枠までもが・・・。
まだ犠牲になっていないゴーストガールと財前晃は
ボーマンがアカウント順に犠牲者を選んでいるのではと推測します。
そうであるなら管理者権限でログインしている自分達はわずかながら時間に余裕があると
システムダウンをする方法がないかを模索します。
一方でハノイ3騎士も解析の結果、2つのリンクヴレインズが重なっている事が
システムを稼働する条件ではないかと推測、
リンクヴレインズ同士を引き離す方法を模索します。
「個」の必要性
ボーマンはプレイメーカーに感謝していると言います。
自分はプレイメーカーによって心を育てられたいわばプレイメーカーの進化形であると、
そして降伏を促します、もし受け入れれば吸収したデータは重要な位置で保管し、
ロスト事件に巻き込まれなかった幸せな人生の記憶を与えると。
勿論プレイメーカーはそんな提案には断固拒否、そんなものは必要ないと。
誰かの犠牲の上になりたつ理想などまっぴらごめんだと。
そのプレイメーカーの発言にボーマンは人間の枠に囚われるのは
自らの存在価値を貶めていると惜しみながら失望します。
さてまたもドラグリットのジャッジメントダイスが発動、
今度は炎属性、ドラグヘッド フレイムが出現します。
その効果は自身のリンク先以外のモンスターを全て破壊するというもの。
しかしこれは墓地のサイバース・シンクロンを身代わりにしてクアンタム・ドラゴンを守ります。
それならばとクアンタム・ドラゴンを攻撃して戦闘破壊、
ターンエンドしドラグヘッド フレイムは再びドラグリットへと戻ります。
ボーマンは言います、間もなく究極の世界が誕生すると、
全ての人々が1つの意思となって最良の結果を導き出す世界が誕生すると。
しかしそこには公正さも個人の意思も存在しません。
ボーマンはそんなものは必要ないと主張します。
そんなものがあるからこそ人々は対立して争いが絶えないのだと、
自分自身という究極の思考1つあればそれでいいと。
大分ボーマンの主張が悪役でよくあるタイプになってきました。
個人の意思など不要と主張するタイプのボスはメジャー所の1つですね。
プレイメーカーはそんなボーマンを孤独だと言います。
結局の所他の個を認めないという事なのですから。
プレイメーカーもかつては孤独であり復讐心しかなかったと言います。
しかし仲間と出会い、時には認め合い、時には争う事で
復讐以外の新しい道を切り開く事が出来たと言います。
対立し争う事もまた時には大切な事だというのがプレイメーカーの主張です。
ボーマンはプレイメーカーと自分の主張は同じだといいますがプレイメーカーはそれを否定、
イグニスと共に生き続ける道を信じます。
裏方チーム結成
さてデュエルの様子を確認していたファウストはある事に気付きます。
ボーマンがスキルを発動する時、そこには膨大なエネルギーが発生します。
そのエネルギーを発生させながらヴレインズの管理を維持する事は
さすがのボーマンでも難しいのではないかという推論です。
この推論があっていればボーマンがスキルを発動する一瞬に隙ができます。
しかしその隙をつくには3騎士達だけでは無理がある、
それならば内部にいる財前晃とゴーストガールの力を借りようという方針に至ります。
早速財前達2人にファウストから連絡が入ります。
先ほど話したスキル発動の一瞬のスキをついて
リンクヴレインズ同士を切り離す作戦の協力要請です。
散々自分たちを苦しめたハノイ達と協力する事に最初は抵抗を示す晃でしたが
彼らもリボルバーの仇を討ちたく騙す理由が無いとゴーストガールは説得、
晃もやるしかないと決断をします。
こうして晃組とハノイ3騎士という異色のチームが結成されました。
こういう敵同士が力を合わせる展開王道ながらも自分大好きです。
そしてゴーストガールは随分と懐かしい七つ道具を取り出してきました。
今回のはウィルス爆弾と呼ぶべきもののようで、
恐らくはスキル発動のタイミングで起爆できるような代物なのでしょう。
プレイメーカーのターン、ドロー。
まずクロックワイバーンからトークンでリンクスパイダーをリンク召喚、
プロトロンを特殊召喚しつつクロック・スパルトイもリンク召喚、
サイバネット・フュージョンをサーチしつつリンクリボーもリンク召喚し
クロックワイバーンを墓地から蘇生してサイバネットフュージョン発動、
前回のシンクロ召喚に続くようにサイバース・クロック・ドラゴンを融合召喚です。
その効果で攻撃力を5500まで上げドラグリットの攻撃力を上回ります。
そしてAiが自信満々に告げます。
「今がギャフンと言うタイミングだぜ、ボーマン!」
いやぁギャフンなんて言葉久しぶりに聞きました。
とうとうコメディリリーフ枠だった島くんまで犠牲になってしまいました。
この手のキャラはなんだかんだギャグキャラ補正が働くものですが容赦がありません。
スキル発動する度に次々と一般の人々が犠牲になっていくのは絶望感半端ないですね。
次回予告 101話『迷いなき本能』
ニューロンリンクがある限り勝ち目はない
ボーマンの圧倒的な力を前にプレイメーカーが立ち尽くす
もはや一刻の猶予も残されていない中
Aiの脳裏にあるある考えが
彼を決死の行動に駆り立てる!
どうやら3騎士と晃ゴーストガールペアはニューロンリンクの破壊に成功するものの
ボーマンはすぐさま修復しようとする様子です。
しかしそんな中Aiが何か行動を起こす用です。
他のイグニス達が犠牲になっていきましたが
もしかしてここに来てAiも犠牲になってしまうのでしょうか。
何をする気なんでしょうね、わざと吸収されて内部干渉とかでしょうか。
そしてボーマンがめっちゃ悪い顔してます
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