遊戯王ヴレインズ99話の感想です。
前回のあらすじ:最期にAiにデレるリボルバー・・・
目次
最後のデュエル
デュエルを始めようとするプレイメーカーですが
ボーマンは相応しい場所で決着をつけようといい移動します。
付いた先はセントラルステーションの広場、
リンクヴレインズの中心となる場所がボーマンが選んだ決着の場でした。
2人のデュエルを生き残ったハノイ3騎士が見守ります。
同じく生き残った財前晃とゴーストガールは人々が閉じ込められたこの状況を打開しようと
システムをハッキングし、1度全て強制ログアウトさせて再起動させようという判断です。
強制ログアウトは閉じ込められた人々に強い精神ダメージを与えるようですが
非常時なので四の五の言っていられません。
一方で同じく飛ばされてきたカエルと鳩のマスコミコンビ、
ボーマンは用済みとして彼らに取り付けられた首を解除して解放しますが
カエルは今更自由がなんだと彼らのデュエルを中継する決意を表明、
外してもらった首輪を再び装着します。いやそこは別に装着しなくていいよね?
まあ彼なりの決意の証って事なのでしょう。ボーマンは起爆する気ないでしょうし。
どんな世界を作り出す気なのかとの問いにデュエルで明かされると答えるボーマン。
そしてボーマンは地、水、炎、風、光、5体のイグニスの力をデュエルディスクに送り込み
新たなるデッキを作り上げました。
それと共に上空に巨大な緑の光が生み出されます。
どうやらイグニスアルゴリズムのようですね。
プレイメーカー達はそのイグニスアルゴリズムから嫌な気配を感じ取ります。
イグニスの力を使うボーマンに俺達は道具じゃないと怒るAiですが
ボーマンは道具ではなく私の一部だと返します。
イグニスを1つにする為に作られた自分こそイグニスの力を最大限に発揮できるのだと。
そしてプレイメーカーとボーマン、2人のマスターデュエルが開始されました。
何の光!?
この緑のイグニスアルゴリズムは本来のリンクヴレインズにも表れていました。
そしてそこから触手のようなものが伸び、人々の脳天を次々と突き刺します。
傍にいたブレイヴマックスが声をかけるも刺された人々からは反応がありません。
そして同時にリンクヴレインズにいるプレイメーカーが人々の気配を感じるようになります。
またロボッピは自分に映し出された映像に疑問を感じながらも
ご主人様であるAiの応援をしています。
自分は馬鹿なのかと思いつつ突然馬鹿は禁止用語ですとノリツッコミしたりと
着実に自我のようなものが現れていますね。
先行はボーマン。
まずハイドライブ・ブースターからLINK-1、グランド・ハイドライブをリンク召喚
そこからさらにブースターからクーラント・ハイドライブを出し
この2体でツインハイドライブナイトをリンク召喚します。
すると今度はLINK-2のツインハイドライブナイトを素材にして
LINK-1のバーンハイドライブをリンク召喚しました。
この本来であれば損となる行為にAiも驚いています。
そんな事は気にもせず3体目のブースターからフロウ・ハイドライブをリンク召喚、
通常魔法「ハイドライブ・リビルド」を発動しバーンを破壊、
墓地からツインハイドライブナイトを蘇生します。
バーンが破壊された事でトークンを生成、
それを素材に新たなLINK-1、オルタレイション・ハイドライブをリンク召喚です。
その効果はハイドライブ1体を選択して破壊、
それよりリンクマーカーの少ないハイドライブを墓地から可能な限り蘇生するというもの。
これによりツイン・ハイドライブを破壊してLINK-1のハイドライブを一斉蘇生させます。
この効果の為に損になる事をしつつも墓地にLINK-1を溜めていったのですね。
カードは創った
ボーマンの動きはまだ終わりません。
ハイドライブ・エレメンツを通常召喚しそれを素材に再びグランド・ハイドライブをリンク召喚、
そしてエレメンツが素材になった事で属性を1つ、今回の場合光を選択し
オルタレイションの属性を地から光に変更します。
これで地、水、炎、風、光5属性のリンクモンスターが揃いました。
AiはリンクヴレインズにLINK-5はいないと言いますがそれに対しボーマンは笑って返します。
無ければ創ればいい、私にはそれができると。
そしてもはやお馴染みとなったマスターデュエルにも拘わらずスキルを発動します。
イグニスアルゴリズムは更に人々を大量に突きさし、大勢の人々が逃げ惑います。
それと同時にプレイメーカーは人々の悲鳴を聞きますがまだ悲鳴の正体にはたどり着いていません。
そして巨大なデータストームが現れます。
ボーマンが発動したスキルは「マスターストームアクセス」。
なんと1ターンに1度、エクストラデッキにサイバース族を加えます。
そしてカードを加えたと同時に貫かれていた人々が一斉に倒れていきます。
まるでカードの生贄にされたかのように。
倒れた人々は意識を失っており、
生き残った人々は光に当たると死んでしまうと逃げ惑います。
そしてそんな人々を生贄にして造られたカードのサーキットコンバインを生成、
召喚条件は属性の異なるリンクモンスター5体、
ボーマンはフィールドに揃えた5属性のハイドライブを素材にして
LINK-5、キメラ・ハイドライブ・ドラグリットをリンク召喚です。
前代未聞となるLINK-5のモンスター、
多数の頭を持つ龍のような姿はヤマタノオロチを彷彿とさせますね。
この状況を見ていたハノイ3騎士達は
人々を利用してこのカードを作り上げた事を推測します。
ボーマンはプレイメーカーに聞こえている悲鳴はリンクヴレインズの人間たちの意識と答え、
人の脳を極限まで利用するシステム、ニューロンリンクを開発したと言います。
このカードは何万というリンクヴレインズにいた人間の演算能力を使って生み出され、
そして脳の力を一気に使う事になった人間たちは抜け殻になってしまったと言います。
つまりはボーマンがカードを生み出す度に何万という犠牲者が出るわけです。
全てを1つに
人々を犠牲にするその非道な行いにライトニングとやってる事が同じとAiは避難しますが
ボーマンは「人質に取り、デュエルに水を差す為に行っているライトニングとは違う」と
あくまでデュエルは正々堂々と行うと、
人々を犠牲にする事は問題ないとでも言うような詭弁を言います。
それに意識を奪われた人々は死んではいない、永遠に自分の一部となって生き続けると、
そうして全ての人々が自分の中で統一されて生きる事が理想郷だと告げます。
いわゆるエヴァの人類補完計画のように
「全人類を1つにしてしまおう」系の思想ですね、
ラスボスの目的としてはお約束の1つです。本人は善意な分タチが悪い奴です。
Aiはそれを独裁者として否定、ボーマンはAiの解答を残念だと思いつつも
最初から理解を得られるとは思っていなかったと告げ
そしてデュエルに自分が勝てば世界のネットワークを掌握、
現実の人間も全て自分の意のままになると独裁を続ける意思を続行します。
ボーマンはこれでターンエンドです。
プレイメーカーのターン、ドロー。
まずウィジェット・キッドを召喚しその効果でサイバース・シンクロンを特殊召喚、
そしてウィジェット・キッドのレベルを6にしつつ2体でチューニング、
サイバース・クアンタム・ドラゴンをシンクロ召喚です。
キメラ・ハイドライブ・ドラグリットをデッキに戻そうという魂胆ですが、
ボーマンは最初からお見通しだといい再びスキルを発動します。
どうやらこのスキル、フリーチェーンだった模様です。
そして再度人々から悲鳴の声が上がります。
ボーマンは言います、「見て感じるがいい、君たちの想像を超えた私のデュエルを」と。
その目はまさに人を超越したような、それでいてどこか狂気に満ちたものでした。
さて平成最後のVRAINSにして恐らく2期の決戦であろうデュエルが始まりました。
そしていつか来るかと思いましたがとうとう来ましたねLINK-5、
そのうちLINK-6やLINK-7、LINK-8も出てくるのでしょうか。
それに対抗してプレイメーカーはシンクロを出しています。
この流れだと融合やエクシーズも勢ぞろいさせていく方向性になりそうですね。
そしてリンクヴレインズ、想像以上に地獄絵図になっています。
ボーマンの野望が達成されればまさしく人類全滅って感じになりそうですね。
次回予告 100話『ねじれた理想郷』
拡大していくニューロンリンクの被害によって
積み上げられていくアバター達の屍の山
これが新世界への第一歩だというのか
まさに悪夢のような状況の中
ボーマンの力はさらに増幅していく
次回はいよいよ令和最初の放送にして記念すべき100話目となります。
毎ターンストームアクセスは相当にエグいようで
プレイメーカーは防戦一方って感じになるようです。
一方でデュエルを観察していたハノイ3騎士が何かしら手を打つみたいですね。
そしてリンクリボーの勇士が映っています。
なんだかんだ要所要所で活躍してますよねリンクリボー。
コメント
さすが二期のラスボスなだけある
わりと3期ボスのハードルを上げて来た所あります